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LIFE GOES ON――それでも僕は生きていく。

ーー辛いこと、悲しいこと、大変なことはたくさんあるけれど、人生は続いていくから生きていかなくちゃね


人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

最近は音声配信も始めました。毎週金曜日22:00から僕のお気に入りの本を紹介するライブ「FAVORITE!!」を開催しています。興味を持たれた方は是非遊びに来てください。



今回は「それでも僕は生きていく」というテーマで話していこうと思います。



📚4回号泣した最高のライブ

先日、僕は仙台へ行ってきました。敬愛するアーティストコブクロのライブに参加するためです。

コブクロは小渕健太郎と黒田俊介のふたりからなるフォークデュオ。大阪堺でお互いに路上ライブをしていたことをきっかけに、1999年に結成。2001年「YELL~エール~」でメジャーデビューを果たし、「ここにしか咲かない花」「桜」「蕾」「流星」「未来」「卒業」など、数々のヒット曲を生み出し続けているアーティストです。

僕は中学時代にはまってからファンになって、気が付けば毎年ライブに参加するようになっています。今年2023年のライブツアーは最新シングル「エンベロープ」を引っ提げた「ENVELOP TOUR」。「包み込む」がテーマの、優しい世界観のライブでした。

ファンじゃない人には僕の熱は伝わりきらないかもしれませんが、とにかくすごかったんだ。ライブ後の余韻が半端じゃなかった。個人的に、過去一のライブでした。

合計4回号泣したんですが、そのなかでも特に号泣した曲を紹介したいと思います。黒田さんが作詞作曲した「LIFE GOES ON」という楽曲です。



📚「LIFE GOES ON」

この曲は、2013年にリリースされたアルバム「One Song From Two Heart」に収録されています。

コブクロは2011年から半年、活動休止の次期がありました。小渕さんが喉の病気を患い、声が出なくなってしまったんです。それに加え、黒田さんも腰痛の症状が悪化。結成以来止まることのなかった時計の針が、短い針も、長い針もその歩みを止めたのです。

半年後、無事に活動再開することになったんですが、新しいスターディングラインを切るためにつくられたのが、アルバム「One Song From Two Heart」でした。

「LIFE GOES ON」は黒田さんが活動休止を経験をもとにつくった曲です。過去を振り返り、今いる場所を確かめ、新たな決意を胸に未来への一歩を踏み出していく歌詞が、本当に僕は大好きなんです。

そもそも「life goes on」とは、直訳すれば「人生は続く」という意味。しかし、少し悲壮感のあるニュアンスで使うことが多いんですよね。辛いこと、悲しいこと、大変なことはたくさんあるけれど、人生は続いていくから生きていかなくちゃね……みたいな感じ。

つまり、「LIFE GOES ON」は、活動休止という辛い出来事があったけれど、それでもコブクロは続いていく。歌を歌い続けていく。そんなメッセージが込められているんですよね。それはこの歌の最後のフレーズからも分かると思います。

――ただあなたの為だけに “SING” GOES ON


📚それでも僕は生きていく

僕は今、大学4年生です。22年も生きていれば、少なからず人生いろいろあるものです。

僕の小説がとある文学賞の奨励賞を受賞したり、ビブリオバトルで全国の舞台に立ったり、新聞に載ったり、ラジオに出たり、ありがたいことに幸せな瞬間はたくさんありました。このnoteでも度々紹介するから、これを読んでいるあなたも知っていたかもしれませんね。

特別恥ずかしがることもなくひとつの活動報告として、自分の出した結果を記事にしているから、他人から認められたり賞賛されたりすることも少なくなくて、「横山黎」が自分の想像以上に大きくなっていることに時々怖くなります。僕が知らなくて相手が知っていることが増えてきましたし(笑)

でもね、そんな「横山黎」の中身なんて結構しょうもなくて、客観的に見つめ直すと、どうしようもないくらい阿保で貪欲で無責任で、そのくせ打たれ弱い、始末に負えない人間なんです。

意外と、女々しいんだ。信じて(笑)



急にどうしたんだと思われたかもしれませんが、僕は僕でめっちゃくちゃ苦悩しているってことを伝えたかったんです。僕は相談されやすい人だから、誰かの背負っている人生を聴くことがよくあるんですが、僕は僕でいろいろ背負っている。あんまりこういうこと言いたくないんだけれど、辛いときなんていくらでもあるんです。


でもね。

それでも僕は生きていきます。

物語を書き続けていきます。


苦悩の果てに、美しい未来が待っていることを、僕は知っています。自問自答を繰り返す日々だけれど、繰り返してまた夜が明けるなら、僕はこれからも生き続けたいし、作家でいたい。「横山黎」で在りたい。

先日のライブで披露された「LIFE GOES ON」を聴いて、号泣しながら、嗚咽をこらえながら、そんなことを決意したという話でした。最後に、この記事を読んで下さったあなたにメッセージを贈って、筆を置きたいと思います。

――ただあなたの為だけに “WRITE” GOES ON

20230905 横山黎



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