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自分を鍛える【知的トレーニング】生活の方法⑧

自分を鍛える【知的トレーニング】生活の方法
(ジョン・トッド、渡部昇一)

第4章
こうすれば自分の「持ち時間」が最大限にいきてくる!

〇時間に強欲になることは美徳である

・われわれが自由に使って良いことになっている天からの授かりものの中で、時間ほど貴重なものはないのに、一方で無頓着に浪費されるものもない。

・過度の睡眠は、時間の浪費になるだけでない。体全体の機能も余分な睡眠で低下する。

〇魂のサビともいうべき「ものぐさ病」について

・怠惰というのは、今やるべきことをあとへ延ばそうとする無気力な性向を少しも直そうとしないことだ。

怠惰に抵抗し、打ち勝つには、勉学を楽しみとするよりは、むしろ義務づけてしまうしかない。楽しく感じられるときがあっても、常に義務と心得なければならない。

・まとまった暇な時間を待っていないか?現在の環境が大きく変わるのを待っていないか?

何か新しいことに有意義なことを成し遂げるのに、ふだんの生活を大きく、あるいは目立って変える必要はない。ただ現在、無駄にしている時間をのこらず活用しさえすればよいのである。

〇当面の目標と直接関係があることにエネルギーを絞り込む

・頭脳を休め、活力を早く取り戻すには、他の勉強にとりかかることである。


〇「器用貧乏」が結局なにも手にできない

・手をつけてはおしまいで完全にやり遂げないような習慣を小さい時に身につけてしまうと、その害は一生を通じてますますひどくなる。

・道徳心や信念を犠牲にしなければならないのなら話は別だが、そうでない限りは断じて、ものごとを中途半端で終わらせないことである。


〇こんな意味のないところに時間をかけていないか?

・大好きな気晴らしには要注意である。なぜなら人は、自分の大好きなものには惜しげもなく時間を割いてしまうものだからである。

・悔い改めるに遅すぎることはないにしても、失ったものはもう取り戻せないのだ。


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