遠回り

夢見る少年(もうそんなに若くない笑)。すべての人が笑顔で暮らせる世の中を。子どもが大好…

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夢見る少年(もうそんなに若くない笑)。すべての人が笑顔で暮らせる世の中を。子どもが大好きです。前田敦子さんを尊敬しています。

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前田敦子とは哲学者である。

僕は前田敦子さんが好きで、このnoteでも何度も言っているし、普段ならその何倍も言っている。そんな僕からすると、前田敦子さんは元アイドルや女優という枠に収まらない。 『前田敦子さんは哲学者』 いつも僕はそう言っている。 『哲学者』と聞くと、とてもフワッとしたイメージがある。みんな大好きWikipediaなんかを見ても、曖昧なものだと書いているくらいだ。 哲学者とは、哲学を研究する者である。しかし、前田敦子さんは哲学を研究する者ではない。それでも僕は前田敦子さんのことを哲

    • 簡単、難しい

      僕らは日常的に、そして無意識に『簡単』や『難しい』という言葉を使います。この言葉はめちゃくちゃ曖昧で、その基準は、『人それぞれ』としか言いようがありません。 でも、僕の感覚と子どもの感覚がズレていたら、子どもを傷付けてしまう恐れがあります。安易に「この問題は簡単だね!」と子どもに言っても、その子どもからすると、とても難しい問題だと感じていた場合には落ち込んでしまうかもしれません 「先生が簡単だと言っている問題を僕は解けない。僕は勉強できないんだなぁ…。」 こんなことを思

      • 育てたんじゃない。

        指導者をしている人間同士で話していると、「子どもを育てた。」と自慢げに話す人がいます。 「いやいや、育てたんじゃなくて育ったんだよ。」と声を大にして言いたいです。 当然のことですが、僕ら指導者は試験を受けることもできなければ、試合に出場することもできません。だから、子どもたちは勉強や練習をします。目的地、つまり、勉強では合格、試合では勝利などを目指して進みます。もちろん指導者も同じように目的地まで一緒に進みますが、その目的地は子どもにとっての目的地であり、「子どもたちが目的

        • 未来をシェアする

          もうすぐ今年度も終わり。いつものように会っていた子たちともなかなか会わなくなる。達成感と共に後悔が襲ってくる。「やり切った…!」「去年よりうまくできた!」と思うと同時に「もう少しこうできていればなぁ…」と後悔が襲ってくる。成長の副作用は後悔だ。そんな3月ももう終わり。また新たな年度が始まる。 今年も主に小中学生の子たちと深く関わった。次に会うのはいつになるかわからない。もしかしたら、二度と会うことのない子だっているかもしれない。それでも、いつもと同じように「またね。」と言っ

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        前田敦子とは哲学者である。

          ありがとう

          久しぶりにnoteを更新。今日は、特別な日だ。 なんだかんだと色々な人を応援させてもらっている。客と店員の関係において、なぜか客の方が立場が上とされていることと同じように、応援される人よりも応援する人の方が立場が上だとされている。でも、win-winだと思う。「売らねえぞ!」と言われて困るのは僕だし、「応援しないでください!」と言われて困るのも僕だ。 応援できる人がいることは、とても幸せなことだ。僕の周りには応援したい人がたくさんいる。 子どもたちはもちろん、ご両親など

          ありがとう

          ロジックの落とし穴

          いい歳して、雪が降るのを見て騒いでしまいます。みなさんこんばんは。 ロジックと再現性いつもいつも、ロジックを大事にしています。なぜロジックを大事にしているか、それは、再現性を高めるためです。 「あの子は特別だからできるよね。」のように、人の可能性を制限することを絶対に言いたくない僕は、ロジックを大事にするしかありません。どんな人にでも可能性があると証明するためには、成功・失敗に関わらず、どのような道筋だったのかを考えなければいけません。同じように歩んでいけば、ある程度のこ

          ロジックの落とし穴

          簡単、難しいのものさし

          僕らは日常的に、そして、無意識に『簡単』や『難しい』という言葉を使います。この言葉は、めちゃくちゃ曖昧で、その基準は、人それぞれとしか言いようがありません。 でも、僕の感覚と子どもの感覚がズレてたら、子どもを傷付けてしまう恐れがあります。安易に「この問題は簡単だね!」と、子どもに言って、その子どもからすると難しい問題だった場合、落ち込んでしまうかもしれません。 先生が簡単だと言っている問題を僕は解けない。僕は勉強できないんだなぁ…。 こんなことを思ってしまうかもしれませ

          簡単、難しいのものさし

          贖罪

          約5年半前、僕は、チームを離れた。理由は、監督とうまくいかなかったから。ずっとズレている部分はあった。僕らは、そのズレに気付いてはいたが、誤魔化しながら、なんとかやってきた。でも、限界が来た。いつの間にか、練習には参加せず、保護者とばかり話し、たまに練習に参加するのかと思えば、怒鳴り散らすような監督になっていた。積もり積もったズレは、もはや修復不可能になっていた。気付けば、監督からすれば、僕は、ただの“うっとうしい存在”でしかなかった。チームの一員でありながらも、それを感じさ

          責任ある『ほったからし』

          『ほったからし』って多分方言ですよね。『放置』が一番近い意味になるのかな?と思いつつも、どこか違う気がしています。 『魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ』は、不十分な気がしています。 この言葉は、『魚を与えれば、一日の糧にはなるが、釣り方を教えれば、一生の糧になる。』と言う意味で、非常に素晴らしいのですが、肝心なことに『魚がどこにいるか』についてはノータッチなんです。 約10年で色々な子どもや大人に会ってきました。10年前の僕は、とにかく魚を与えることに必死でした。それ

          責任ある『ほったからし』

          弟子の成長に嫉妬した。

          昨日は、僕のnoteに度々出てくるJくんがコーチを務めるチームの全国大会。結果は準優勝。素晴らしい結果?残念な結果?それは、本人達にしかわからない。 こんなご時世だから、YouTubeを使った配信があり、僕は、それを見ていた。もちろん主役は子ども達だから、Jくんが映ることはほとんどなかった。それでも、彼の輝きが伝わってきた。 彼と一生懸命練習を頑張ってきた子ども達がコート上で輝いていた。僕は、彼がどれだけ頑張ってきたか、世界一知っていると思う。だから、彼と一緒に練習をして

          弟子の成長に嫉妬した。

          正義感の誤用

          昔の僕は、頻繁に人を論破していた。自分の正しさを証明したかったからなのかな。そこはよくわからない。変に正義感が強いことも大きかったのかもしれない。でも、本当に嫌な奴だったと思う。 じゃあ、当時の自分が言っていたことを間違っていると思うのか、と問われると、そうとは思わない。今でも言っていたことそのものは、間違っていると思わない。でも、言うこと自体が間違いだったと思う。 今となっては、強い信頼関係にある後輩でも、昔はそうではなかった。嫌われてはないと思っていたけど、信頼されて

          正義感の誤用

          僕も勉強が嫌いだ。

          僕は勉強が嫌いだ。でも、日本人の平均よりも、きっと勉強している。「嫌いの度合いがそこまでだろ!」こんなツッコミが聞こえる気もするが、めちゃくちゃ嫌い。だからといって、勉強することはやめない。 世の中には僕より勉強している人はたくさんいる。でも、その人たちの中でも勉強が好きな人は少ないはずだ。基本的に勉強は目的ではなく、手段だからだ。勉強に楽しさを感じる瞬間はある。でも、それは、「うぉー!勉強楽しいー!」ではなく、「うぉー!この知識や考え方を利用したら、問題が解決できそう!」

          僕も勉強が嫌いだ。

          偏ったインターネット

          僕らが見ている世界は切り取られた世界だ。 スマートフォンの普及率の上昇と比例するようにインターネットはとても便利なものになりました。「インターネットを使えば、手に入らない情報は無い。」そう言っても過言ではない世の中です。 さらにはSNSの普及もあり、日本にいながらもアメリカやヨーロッパの人々とも自由に、手軽にコミニケーションを取れるようになりました。インターネットを使えば、どんな情報でも手に入り、どんな人とでも繋がれるようになりました。 しかし、現実にはそんなことは起こ

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          結局、主役は前田敦子

          先に言っておきます。大島優子さんを始め、他のメンバーを決して否定しているわけではありません。 時を戻して2010年。2009年に引き続き、第二回総選挙である『AKB48・17thシングル選抜総選挙「母さんに誓ってガチです」』が行われた。2当時の僕は、前田敦子さんのファンでもアンチでもなく、総選挙のことはまったく気にしていなかった。とはいえ、テレビをつければ、AKB48を見ない日はなく、僕の意思とは関係なく、総選挙の情報は入ってきた。 この総選挙も第一回と同じく、投票は前田

          結局、主役は前田敦子

          僕がされて最も困る質問

          どう考えたって、11月1日もポッキーの日だと思っています。みなさんこんばんは。 今日は僕がされて最も困る質問を紹介します。それは、「どうすれば子どもに怒らなくて済みますか?」です。 僕にとってはとても不思議なんです。「怒る」という概念が存在していることが。 少し考えればわかることなのですが、成長することに怒ることが必要だと考えているって相当ヤバいんです。怒ることへの線引きを考えている人がめちゃくちゃ多い。こういうことをしたら怒らなければいけない、やる気がないと怒られなけ

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          「子どもが好き」の種類

          今日は10月31日。世間はハロウィンや選挙で盛り上がって(?)いますが、僕にとってはカレンダーを捲る日。11月・12月のカレンダーの前田敦子さんも世界一素敵です。みなさんこんばんは。 「子どもが好き」と聞くことはよくありますが、この「好き」には大きく分けて2種類あると思っています。この2種類を分けずに「好き」で一括りにしてしまうと、「子どもが好き」の理由で指導者を始めた人は大きなギャップに苦しむ人も見てきました。 おじいちゃん・おばあちゃんがめちゃくちゃ優しい理由両親に比

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