成功ってなに?
「夢を叶えるゾウ」
ずっと読みたかった本。
自分が前より成長したこと。まだ足りていないこと。
読み進めていくうちにそれが分かってきた。
行動すること
大事なことは思ったよりシンプル。
簡単ではないけれど、できないことではない。やる気になれば誰だってみんなできること。
ただ実行するかしないかの違いだけ。
知ることではなく、行動して、経験することによってでしか自分を変えられない。
受け身になってはいけないなと改めて実感した。
どれだけ主体性を持って積極的に、また、自分が行うことに対して責任を持って、実際に行動に移して実践できるかが鍵だと思う。
私はここ一年ほど、とにかく行動する、というのを徹底してきた。
そういう面では、これらのことはもう既に自分のものにできているような気がする。
自分がやりたい事も、好きなことすら分からなかった一年前と比べれば大きな進歩だとも思う。私はとっても成長したと言い切ることができる。
成功だけが人生ではない
しかし、私には間違った思い込みをしていることがあった。
「成功しても、成功せんでも、気張って目標に向かって努力しても、つい誘惑に負けて寝てしもても、ワシ、自分のこと好きやで。」
「成功だけが人生やないし、理想の自分あきらめるのも人生やない。ぎょうさん笑うて、バカみたいに泣いて、死ぬほど不幸な日も、世界を閉じたくなるようなつらい日も、涙が出るような美しい景色も、全部全部、自分らが味わえるために、この世界創ったんやからな。
世界を楽しんでや。心ゆくまで。」
私はガネーシャのこの言葉にジーンときた。
成功とか、夢を叶えるには、とかそんなことばかりが書いてあるから、はっきり言われずとも、成功することが良いことなんだと思い込んでいた私はハッとさせられた。
と同時に、成功することが全てではないと知ってどこかほっとした自分もいた。
私はこれまでの人生、何かを成し遂げたくて、何か結果を残したくて必死だった。人生に焦って、生き急いでいたのかもしれない。
早く成長したくて、色々なことに挑戦した。それに向かって沢山の努力もした。そして同時に、沢山の失敗をしてきた。その度に落ち込んで、でもまた新たな目標を持って何度も立ち上がった。
それでも、上手くいかない自分に落ち込んだり、怠けたくなってしまう自分にイライラすることもあった。
だから、夢を追うのと同じくらい、「今、ここ」を感じることも、どんな自分もどんな日も受け入れることが大事だと気付けて、少し心が軽くなった。
そういえば、私が最近よく話をする先生も同じようなことを言っていた。
完璧さんより、うまくいかねーなーって愚痴をこぼしながらも、何かにチャレンジしたり、楽しむことを忘れずに生きてる方が人間味があって好きだな、って。
(この言葉、心に刺さりました。ありがとうございます。)
成功よりも、当たり前のことに日々感謝して、人生の一瞬一瞬を全力で感じて楽しむことの方が必要なのかもしれない。
成功ってなに?
結局のところ、成功するために頑張るって本質的ではない。本当に成功することだけが目的だったら、本心には周りに認められたいとか、肩書きが欲しい、等々の自分の利益のためだけなのだと思う。そうなると、もしそれが得られても、一時の喜びだけでそれは長くは続かない。すぐに消失感や焦燥感に襲われる。
それゆえに、本当の成功とは、
「周りの役に立ちたい」「喜ぶ顔が見たい」などの動機で始めたことや、それが目標である時、それが達成できた瞬間瞬間のことを指すのではないかと私は思う。一回ではなく、連続的に。何度も。
そしてそこには必ず、自己の利益だけではなく、他者提供や他者への思いやり、感謝が含まれていると感じる。
例えば、美容師になりたい!という夢は、お客さんの髪を切ったりして誰かに認められたいとかではなく、大抵は髪を切ることでお客さんに喜んで欲しい、などという思いがあるからだと思う。
そうすれば“美容師になった”という夢が叶って成功した後も、それを続けていくことができる。美容師になること自体が最終的な目標、成功ではないからだ。その後も、お客さんに満足して喜んでもらうためにはどうしたらいいのかなど、もっとその先を追い求めることができる。
成功ってそんなに凄いことを成し遂げないといけないわけではない。きちんとした職業とか立派な目標(世界平和!環境を守る!みたいなの)でなくても、自分で決めたことなら何でもいいと思う。
自分が何を夢として、何を成功とみなすかで人それぞれ変わってくるから。
大事なのは、周りに何と言われようと、自分がそれって決めたのなら、責任持って自分だけは自分を信じてあげること。
成功だけを追い求めずとも、日々起こる出来事や瞬間を全身で感じて、感謝して、楽しんで生きることを目標にしたっていい。
少なくとも、私はそうする。
宣誓
自分自身と向き合って、夢を現実にするため行動する。
そしてその上で、どんな自分でもどんな1日でも、認めて受け入れて、「そんな時もあるよね、オールオッケー、また楽しんで頑張ろう」と笑って言えるくらいの人になる。
一度きりの人生、
全身で世界を感じて、全力で楽しんで、日々感謝して、夢に向かって全力で突っ走る。
〜今日の言葉〜
誰に言われるでもなく、勝手に想像してワクワクしてまうようなんが夢やねん。考え始めたら楽しゅうて止まらんようになるのが夢やねん。
身の回りにあるモノ、ともだちや、恋人、親、日々出会う人、動物、空気や水、緑、それもこれも全部、自分が生きるために存在してくれてるもんや。当たり前のようにそこにあるけど、ほんまは有難いものなんや。
by ガネーシャ
いただいたサポートは、リナ大学フィールドワークと勉強のための書籍購入の資金として使わせていただきます🌿