学習とは、ひとつの領域での当たり前を突き詰めた先に、今までの当たり前の外側に出るために、自分をアップデートする営み。他者の学習を支える人は、自らがコンフォートゾーンの外に出て学習し続けられるかが問われる存在でもある。
世界を広く深く理解しているような思い込みから、自分の当たり前が世界の全てという暗黙の前提に縛られ、その延長線上にない視点や情報は存在しないものとして、他者の言動を抑圧していることを自覚できなくなる人たちがいる。DEI推進の本質はこのような環境を乗り越えていくことにある。
収益のような「分かりやすい」数値だけで部門や個人の貢献度を決めることは、仕事の価値を測る難しさから逃げる行為だと思う。 自社の企業理念や行動規範、生み出す価値、実現プロセスを俯瞰的に見据えて、自分たちにとっての仕事の成果を定義し、説明責任を負うことがフェアな評価の一丁目一番地。