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22歳になりました。

――今年も同じように、何かを「与える」日にしたい。そう思い、僕は家族のためだけのライブイベントを開催しようという風に思い至ったのです。地元、東京都北区にある北とぴあのドームホールという場所を借りて、「BOOK TALK LIVE “Message”」を開催するのです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

毎月最終日は、誰の目を気にすることなく、自分の過去についてつらつらと語っています。今月もその日がやってきましたので、丁寧に綴っていきます。

今回は「22歳になりました。」というテーマで話していこうと思います。



📚22歳になりました。

今日は6月30日。僕の22歳の誕生日です。朝からお祝いの言葉をいただき、またひとつ年を取ったこと、そして、新しい1年が始まろうとしていることを実感しました。

そんな僕ですが、朝まで高校の同級生たちと呑んでいました。だいぶ飲んで、酔っ払いながら家に帰ってきて、昼まで寝ていました。22歳はそんな幕開けです。しかし、悠長なことは言っていられません。今夜僕は「BOOK TALK LIVE “Message”」を開催するのですから。

ひとつのテーマのもと、本にまつわるエピソードを物語っていくブックトーク。学校の図書室や地域の図書館で開催されることが一般的な企画を、僕はひとつの会場を貸りて、ライブイベントとして開催しようというわけです。

テーマは「Message」

僕が本当に伝えたいことを伝えにいくという思いが込められているだけでなく、初書籍のタイトルでもあります。



小説『Message』は成人式が舞台のヒューマンミステリー。成人の日の夜に歩道橋の階段から転落死した青年が遺した「110」というダイイングメッセージの謎を解き明かしていきます。成人の日の出来事や、僕の人生がベースになっていて、20年分の思いを込めた集大成のような作品になりました。

つまり、「BOOK TALK LIVE “Message”」は小説『Message』にまつわるエピソードを物語っていくイベントというわけです。


『Message』は異色のエピソードを持ち合わせています。

2度に渡る共同創作でつくられたり、
Amazonで出版されたり、
ビブリオバトルで紹介されて全国大会にいったり、
新聞やラジオで紹介されたり、
200冊以上手売りされたり……。

上記のようなエピソードに加え、僕が本当に伝えたいメッセージを物語っていく。それが「BOOK TALK LIVE “Message”」なのです。

これまでに僕は2回開催しているんですが、今日、3回目の公演を控えているのです。これまでは大学の友達やバイトの友達、地域の方々などをターゲットに集客していましたが、今回は違います。

今日僕が伝えにいく相手は、僕の家族。そうです。家族だけを観客としたライブイベントを開催するのです。


📚誕生日を「与える」日に

誕生日とは、その人が生まれてきたことをお祝いする日ですが、それと同時に生んでくれたこと、支えてくれたことにその人自身が感謝する日でもあるなと思います。プレゼントをもらうだけの日にはせず、感謝と愛情を伝える日であるべき。そんなことを思うのです。

去年は、メッセージを贈る意味も込めて、小説『Message』をプレゼントしました。この物語を真っ先に渡すべき相手は家族だと思ったので、誕生日の際にプレゼントしたんです。



今年も同じように、何かを「与える」日にしたい。そう思い、僕は家族のためだけのライブイベントを開催しようという風に思い至ったのです。地元、東京都北区にある北とぴあのドームホールという場所を借りて、「BOOK TALK LIVE “Message”」を開催するのです。

ドームホールはもともとプラネタリウムとして使われていた場所。実は小6のときに校外学習で訪れたことがあったんですよね。時代は変わり、用途も変わってしまったわけですが、思い出の場所で、変わらず大切な人に変わらぬメッセージを贈るというコンセプトに惹かれるものがありました。

小説『Message』を出版してから1年、何があったのか。どんな学びを得たのか。僕の21歳の物語を語りにいってきます。


📚22歳のテーマ「ビブリオ」

さて、僕は毎年テーマを設けています。年齢ごとに核となるものを決めているんです。


「20歳」

20歳のときはストレートに「20歳」をテーマに掲げていました。一生に一度の20歳を後悔のないように過ごしたかったのです。その甲斐あり、20歳の誕生日には家族に手紙を書き、20歳の物語を綴り、成人の日の前夜に家族に歌のプレゼントをして、成人式は思いっきり楽しみました。そしてこの経験を忘れたくないと思い、小説『Message』を本にしたのです。20歳最後の日(2022年6月29日)、Amazonのサービスをつかって出版したんです。


「Message」

21歳のテーマは『Message』。小説『Message』にまつわる活動をしていこうと決めました。手売りして、ビブリオバトルで紹介して、展示会をやって、ライブイベントを開催して……振り返ればいろいろやってきたものです。1年前には想像すらしていなかった場所に、僕は今立つことができています。


「ビブリオ」

さて、来る22歳のテーマは何かというと、「ビブリオ」です。ラテン語で「本」を意味する単語、つまり、本にまつわる活動を中心的に行っていこうと考えています。直近の目標は、全国大学ビブリオバトルで優勝。何度も悔しい思いをしてきたので、ラストイヤーの今年こそは良い結果出してやります。それに先駆けて、これまで以上に本を読むし、本の情報を発信するし、本関連のイベントを開催していくつもりです。

きっとまた、1年後、今は想像もし得ない未来が待っている気がしてなりません。このnoteも引き続き動かしていきますので、僕の物語をまた読みにきてください。

最後になりますが、最後に僕からのメッセージを贈らせていただきます。


今までありがとう

これからもよろしく

110


20230630 横山黎



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