つるみりつ

はじめまして🚬 自分に響いた言葉や素敵だなと感じたものを、出させて頂いてます。 同じよ…

つるみりつ

はじめまして🚬 自分に響いた言葉や素敵だなと感じたものを、出させて頂いてます。 同じように感じていただけたら、嬉しい限りです。 Instagram @papipupe02210 【BOOK】は実際に手に取って頂けると嬉しい限りです 素敵な大人になりたいです。

最近の記事

FACTFULNESS⑧

FACTFULNESS(ハンス・ロスリング) 〇第10章 焦り本能 ・いますぐ決めろと急かされると、批判的に考える力が失われ、拙速に判断し行動してしまう。 ひと息つこう。いまじゃないとダメなんてことはないし、チャンスは一度きりじゃない。 ・必要なのは総合的な分析と、考え抜いた決断と、段階的な行動と、慎重な評価なのだ。 ・未来を語る時はいつも、どのくらい見えていないかを正直にハッキリさせた方がいい。誇張は必ず見抜かれる。 ・危機が差し迫っていると感じたら、最初にやるべ

    • FACTFULNESS⑦

      FACTFULNESS(ハンス・ロスリング) 〇第8章 単純化本能 ・シンプルなものの見方に、私たちは惹かれる。 しかし、それでは世界をとんでもなく誤解してしまうということだ。 そんなふうに世界をただひとつの切り口で見れば、あれこれ悩まずにすむし、時間の節約になる。問題の本質をいちから学ばなくてもはなから答えは出ているし、その分他のことに頭を使える。 でも、世界を本当に理解しようと思ったら、このやり方は役に立たない。ただひとつの解にやみくもに賛成したり、どんなときでも必ず

      • FACTFULNESS⑥

        FACTFULNESS(ハンス・ロスリング) 〇第6章 パターン化本能 ・人間はいつも、何も考えずに物事をパターン化し、それを全てに当てはめてしまうものだ。しかし、間違ったパターン化は思考停止につながり、あらゆる物事への理解を妨げてしまう。 ・日常生活を過ごすのにパターン化は欠かせない。だから、分類は必要だ。大事なのは、間違った分類に気づき、より適切な分類に置き換えることだ。「先進国」と「途上国」という分類を「4つのレベル」に置き換えたように。 ・パターン化を防ぐには

        • FACTFULNESS⑤

          FACTFULNESS(ハンス・ロスリング) 〇第5章 過大視本能 ・最も貧しい場所では、すべてを完璧にこなすことはできません。何かを完璧にこなそうとすれば、もっと大事な他のことがおろそかになりますよ。 ・使える時間や労力は限られている。だからこそ、頭を使わないといけない。その中でやれるだけのことをする。それができる人こそが、最も慈悲深い人なのだと思う。 ・物語の裏にある数字を見ようとすることは大切だ。でもそれと同じくらい、数字の裏にある物語を見ようとすることも大切だ

          FACTFULNESS④

          FACTFULNESS(ハンス・ロスリング) 〇第4章 恐怖本能 ・人はみな恐怖に包まれると、判断力が鈍る。 ・めったに起きないことの方がニュースになりやすい。こうして私たちの頭の中は、めったに起きないことの情報で埋め尽くされていくことで、それがあたかも世界ではしょっちゅう起きていると錯覚してしまう。 ・身体的な危害・・・暴力、危険動物、鋭利な刃物、自然の脅威など 拘束・・・なにかに閉じ込められたり、誰かの支配下に置かれたり、自由を奪われるなど 毒・・・目に見えない有

          FACTFULNESS③

          FACTFULNESS(ハンス・ロスリング) 〇第3章 直線本能 ・身長などの身近ではない分野だと、直線を当てはめることのバカらしさに気づきにくい。 ・昔の人は、自然と調和しながら生きていたのではない。自然と調和しながら死んでいったのだ。世界は残酷だった。いまは、人類史上初めて、人は自然と調和しながら生きられるようになった。 ・「貧しい子供を助けると、人口はひたすら増え続ける」という主張は正しいようで正しくない。実際は、貧しい子供を助けないと、人口はひたすら増え続ける

          FACTFULNESS②

          FACTFULNESS(ハンス・ロスリング) 〇第2章 ネガティブ本能 ・統計を読み解く際には、「数値の差が10%程度かそれ以下である場合、その差を基になんらかの結論を出すことには慎重になるべき」と覚えておこう。 ・「平均はばらつきを隠す」ことを忘れないように。 ・「世界はどんどん悪くなっている」という勘違いを打ち破るには、現在と過去を比べてみればよい。もちろん、いま発生している悲劇を軽んじるべきではない。しかし、過去の悲劇について学べば、世界は昔よりオープンになり必

          FACTFULNESS①

          FACTFULNESS(ハンス・ロスリング) 〇イントロダクション ・そもそも自分は世界についてどれほど知っているのか? ・優秀な人達でさえ世界のことを何も知らないようだ。何も知らないというより、みんなが同じ勘違いをしているって言った方が近いかもしれない。 ・人間は、不正解の二つのうち、よりドラマチックの方を選ぶ傾向が見られた。ほとんどの人が世界は実際よりも怖く、暴力的で残酷だと考えているようだ。 ・ドラマチックな本能とドラマチックすぎる世界の見方をするあまり、あり

          だから人は本を読む③

          だから人は本を読む(福原義晴) 第6章 出版・活字文化の大いなる課題 ・編集者の役目というのは、書き手の意欲を十分に高め、その意欲を継続させ、読み手が喜ぶような本を作ることが目的であるはずだ。求められる本にできる限り近づける俯瞰の視点をもたなくてはならない。そこに至らずに、自分が作りたい本を追い求めて編集者が自己実現をしてしまっては困るのである。 ・読書カードをわざわざ送ってくださる読者は、かなりその本に対して強い思い入れや言いたいことを持っている大切な読者である。

          だから人は本を読む③

          だから人は本を読む②

          だから人は本を読む(福原義晴) 〇第3章 仕事は読書によって磨かれる ・本には、目先の役に立つから読んでおくべき内容のものもあれば、10年先、20年先、あるいは生涯の基盤となって、その人の仕事を支えていくものもある。 ・原理の違うものを複数身につけるということ、また、本を読んで学ぶということは、企業人には非常に大きな力になるのである。 ・不思議な気もするが、物事を突き詰めようとしていくと、たとえジャンルは違っても同じ本質に行きつくということなのかもしれない。だから、本

          だから人は本を読む②

          だから人は本を読む①

          だから人は本を読む(福原義晴) ・本を読むことは、私たちの世代とともに先人たちの考えを持って学ぶことであるし、同時に読む人にとっては楽しみであるはずである。 ・読書は人の生存にとっての必需品ではないが、人生の必需品なのだ。 ・本にも旬があり、人が本を読むにも旬が大切だ。 〇第1章 私の読書体験 ・日本の読書は昔から音読であって、黙読は明治以後のことだという。 ・社長になってからは、人間学とか人生論とか世界観のような、もっと本質的なものを読まなければ根本的に解決には

          だから人は本を読む①

          美が実在すると言うのは嘘で、本当は美などは無いのです。

          ・美が実在すると言うのは嘘で、本当は美などは無いのです。情緒あって美が外に出るのであって、外に美があって情緒で受けるのではないと言うことです。 いつでしたか奈良公園の「ささやきの小径」のあたりを散歩してから循環道路に出ると、トラックやバスのうなり声が全然気になりませんでした。車がうなり音を上げるのは客観的事実ですが、それをやかましいと思うかどうかはこちら側にあるわけです。 情緒を強調すれば自然に絵画に結びつくので、胸を張って絵画教育をやってくださればいいのです。ただ責任が大

          美が実在すると言うのは嘘で、本当は美などは無いのです。

          珠玉の短編②

          珠玉の短編(山田詠美) 〇生鮮てるてる坊主 ・男女間の友情について議論する人々が未だ存在していることには呆れてしまう。そういう輩に何をどう説明したってわかりこない。だって、性欲抜きに異性を大事に思った経験のない人達なんだもん。違う人種。 ・何年かに一ぺんはこうしたら良かったのかもしれない、と。そう孝一に伝えたら、彼は笑って言った。 「そう思えるなら、もうしなくても良いのかもな」同意した。今度こうなるのは、またお前の涙声を聞いた時だ、と孝一は言った。 〇骨まで愛して…み

          珠玉の短編②

          珠玉の短編①

          珠玉の短編(山田詠美) 〇サヴァラン夫人 ・「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人であるかを言いあててみせよう」 ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァラン ・この世の中は、自分探しをしたい人々で溢れかえっている。 ・まずい空気をまとった人に近寄ったら、魅力のない人間になってしまうから気をつけよう。 ・陽の気が勝った人が現れると言っても、その陽の気を活かしている訳ではありません。はしゃぎ過ぎの自爆寸前状態で、息切れしながらやって来るのです。 ・どんな化

          珠玉の短編①

          蜜蜂と遠雷③

          蜜蜂と遠雷(恩田陸) ・これが自分の仕事だという確信はあるものの、幸福か不幸かなんて考えたことは1度もなかった。 ・これはコンクールなのだ。我が道を行くのはいいが、1人で違うところに行ってしまっては困る。 ・何でも弾けて器用貧乏に陥ってしまうような人達。そういう人達は、驚嘆され便利ではあっても尊敬はされにくい。 ・プロとアマの音の違いは、そこに含まれている情報量の差だ。 ・スポーツは心でやっているのだと思うのだが、まさに音樂を奏でているのは指ではなく心なのだ。 ・

          蜜蜂と遠雷③

          蜜蜂と遠雷②

          蜜蜂と遠雷(恩田陸) ・「弾ける」のと「弾く」のとは似て非なるものであり、両者のあいだには深い溝があると思う。 ややこしいのは、「弾ける」から弾いている者の中にも「弾く」才能が埋もれていることもあるし、「弾く」ことに熱意を燃やしているものでも気持ちが空回りして実態が伴っていない者がいることだ。両者のあいだの溝は深いが、そこに溝があることに気づけば、なにかのきっかけでひとまたぎして越えられるものなのかもしれない。 ・ちらっと危惧も覚えた。ラン・ランは1人だけでいいのだ。同じ

          蜜蜂と遠雷②