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仕事観

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事業部門から人事部門へとキャリアを歩む過程で、意識的、無意識的に育まれてきた考え方を綴った記事を集めました
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#会社員でよかったこと

組織は「アタマ」から変える

組織は「アタマ」から変える

いまこそ、変わらなければ。変えなければ。

そう言われ続け、様々なところで様々な挑戦が続けられ、それでもなお、本当の意味では変革への舵が切れないJTC組織の数々。

それでもなお、人と組織の可能性を諦めきれない。今度こそ、本気で動かしていく。自分を含めて、そんな、どうにも諦めの悪い人たちとともに過ごした濃い2日間。

そこには、過去の成功体験を手放せず、本当に大切なことを考え、自分たちを縛る前提を

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ウェルビーングを半歩身近に引き寄せる

ウェルビーングを半歩身近に引き寄せる

私のキャリアは、「生きていくために目の前の頼まれごとに取り組む」ことからスタートしました。

20代の頃は、様々な事情を抱えながら、サービス業界のいくつかの中小企業で事業部門に職を得ていました。

その仕事のなかで、また仕事外で置かれた環境のなかでの経験が相俟って、「人が幸せに働ける場をつくる」ことを自分の役割として生きていきたいという想いに至り、社会人8年目に人事へ転身しました。2007年のこと

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社会の公器とは何か。会社で働く人財は誰のものか。

社会の公器とは何か。会社で働く人財は誰のものか。

15年ほど前に出会った言葉ですが、いまも私の「人財育成観」の柱になっているものがあります。

社会人になって8年目、それまではサービス系の事業部門で働いていた私が、人財育成の仕事がしたくて某電機メーカーに転職。
当時の社長さんは創業家以外からはじめて経営のバトンを受け取られた方でした。
一担当者としては「雲の上」の存在でしたが、新人研修などの講話に来てくださったときに、いまも忘れられない話をされて

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