インデックス投資はこれで立派なポートフォリオ②

こんばんは!
書店巡りはなんであんなに楽しいのでしょうか。
レイです。

さて。
本日も昨日に引き続きアウトプットしていきたいと思います。

VT,VTI1本のポートフォリオは売買にかかるコストを最小化できる

インデックス投資家の大原則について、2つご紹介します。

余分なコストは徹底的に省く

①売買コスト
海外ETFでポートフォリオを組むときにバカにならないのが売買にかかるコストです。
今ではSBI証券、楽天証券、マネックス証券のネット証券大手三社の手数料が約定代金の0.45%で最低0ドルから最高20ドルで横並びです。

仮に売買代金0.45%でも往復すると1%近く持っていかれてしまします。
積み重なるとバカになりません。
ひと昔前と比べればずいぶんと下がった方ですが、それでも一回の取引で0.45%(最大20ドル)というのは積み重なる結構痛いです。
コストの分は確実にリターンが押し下げられるのは紛れもない事実です。
なので売買手数料には気をつけましょう。

②信託報酬
たったの0.5%でも投資成績を上げる、毎年のパフォーマンスを0.5%上げるのは大変です。
最初年間の手数料が0.5%と聞くとそれぐらいいいのでは?と思うかもしれませんが、年間の差が0.5%であっても10年経てば5%になり、1年の平均リターン分ぐらいは持っていかれることになります。
そう考えると大きいですよね。

③為替コスト
住信SBIネット銀行を活用すると米ドルの場合は2~4銭程度に抑えることができます。
自動買い付けだと25銭ぐらいなので、時間をかけるかコストかけるかご自身に合った選択しましょう。
長期投資家の場合は、円とドルを何度も往復はしないので、為替コストはまだマシだとは思いますが・・・

などの各種手数料を抑えるのがインデクス投資家にとっては大原則になります。


目に見えないコストも省く

①投資効率
投資は規模の世界で、上手な人が運用する100万円よりも下手くそが運用する1億円の方が圧倒的にいい結果が得られやすいです。
→なぜか?

上手な人が仮に100万円を年利10%で運用すると、年間10万円増えたことになります。
一方下手くそな人が1億円を年利1%で運用すると、年間100万円増えます。
これだけ見ると結果1億円の下手くその方が増えているということが起こります。
なので元本が大きいこそ効果が大きくるなるということです。

②自分の時間
自分はタダではありません。
あれこれ考えるのもいいですが、最初は圧倒的に稼ぐ(入金力)事に時間を使った方が効果的です。

経済的に自由になるため
①給与所得
②事業所得
③不動産所得
④配当&利子所得
の4つの所得があり、この①②を③④に入れていくというのが王道です。
結局①だけで③④に入れようとしても、原資が小さいのであんまり増えません。
事業所得を増やさないと効率が悪いです。
つまり入金力(事業所得)に時間を使いたいので、投資の方に時間を使っていると効率が悪いということです。

そしてVT,VTI1本といいた極限までシンプルなポートフォリオであれば、一回あたりの購入単位を大きくして手数料を相対的に割安にすることが可能です。
例えば、1回10,000ドル単位で買い付ければ、仮に20ドルの手数料がかかったとしても0.2%になりますから許容範囲内かなと思います。

また保有銘柄数が少なくなれば、そもそも売買の回数自体が減ります。
複数回売ったり買ったりするほど手数料はかかるので、これは意外に見逃せないメリットで、何十年後には無駄な売買をあれこれ繰り返して、コストがかさむ投資家になっては意味がありません。

あれこれ悩む時間を稼ぐ時間に使えます。
投資への入金力を上げることに時間を使えます。
最初はその方が効率がいいわけです。

金額が小さいから意味がないというのではなく、小さい金額から練習することはいいことで、初めてさえしまえば入金力を上げていくことが重要かなという感じです。

ではまた。

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