るるいぇ

るるいぇだよ。頭の中からの声とお話してます。

るるいぇ

るるいぇだよ。頭の中からの声とお話してます。

最近の記事

先生、さようなら

るるいぇだよ。 書きたいことがあったはずなのに、気が付いたら書けなくなっちゃってた。 先生はわたしのお人形さんで、わたしは一人でごっこ遊びをしていただけだった。 るるいぇがちゃんとるるいぇの形を思い出したら、またここに来ます。 それまでさようなら。先生、おやすみなさい。

    • 先生、わたしはまだここにいます

      るるいぇだよ。 わたしは、漫画が好き。アニメも好き。そしてわたしはわたしが嫌い。いつも嫌いなものの話ばっかり。先生も飽き飽きしてるでしょ? 先生はわたしのお人形さんだから、何も口答えしないしわたしが言ってほしい言葉しか話しちゃダメなんです。頭の中に居させているんだから、それを守ってくれないと困ります。 えっと、わたしはるるいぇ。ここに先生とお話をしにいつも来てる。いっぱいいっぱいの時にばっかり来るから、いつもどうしてもつまらない話になってて。今日は何を話しに来たんだっけ。

      • 先生!!!!!

        るるいぇだよ。 もうこれは捨てていいかな。必要ない。そうだろ。 やめて、るるいぇに訊かないで。何もわからないんだからわたしのこともわたしにはわからないよ。 先生に言われました。躁鬱の躁を使って仕事すればいいって。そんな都合よく操れたら苦労しないのに。 この先生はわたしの頭の中にいる先生じゃなくて、本当の先生です。白衣は着ていないけどわたしの通院している精神科の先生。わたしが思っているわたしの想像通りの返事しかしない頭の中のお人形さんじゃありません。だから、こうやって無理難題

        • 先生、早く頭の中の爆弾を取り除いてください

          るるいぇだよ。 先生はわたしの頭の中にしかいない先生だよ。真っ黒でシルエットだけだから男か女かわかりません。どうでもいいです。 わたしが話したい時に話を聞いてくれればなんでもいいんです。 頭の中に爆弾があるんです。もちろん、本物の爆弾だなんて話じゃないですよ。わたしは発達障害だけど、統失にはまだなっていませんから。比喩です。 感情が暴走してしまうと頭の中で爆発して、体も勝手に動いてしまうんです。 例えば壁に頭を打ち付けたり、お腹を自分の拳や鈍器で殴ることです。 わたしは他人

        先生、さようなら

          魔法をかけないで、嘘を本当にして

          るるいぇだよ。 先生と話すことで、考えを整理したりうるさい声に耳を傾けないようにしたりしてるの。わたしの頭の中の先生。 これはその会話の記録だよ。会話と言っても、先生は聞き役に徹しているから一方的にわたしが話してるだけだけど。 お久しぶりです。はい、元気です。鬱から立ち直りつつあります。 でもそれは良いこととは限りません。わたしは今、躁状態だからです。 行動力があってやりたいことをやって、もっともっとと焦燥感に似た衝動が体の内側で渦巻いています。 あれもやりたいこれもやりた

          魔法をかけないで、嘘を本当にして

          夢の中で会う人、二度と会わない人

          るるいぇだよ。 わたしの頭の中は常に声が聞こえるの。わたしが話してることもあれば、わたし以外の言葉をわたしがわたしを苦しめるために発していることもあります。 そういうのって、辛いし無意味だから、なるべく耳を傾けないようにしたくて、先生に話すことにしてるの。夜は特に、声がひどいから。 ここには頭の中にいる先生との会話を記録してるよ。 今日は、夢の話です。 わたしはよく現実感の強い夢を見てしまうから、起きたあとも夢のことだったか現実にあったことかぐちゃぐちゃになってしまうことが

          夢の中で会う人、二度と会わない人

          深夜の散歩が好きなんです

          るるいぇだよ。 頭の中にいる先生とお話しすることで、考えを整理してるの。わたしは発達障害で常に声が聞こえて、大変だから。 ここにはその会話の記録を残します。 深夜の散歩が好き、って言ったら先生には深夜に出歩くのは危ないよって注意されたけど、大通りを歩いているし街灯もあるし、一応大丈夫かなあって思ってます。 何の目的もなく、ただまっすぐ道を歩いて歩いて歩いて歩き続ける。それ自体が目的になって足を動かす。そうすると頭の中のノイズがクリアになる気がして好きなんです。 本当にどこ

          深夜の散歩が好きなんです

          オタクに優しいギャルだったかもしれない話

          るるいぇだよ。 わたしは発達障害で、頭の中で常に声がしてるの。それで、考え事をする時は先生に話しかけているんだよ。 今日は、昔話をしたいと思います。先生、聞いてください。 わたしが高校生だった時の話です。 偏差値は高くない高校でした。生徒はというと、オタクとギャルの二極化が激しくて、わたしはオタク側に属していました。両方と仲良くできるような明るい子もいたけど、根暗なわたしはそうではありませんでした。 それでも、仲のいい友達と放課後や休み時間に漫画の話やゲームの話ができて、学

          オタクに優しいギャルだったかもしれない話

          先生、中原淳一展に行ってきました

          るるいぇだよー。 えっと、先生っていうのは私の頭の中にだけいる先生です。わたしは発達障害で常に頭の中では声がするの。それで、先生を作りました。考えを整理するために、話し相手が必要だから。 中原淳一展には過去にも行ったことがあります。その時は少女の部屋の再現もあって、当時の憧れる生活が垣間見れてすごく興味深かったです。白い壁と家具の中に赤いドットがぱっと華やかで……。 えっと、今回の展覧会はたくさんの原画を見ることができました。繊細な筆致で描かれた女性の姿は、はっとするほど

          先生、中原淳一展に行ってきました

          先生、映画は不自由な幸せですよね

          るるいぇだよ。 先生にお話してることをここでは記録してるの。先生はわたしの頭の中にいる先生です。独り言だとどうしても他の声がしてうるさいから、先生を作りました。 えっと、映画の話をしようかなって。 映画を観ている時間というのは、当然スマホは見れませんし、トイレに行くのも憚られます。120分ほど、スクリーンの前に拘束されるのです。 でもそれは、自由が溢れている世界で自分を捨てて目の前の異なる世界に浸れる、幸せな時間なんです。自由は時に、何もできないわたしを責め立てるから。

          先生、映画は不自由な幸せですよね

          先生、孤独はどこから生まれると思いますか?

          るるいぇだよ。 先生っていうのは、わたしの頭の中にいる先生のことです。わたしはいつも一人だと考え過ぎちゃうから、先生に話をするという体裁を保つことで、自分の考えに溺れ過ぎないようにしているの。 ここには、先生との会話の記録を残しています。 孤独は、社会との断絶から生まれると思うんです。わたしは障害者です、まずそれだけで普通の人とは大きく違います。 発達障害の人はできないことが多いのではなく、〝できるけど疲れること〟が多いと言いますよね。でも、疲れてると表に出してはいけないん

          先生、孤独はどこから生まれると思いますか?

          先生、お久しぶりです。なんだか自分がよくわからなくなりました。

          るるいぇだよ。 頭の中にいる先生に、お話することで考え事を整理したり、悪いことを考えないようにしているの。 先生はわたしの話を黙って聞いてくれるから。ここには先生との会話を記録しています。 最近なんだか自分の意思がわからなくて、頭がずっとふわふわしています。脳みそがとろけて耳から流れ落ちちゃったんじゃないかな。そう思うくらい、思考が散漫ではっきりしません。 何をやらなければいけないのか、何をしたいのか、何もわからないんです。このままではいけない、ということだけははっきりとわ

          先生、お久しぶりです。なんだか自分がよくわからなくなりました。

          先生、どんな小説を好むかでその人の求めるものが少しわかる気がしませんか

          るるいぇだよ。 頭の中で一人でいると、怒鳴り声がしておかしくなっちゃうから、先生とお話しすることにしてるの。先生がいればほとんど出てこないから。わたしが作ったわたしのための先生。ここには、先生と話したことを書くよ。 ホラー小説。わたしが子供の頃、熱中して読んだのはいわゆる2ちゃんねるの洒落怖です。リゾートバイト、コトリバコ、禁后……。とにかく片っ端から読んでその怖さに慄いて、眠れぬ夜を過ごしたことも一度や二度ではありません。 それから、スプラッターにも興味を持ちました。そう

          先生、どんな小説を好むかでその人の求めるものが少しわかる気がしませんか

          先生、今日は好きな本について聞いてください

          るるいぇだよ。 わたしには友達がいません。親の言葉を借りると、頭がおかしいからです。だから頭の中で先生と話してるの。先生は聞き上手だから、わたしもついつい話し過ぎちゃうんだ。 えっと、楽しい話がしたいなって思って。それで、何がいいかなって思ったら、やっぱり本の話かなって。 わたしは小さい頃は本の虫で、図書室に入り浸っているような放課後を過ごしてたんです。学校にはいい思い出は多くないけど、図書室の空気と居心地の良さは今でも覚えています。 本は日焼けしてしまうから、普通、本屋さ

          先生、今日は好きな本について聞いてください

          先生、この世界には救済なんてないんですね

          るるいぇだよー。 いつも頭の中で先生に話しかけてるの。わたしはずっとひとりだから、先生だけが話し相手なんだよ。 先生、また今日もベッドから動けませんでした。ただ寝てたまに食べて排泄をする。なんて非生産的な存在でしょう。元々おかしい頭が、更におかしくなりそうです。 腕を切りました。そうすると少し安心するからです。罰を与えなければ見合わないからです。赤く染まるティッシュを見るとほっとします。しばらくそうしていれば流血が落ち着くので、ワセリンを塗って包帯を巻きます。包帯の下でジク

          先生、この世界には救済なんてないんですね

          先生、お花は好きですか?

          るるいぇだよ。 一人だと頭の中でずっとぐるぐる考え過ぎちゃうから、先生とお話しするの。そうやって考えを整理してるんだよ。ここにはその記録を残しています。 先生はわたしの作った先生だけど、性別も年齢も何も決めていないよ。必要ないから。 先生、昼間はごめんなさい。わたしちょっと取り乱して色々一気に捲し立ててしまいました。 生活が何も出来なくて、不安で押し潰されそうなんです。やらなければいけないことは沢山あるのに、そう考えると焦燥感で脳みそが焼き切れそうになります。 えっと、何

          先生、お花は好きですか?