社会の公器とは何か。会社で働く人財は誰のものか。
15年ほど前に出会った言葉ですが、いまも私の「人財育成観」の柱になっているものがあります。
社会人になって8年目、それまではサービス系の事業部門で働いていた私が、人財育成の仕事がしたくて某電機メーカーに転職。
当時の社長さんは創業家以外からはじめて経営のバトンを受け取られた方でした。
一担当者としては「雲の上」の存在でしたが、新人研修などの講話に来てくださったときに、いまも忘れられない話をされていて。
「たとえ明日その人が当社を去ることがわかっていても、やはり私は教育投資