西川 学(にしかわ まなぶ)

【人材開発コンサルタント】 元帝国ホテルの人財育成・人事・経営企画部門マネージャー。 …

西川 学(にしかわ まなぶ)

【人材開発コンサルタント】 元帝国ホテルの人財育成・人事・経営企画部門マネージャー。 評価制度の活用による人材育成、若手の離職防止と早期育成、管理職のメンタル支援等のわかりやすい話と具体的なアドバイスが好評で、年間登壇数200日。コロナ禍でもオンライン登壇依頼が集中し続けている。

最近の記事

今日が人生でいちばん若い日

最近、女性男性問わず、その方の年齢をお聞きして衝撃を受けることが多くなりました。 ㅤ 印象よりも年齢がずっと上の方々で、 ㅤ 「ひょえぇ〜っ!若いな〜😳️。年齢不詳〜😁️」 ㅤ って、そのあまりの若さに驚いてしまうパターンです。 ㅤ また、研修業界は特にですが、以前だったらとっくに定年退職されている年代でも、まだバリバリお元気に研修登壇されている先輩講師、士業の先生方、キャリアコンサルタントもたくさんいらっしゃいます。 ㅤ (研修講師の高齢化問題、トップクラスの若手講師の育成

    • 「デキる人」と信頼される人の初対面での話し方

      初対面で会って話しているだけで  「この人はすごく頭が良くてデキる人だな」  「相当いろいろと知っていて、わかっていそうだな」  「この人ならウチのことを頼んでも大丈夫そうだな」 と思われて、それによって相手が信頼してくれて、研修・講演などの登壇依頼、コンサルティング契約、個人クライアントさんの申し込み、などを着実に得て行く起業家たちがいます。  講師、士業、コンサルタント、コーチ、キャリアコンサルタント、カウンセラーといった仕事の方々で、初対面で、話しているだけで信頼

      • 『売れっ子起業家のビジネスマインド』新Podcast 開始のお知らせ

        【 新番組を始めました 】 年末に急きょ思い立ち、1.5日でポッドキャストの新番組 ㅤ 『売れっ子起業家のビジネスマインド』 https://open.spotify.com/show/0xgsTx9CJ4aex3fLIwMgHF?si=b20fd8c81ac94904 ㅤ を新年明け方にリリースしました。 その第1回目のテーマは、 「人前で話ができることは成功への第一歩」 https://podcasters.spotify.com/pod/show/businessm

        • 変化・変容の流れに乗っていける人たち

          今日が仕事納めの方も多いんですよね。 1年間、本当におつかれ様でした🍀️。 ㅤ 特に先日の冬至❄️を越えた直後から急激に、ご自分の人生のステージアップや、仕事の本質的な面でのレベルアップを決断される方々が増えています。 ㅤ 特徴的なのが、 ㅤ □「Amazonで○位!」って宣伝される本に書いてあること □ 権威性、肩書き □「有名で人気の人が言ってるから」みたいなこと ㅤ ・・・に影響されない、   盲信し鵜呑みにしない、 依存から抜け出す、 ㅤ といった方々も徐々に増えてい

        今日が人生でいちばん若い日

          40年以上前の新入社員本から

          今年は今まで以上に「新入社員研修の演習プログラム」の制作依頼が多く、且つヘビーな内容ばかりです。 高度な研修内容やプログラム制作ほど僕のところに集まって来るという感じでしょうか。   そのための参考材料がいろいろ欲しくて、40年以上前の本である、こんな本を買いました。 『新入社員の90日 ●一歩先んじる自己研修の本』 NHKアナウンサー 鈴木 健二 (著) / 大和出版   僕は子供の頃、なぜかこの鈴木 健二アナウンサーが大好きで、鈴木さんの出る番組は必ずと言って良いほど

          40年以上前の新入社員本から

          オンラインの研修・講演登壇で嬉しいこと

          私が毎日のようにご依頼いただいている、研修、講演、コーチング、個人コンサル、対話、交流会に於いて、「リアルの場が戻って来たかな?」と感じたこともいっ時あったのですが、最近はまたほぼ「オンライン」になっています。 (今年は、オンラインでの個人の方向けのコーチングやコンサルティングを増やしていこうと思っています) そんな中で、法人企業・組織向けのオンライン研修や講演でとても嬉しいのが、アンケートや終わりの感想で毎回必ず多くの方々からいただく、 「オンラインでの研修ってこんな

          オンラインの研修・講演登壇で嬉しいこと

          「執着を手放しなさい」の誤解

          「執着を手放しなさい」 と多くのセラピストさんやカウンセラーさんが言っているように思います。 これ自体は良いと思うんですが、一方で、 「こわいな」と思うことがあります。 ご自身の目標や願っている願望があって、 それを達成したり叶えたいと思って長い期間 ずっと努力し続けている人に対して、 「 適わないのは、あなたの願いが執着に  なっているからだ」 「 もう諦めた方が良いのに、  いつまでも諦めずにいて『執着』になっている」 「 執着は手放して心にスペースを作らな

          「執着を手放しなさい」の誤解

          「イメージ」は”時系列”でも意識する

          講師や士業、コンサルタント、コーチやセラピストの方々は、自分の  ・外見の見た目  ・人に対する言動  ・ふとした瞬間に表情などに現れる(出てしまう)内面にあるもの により、受講者やクライアントさんに与えている「イメージ」の良し悪しが非常に重要であることは十二分に知っていて、 自分の「イメージ」を日頃からかなり意識されていると思います。 ビジネスで自分の信頼度や評価、その後の関係に繋がるか?に直結するとても大切な要素ですよね。 その「イメージ」について話している

          「イメージ」は”時系列”でも意識する

          「自分に自信満々」なんかでなくていい。もっと大切なことがあるから。

          講師やコーチ、セラピスト、コンサルタントなどをやっていると、 同じようなことやってる他の人たちの中には、 自分にものすごく自信を持ってて、 キーパーソンやお客さんやクライアントさんになってくれそうな 人たちに近づくのがすごく上手で、 実際にそこそこか、かなりかは人によるけど上手くやってたり、 あなたから見ていて羨ましい状況の人も いるかもしれません。 そういう人を見ていて 気にしなければいいんだということはわかってはいても、 やはりどうしても気になってしまうし、 純

          「自分に自信満々」なんかでなくていい。もっと大切なことがあるから。

          一年の目標は具体的でなくてもいい

          新年を迎えるにあたり、具体的な「今年の目標」を考えて設定する人も多いと思います。 自己啓発書によく書いてあったり、多くの人たちが秘訣のように語っている実現のカギは、可能な限り  『数値などで具体的に目標設定すること』 とのことなので、今年の具体的な目標値や行動目標を考えて決めた、という話を1月の間はよく聞きます。 この「目標を具体的に設定する」ことについては、  ☑ 脳内でのイメージ化・ビジュアル化を助ける  ☑ 書いたことが現実になる 等々の話と絡めて話され、実

          一年の目標は具体的でなくてもいい

          講師の「お客様」は誰?

          講演やセミナー、研修で、 「安定した登壇の仕事が欲しい」 「リピートで依頼が絶えない講師になりたい」 とご相談くださる方々に、 「お客様は誰だと思いますか?」 とお聞きすることがあります。 その答えはほとんどの場合、 「受講者ですよね?」 「もちろん参加者です」 「集客して集めた見込み客です」 という答えです。 もちろんこれは正しいと思います。 ただ、「講師」または講師を行う士業、コンサルタント、コーチやカウンセラーとして、本当の意味での信頼がある人になれて

          講師の「お客様」は誰?

          「活舌が悪い」を乗り越えた方法 ②/3

          滑舌が悪くて、それも理由の1つで人前で話すことに苦手意識を持っていた私が滑舌の悪さを乗り越えた方法の2つめです。 ものすごく単純で、これについても「え?そんなことで?」と思われる方法かもしれません。 それは、 「ゆっくりめに話す」 ということです。 自分がまさにそうでしたが、「私は滑舌が悪い」と言っている人に限って、話している時にけっこう早口だったりすることが多いです。 おそらく緊張しているからだと思うのですが、 緊張している  ↓ 早口になる  ↓ 舌が絡まっ

          「活舌が悪い」を乗り越えた方法 ②/3

          「活舌が悪い」を乗り越えた方法 ①/3

          会社から独立し、ご縁があって研修や講演の講師をしていくことになり、 「常に多くの人前で話す」のが前提になった時、 自分の「滑舌の悪さ」をよりハッキリと認識し、向き合うことになります。 もちろん会社員時代も社内で人前で話すことはよくあり、「滑舌良く話すのは苦手」「人前で上手に話すのは苦手」という苦手意識はありましたが、 そこはそれ、社内のお約束された世界なので、なんとか対応していました。 優しい人たちばかりだったんだと思います。 でも、プロの講師やコンサルタントとして仕

          「活舌が悪い」を乗り越えた方法 ①/3

          去年の新入社員の後押しで中止予定→開催された新入社員研修

          今週はオンラインによる新入社員研修続きでした。   7~10時間のまる一日オンライン研修ですが、   「オンライン実施は非常に疲れる」   という講師の先生方ばかりの中、私はどうも鈍いのか(笑)、毎日連続これでも全くOKなくらいで、ほとんど疲れませんでした。 あえて言うなら、リアルな場の普段の研修では、休憩時間も含めて座ることはなく歩きっ放し、移動時も考えると一日で相当の歩数を歩いているのに対して、一日中座りっ放しに近い状態になるので、腰への負担があることでしょうか。 あ

          去年の新入社員の後押しで中止予定→開催された新入社員研修

          「活舌が悪い」悩みを乗り越えられた3つの方法

          私は、講師として「人前で話をする」という点から考えると、本来は弱点または未熟な部分が多い人間だと思います。 1.声が通らない。通らない声をしている。 2.ボイストレーニングを受けたことがあるが、いまいち身につかなかった そして、これ、 3.活舌が悪い。しゃべってると噛みまくる。 この内の「声が通らない」ことについては、「それならそれで対処するしかない」と考え、ボイストレーニングで向上しなかったのは、多分、継続していけば良かったと思うのと自分の責任なので問題なし。

          「活舌が悪い」悩みを乗り越えられた3つの方法

          講師の話はもう答えではない

          私が社会人になったのは90年代前半でバブル崩壊直後でした。 長い目で見ると、人々の価値観や意識の変化に、ITの普及なども相まってビジネスモデルに大きな変化が起こりつつありましたが、それでも、今にして思うと、しばらくの間はビジネスモデルがシンプルな時代が続いていたように思います。 ビジネスモデルがシンプルな時代は、かなりざくっとした言い方にはなりますが、 ・会社は過去に積み上げてきた知識や技術、成功体験が通じやすく、今まで通りにやっていれば良い部分が多かった。 ・お客様

          講師の話はもう答えではない