見出し画像

しょうがない現実は、真摯に受け止めるか、変えようと行動するしかない

大学生の生活がいきなり苦しくなった。

親戚に頭を下げまくってきた大学。本当に来たかった大学だからこそ、充実していた毎日を送っていた。

これまでの3年はほんと順調だった。家賃は今親が払ってくれている。学費は奨学金で賄っている。あとのすべては全てアルバイト代でなんとかする。友人と遊ぶのも、洗剤などの日用品も、水道代とかも、携帯代や飲み会代も、旅行代も全て自分。

それでも楽しかった。どんだけいそがしくても楽しかった。でも今はもうなにもできない引きこもりで自分の貯金と毎日にらめっこしてる。

最近ではお金の余裕だけじゃなく心の余裕がなくなってきてる。そんな大学生の思いをみなさん少しだけ聞いて下さい。

今まで、今の当たり前の生活がどんどんなくなっているなんて思ってもいなかった

コロナウイルスの影響は経済のいたるところでている。最初は飲食店や観光産業への影響や医療機関への影響をニュースで見るだけだった。

直接的に私のバイト先も影響をうけ、つぶれるかつぶれないかの瀬戸際だった。だからバイト先を救いたいと思って、だから自分でもできることを探し行動してきた。

でも、私はどこかでコロナの影響で自分の生活が苦しくなると思うことは他人事だった。すこしだけ影響がでるだけでなんとかなると思ってた。

お家から出られなくなる。上京して一人暮らしで、帰省もしないようにする。友人とも軽く会えない状況。そしてアルバイトがなくなる。

貯金の自分の金額が毎日すこしずつ減っていく。ただ永遠に増えることがない数字を見てもう2か月。

でも、本当は、大学生である自分がコロナの影響をうける一番の当事者だった。バイト代はなくなって生活費は困る。就活が中止になる。大学の授業の機会が減る。

いろんな「あたりまえ」の生活ができなくなって、一人暮らし4年目でいきなり心ぼそくなった。

コロナで4分の1の授業の機会がきえた。27万円分の授業の機会が消えた

私立大学の一年の大学の授業料は文系は100万、理系は120万円ぐらいが相場。

春学期の授業数がなくなってしまうから「休学」を考えている人もいる。でも、その半年の卒業を伸ばすだけの家賃などの生活費を払える世帯が今どのくらいいるか考えたとき、ほとんどの学生はそんな簡単に決断できない。
富裕層はそんな多くはない。

コロナの影響をうけ今まではなかったオンライン授業の導入など大学側もたくさんの対応に追われているのも知っている。

でも。今の私にとっての27万円はとっても多い金額。

学生のほとんどは103万円の扶養の中でアルバイトをしている。その中の4分の1ものお金をどぶにすてた感覚と同じなの。

東京の今の最低賃金は1013円だから1100円のアルバイトが普通だと計算して、245時間分・・一日8時間働いたとして30日以上かかる。

たしかに、学費は単に授業だけにはらわれているだけじゃないってしってる。いろんな人とのコミュニティ、機関とのつながり、もちろん横のつながりや斜め上のつながりまでできる事はたくさんある。それでも、今の大学生の私にとって授業が減るって相当大事な時間が無くなってことなんだ。

私だけかもしれないけど、親族に頭を何度も下げてやっと入って勉強してきた大学。これまでの3年間も自分なりにしっかり勉強をしてきた。そしてその学びを実生活にも応用してきた。それなりの価値があるとわかって選んだ選択。こんな不条理な立場で不快な気持ちを持たないわけない。

バイトがなくなって、金銭的に余裕がない。お金に敏感に反応するようになると心の余裕もなくなった

「コロナ収まったら○○できるといいよね!」

友人がいつものトーンで明るく話しかけてくれる。でも、その言葉をうまく受け入れられなくなった。

「お金の余裕があるからいいよね。」

って思っちゃう自分がいる。普段ならそんな感じにはならないはずなのに。そのまま会話を楽しめるはずだったのに。

今では、来週のお金を心配するようになった。4年生だから卒業旅行なんて時期的にもういけない。そもそもお金がない。

次はいつ家族に会えるんだろうか。帰省するにも一回の帰省で3万円は交通費がかかる。バスで行けば1万5000円。それでもそのお金が今年はだせるのか。

自粛してるけど、お米買うのすこし大きい買い物だな。。っていうレベル感でご飯を選ぶようになった。いままででもだいぶ節約していたのに。

シャンプーも安いのに変えた。一番は我慢できない洗剤代。絶対洋服は洗わないといけない。だけど、その洗剤を一つ買うのでさえ、躊躇してしまう。

だって、これからアルバイトが増えるなんてすぐは来ないだろうし、アルバイトの求人サイトは遠方か肉体労働か・・そんな求人サイトをスクロールする毎日だった。

いつもならもっと時間に余裕があるから、自分の学問について図書館でまなんだり、会ってみたい魅力的な人にコンタクトをとって会いにいってみたり、ともだちを会ってたくさんしゃべったり。運動したり。

家にいすぎるからか、1日だれとも会わないから声を発さない生活をしているからか、、でも、お金もないし、コロナがあぶないし、しょうがないのもわかっている。

でも、苦しんだ。閉鎖的な感情になるんだ。

しょうがない現実を真摯に受け止めるか、現実を変えようと行動するしかない

みんなしんどいのってわかってる。

コロナウイルスで有名人がなくなったり、毎日報道されるニュース感染者数・・いまにもつぶれていきそうなお店・・みんな苦しいのもわかっている。だから今の自分も苦しいのも分かってる。

もう十分落ち込んだ。でも落ち込んだってなにも変わらない。だから自分ができる何かをやっていくしかない。

私はまず自分がよく知っているバイト先から始めた。

バイト先の顧客が減ってバイトがなくなるなったから、バイト先の顧客を増える方法を考えた。

コロナでバイトがデリバリー、snsの運用、お持ち帰り、出張シェフ、クラファンも進めてる。まだ労働時間に対していまは収入はないけど、なんとかいつかはリターンが帰ってくる気を信じて、。

少しずつ閲覧数がのびたり、何かアクションがおきたり。今日の午後も「みのとぅいーつ」に応募してみたり。

時給換算したらひどいもんだけど、それでもやっていくしかない。今の私にしかできないことを見つけたから。

だからこれを少しでも広げるように文章でお手伝いするっていう活動もしてる。

みんながすこしずつ苦しいのを分け合って、これからの幸せを信じれる世界になるといいな。

私も私なりにがんばってみてる。

がむしゃらに頑張ればいつかなんとかなるときがきっとくる。

だから、あなたもあなたなりに、このひどい波をのりこえよう。

P.S.
最後まで読んでくれてありがとうございました。感情で書いてしまった部分が多いのですが、私のような人はすくなくてもいるのではないのでしょうか。そんな人のことをいろんな人にもっと知ってほしい。そんな思いで書きました。感想をコメントで聞けると嬉しいです。この記事を読んだ人に少しでも救われる人がいますように。

#女子大生 #大学生 #エッセイ #コラム #日記 #自分 #note感想文 #学費 #アルバイト #コロナ #大学 #貧困 #行動するしかない #自粛 #ひきこもり #受け止める  

この記事が参加している募集

サポートしていただいたお金は、今後の生活費や活動費として大事に使わせていただきます。一生懸命に感情を言葉にして行きたいと思っています。よろしくお願いします。