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結局、主役は前田敦子

先に言っておきます。大島優子さんを始め、他のメンバーを決して否定しているわけではありません。

時を戻して2010年。2009年に引き続き、第二回総選挙である『AKB48・17thシングル選抜総選挙「母さんに誓ってガチです」』が行われた。2当時の僕は、前田敦子さんのファンでもアンチでもなく、総選挙のことはまったく気にしていなかった。とはいえ、テレビをつければ、AKB48を見ない日はなく、僕の意思とは関係なく、総選挙の情報は入ってきた。

この総選挙も第一回と同じく、投票は前田敦子さんと大島優子さんを中心に集まった。初日、中間の投票数発表は、前田敦子さんが一位で、大島優子さんが二位だった。

そして、最終結果の発表当日。色々なことはあったが、結果として、大島優子さんの逆転トップ当選。中間順位で一位、昨年一位の前田敦子さんは二位に終わった。二位はもちろん素晴らしい順位だが、AKB48の絶対的存在だった前田敦子さんが二位に終わることは世間に衝撃を与えたと思う。

そして、次の日のテレビはAKB48の総選挙について触れた内容がたくさん放送された。なんとなくテレビをつけているだけで、総選挙の情報が入ってきた。前田敦子さんのファンでもアンチでもなかった僕だが、そんな僕の最も印象に残ったことは、大島優子さんが一位を取ったことではなく、前田敦子さんが一位でなかったことだ。当時の番組もそのような報道をしてたと思う。何度も繰り返すが、当時の僕は前田敦子さんのファンでもアンチでもなかった。そんな僕にとっての第二回総選挙は、前田敦子さんが二位に終わった総選挙なのだ。

もしかしたら、僕が前田敦子さんを好きになってから、自分の都合のいいように(?)記憶が歪んでいるかもしれない。でも、合ってると思う。勝っても負けても主役になる人なんだ、そう思った記憶がある。

「負けず嫌いだから悔しい。」、「少しだけホッとしている。」前田敦子さんは、相反する二つの感情をスピーチで語った。そして翌年、前田敦子さんにとって最後の総選挙である第三回総選挙で一位に返り咲いたことは、第二回総選挙で二位に終わった以上に大きなニュースになった。

結局、主役は前田敦子。より強く、そう思った。

普通じゃ考えられないプレッシャーと常に戦い続けてきたと思う。それも10代の頃から。そんな前田敦子さんのこれまで、そして、これからについて書かれたフォトエッセイ『明け方の空』は絶賛発売中です。ファンにとっては最高の一冊、ファンじゃない人にとっても最高の一冊だと思います。一応、リンクを貼っておきます。

本当にかっこいいな。僕も誰かを元気付けられているかな。前田敦子さんと比べるとまだまだ全然だけど、元気と勇気を与えていきたい。
少しでも近付けるよう、生きていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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#前田敦子  #夢 #教育 #指導 #AKB48

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