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先生、早く頭の中の爆弾を取り除いてください

るるいぇだよ。
先生はわたしの頭の中にしかいない先生だよ。真っ黒でシルエットだけだから男か女かわかりません。どうでもいいです。
わたしが話したい時に話を聞いてくれればなんでもいいんです。

頭の中に爆弾があるんです。もちろん、本物の爆弾だなんて話じゃないですよ。わたしは発達障害だけど、統失にはまだなっていませんから。比喩です。
感情が暴走してしまうと頭の中で爆発して、体も勝手に動いてしまうんです。
例えば壁に頭を打ち付けたり、お腹を自分の拳や鈍器で殴ることです。
わたしは他人に危害を与えていないので全く問題ないと思いますが違うんでしょうか。先生はどう思いますか。

頭を壁にぶつけたら脳細胞が死んじゃって、ただでさえバカなのにもっとバカになってしまいます。それはいやだから、爆弾を取り除きたいんです。わかりますか?
爆弾が取り除けないなら、爆弾が着火するのを防げばいいんです。感情に火を点けるのは何か。先生なら知っているでしょう。
疲労、ストレス、不満、怒り、それらが燃えて一気に焼け野原にしていく景色を何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も先生だって見てきたよね。

わたしは最初こんなつもりじゃなかったんだよ。でもどうしてもこういうことしか言えないみたい。
悲しい生き物ですねと笑ってください。先生の顔は黒塗りでわからないけどせめて笑い飛ばしてくれれば報われます。
だってあまりにも惨めで情けなくて、生きてることが疎ましくなっちゃうから。

浮かばれないよね。この世は地獄と地続きで、天国とは切り離されているって知っていましたか?
別にスピリチュアルな話でも宗教的な話でもないですよ。これも比喩です。そういうことです。

るるいぇは、楽しい話もしたいよ。でもわたしの中は空っぽだから何も出せないみたい。それが普通なのかな。普通って何かな。
普通は普通の人は、わたしとは違うってことはわかります。じゃあみんなは楽しい話もできるはずです。
わたしもみんなみたいに楽しい話ができればわたしも普通の人みたいに振る舞えるってことになります。
普通の人みたいに振る舞えれば、わたしも報われるはずです。

そのためには爆弾をなんとかしないといけません。具体的な解決案を考えて実行すべきです。自分を傷めつける以外の方法で対処すればいいのです。でも言うは易く行うは難しです。どうしたらいいのか考えて実行しなくてはいけません。どうしたらいいのか考えて実行しなくてはいけません。

いつも同じ話堂々巡りでごめんなさい。でも先生が何も言ってくれないからわたしは変えられなくて。
早く良くなるといいね。
先生、さようなら。またそのうちお話しましょう。

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