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僕の洋楽愛聴盤

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「僕の洋楽愛聴盤」記事のまとめです。洋楽のロック、jazzのアルバムが中心です。
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#ハードロック

『ACE of SPADES』モーターヘッド 僕の洋楽愛聴盤vol.43

『ACE of SPADES』モーターヘッド 僕の洋楽愛聴盤vol.43

HR/HMとパンクの融合

モーターヘッドを聴くと、いつもこの感覚がします。いわゆるメタルとも違う。パンクでもない。でも疾走感のある楽曲とレミーのしゃがれ声がたまらなくカッコいい。中でもこのAce of spadesはロック史に残る名曲だと思います。

思い出のラウドパーク10

オジーがヘッドライナーだったラウドパークは、面子も素晴らしく最高の回でした。正直、それまでモーターヘッドは聴いたことは

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『Contraband』ヴェルヴェットリボルバー 僕の洋楽愛聴盤vol.42

『Contraband』ヴェルヴェットリボルバー 僕の洋楽愛聴盤vol.42



ちょうどガンズに飢えていた時に

90年代後半からガンズアンドローゼスが沈黙します。スラッシュやダフ マッケイガンといった主要なメンバーが脱退し空中分解。
もうあのガンズサウンドを聴く事は出来ないと思ってました。
そんな時、2002年。Velvet Revolver結成のニュースが!スラッシュはソロアルバムを出してはいましたが、本格的なバンド結成に歓喜しました。

衝撃の1stアルバム

1s

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『FIREHOUSE』ファイヤーハウス 僕の洋楽愛聴盤vol.38

『FIREHOUSE』ファイヤーハウス 僕の洋楽愛聴盤vol.38



追悼C.J.スネア

2024年4月5日、FirehouseのヴォーカルC.J.スネアが亡くなったという悲しいニュースがありました。私と同世代の人なら1stからGood Acousticぐらいまでのアルバムはどこかで聴いたことのある「メジャー」なバンドだと思います。
懐かしさはもちろんですが、まだ64歳との事。早すぎる死に心が痛みます。ライブは2014年の川崎クラブチッタが最初で最後でしたが、

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『Corridors Of Power』ゲイリー ムーア 僕の洋楽愛聴盤vol.37

『Corridors Of Power』ゲイリー ムーア 僕の洋楽愛聴盤vol.37



一番好きなギタリスト

以前好きなヴォーカリスト男性編を書いたことがありましたが、ギタリストで誰か一番好きか?と聞かれたら、即答でゲイリームーアと答えます。ギタリストで誰が好き?というアンケートなどをみると実はあまり名前が上がってこない。これはもしかしたら90年代以降ブルースに傾倒したことが遠因かもしれませんが、80年代まではハードロックのアルバムを作ってました。僕はどの年代のゲイリーも好きで

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『For Unlawful Carral Knowledge 』ヴァンヘイレン 僕の洋楽愛聴盤vol.35

『For Unlawful Carral Knowledge 』ヴァンヘイレン 僕の洋楽愛聴盤vol.35



初めて聴いたヴァンヘイレン

このアルバムは僕が中学生の時にリリースされ、FM802では、リーダートラックのPoundcakeがガンガンかかってました。正直この曲がそこまで良いと感じた訳ではなかったですが、バンドの音が凄くカッコよく感じて入手しました。そしたら、名曲がたくさん詰まったアルバムだと分かり、今でも聴いています。

ヴァンヘイレンはサミーヘイガー

古くからのファンの方はヴァンヘイレ

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『Whitesnake』ホワイトスネイク 僕の洋楽愛聴盤vol.34

『Whitesnake』ホワイトスネイク 僕の洋楽愛聴盤vol.34



ホワイトスネイクとの出会い

僕が初めてホワイトスネイクを聴いたのは、高校生のときにリリースされたグレイテスト・ヒッツです。そこで、Still of the nightやHere I go againのカッコ良さに触れてのめり込みました。ジョンサイクスのギターももちろんカッコ良いのですが、昔も今もヴォーカルから入るタイプで、デヴィッド・カヴァデールの熱唱、低い声のカッコ良さ、ブルージーな歌い回

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『Vulgar Display Of Power』パンテラ 僕の洋楽愛聴盤vol.32

『Vulgar Display Of Power』パンテラ 僕の洋楽愛聴盤vol.32



俗悪

いきなりですが、僕は邦題というのが苦手です。つけたレコード会社の人の勝手な思いが入っているのと、サブスク時代になって曲やアルバムを調べるときに邦題が凄く邪魔です。このアルバムなぜ「俗悪」という邦題がつけられたのか、全く謎です。原題を直訳すれば「権力の低俗な誇示」みたいな感じでしょうか。どうひねれば俗悪になるのか分かりません。パンテラは他にも脳殺とか鎌首とか謎な邦題があり正直?です。

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『USE YOUR ILLUSION Ⅱ』ガンズアンドローゼズ 僕の洋楽愛聴盤vol.31

『USE YOUR ILLUSION Ⅱ』ガンズアンドローゼズ 僕の洋楽愛聴盤vol.31



異例の2枚同時発売

ガンズのUSE YOUR ILLUSIONは当時、2枚同時発売という異例のリリースでした。2枚組では無く、2枚別々のアルバムが同時にリリースされる。今、振り返ってもこのケースはあまり思い出せません。僕がリアルタイムでガンズを知るのはこのタイミングなのですが、第一印象はとにかくジャケットがカッコいい!Ⅰは黄色ベース、Ⅱは青ベース。デザインもカラーも中学生だった僕には胸躍るも

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『BAD ENGLISH 』バッド イングリッシュ 僕の洋楽愛聴盤vol.30

『BAD ENGLISH 』バッド イングリッシュ 僕の洋楽愛聴盤vol.30

永遠の名曲 When I See Your Smile

バッドイングリッシュの1stはリアルタイムではなく、ちょい後追いです。(2ndはリアルタイム)後追いで1stを聴いた時、この名曲はこのバンドだったんだ!と感激したのがWhen I See Your Smileでした。

ダイアン ウォーレンの作曲と聴いて納得。ダイアンと言えば、エアロのI Don’t Wanna Miss a Thingなど

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『Get A Grip』エアロスミス 僕の洋楽愛聴盤vol.28

『Get A Grip』エアロスミス 僕の洋楽愛聴盤vol.28

リアルタイムでのエアロスミス

僕が初めて買ったエアロのアルバムはこのGet A Gripです。買った当初は「伊藤政則がやたらと褒めてるし、ちょっと聴いてみるか」ぐらいの気軽な気持ちでした。初期の頃の曲も何も知らない真っ白状態で向き合いました。
最初聴いた時の印象は「Eat the rich」はカッコいいけど他は特になぁという、あまり良いものではありませんでした。

ギターの音

それが何故だった

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『Mood Swings』ハーレム スキャレム 僕の洋楽愛聴盤vol.25

『Mood Swings』ハーレム スキャレム 僕の洋楽愛聴盤vol.25



No Justiceの衝撃

初めて聴いたのは、伊藤政則さんのラジオ。高校2年だったと思います。凄い新人がデビューしますと政則さん。正確には日本盤のデビューであって、本人達のキャリアとしてはこれは2ndアルバム。曲紹介と共に流れ出したNo Justiceのあまりのカッコよさに、「これは買わねばならない!」と即決!

そこから僕のファンキャリアがスタートします。

ベテランバンドのような完成度

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『Led Zeppelin Ⅱ』レッド ツェッペリン 僕の洋楽愛聴盤vol.24

『Led Zeppelin Ⅱ』レッド ツェッペリン 僕の洋楽愛聴盤vol.24



ツェッペリンは名盤ばかり

はっきり言ってツェッペリンは名盤ばかりです。そして色んな人に語り尽くされていると思います。この「僕の洋楽愛聴盤」というコラムに関しては「vol.100になるまで、アーティストの被りは無し」と決めていて、Led Zeppelinならなんだろうと相当悩みました。今回、Ⅱを選びましたが、ツェッペリンファンの方からすれば「俺ならこれ」「私ならこれ」と意見が分かれます。それだ

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『OZZMOSIS』オジー オズボーン 僕の洋楽愛聴盤Vol.20

『OZZMOSIS』オジー オズボーン 僕の洋楽愛聴盤Vol.20



リアルタイムのオジー

僕にとっては、このアルバムがリアルタイムでのオジーです。一時引退していたオジーが4年ぶりに帰ってくるという事で、相当盛り上がっていましたね。

オールドファンには不評?

実際にアルバムが発売された時、「速い曲がない」とか「今のモダンヘヴィネスに傾倒している」など批判的な声も耳にしましたが、僕は気にしませんでした。あと前作のNO MORE TEARSが名作だったので、そ

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『GO』フェア ウォーニング 僕の洋楽愛聴盤Vol.19

『GO』フェア ウォーニング 僕の洋楽愛聴盤Vol.19

ゼロコーポレーション

90年代は日本で1番CDが売れていた時代であり、人気のハードロックバンドのガラパゴス化が進んでビッグインジャパン(日本でだけ有名)と呼ばれるバンドが複数存在していた時代でした。
Fair Warningもその中の一つで、日本以外ではほぼ知名度すら無かったと思います。
その頃、日本で台風の目になっていたレコード会社が、ゼロコーポレーションです。良質なメロディアスバンドを発掘し

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