「活舌が悪い」を乗り越えた方法 ②/3
滑舌が悪くて、それも理由の1つで人前で話すことに苦手意識を持っていた私が滑舌の悪さを乗り越えた方法の2つめです。
ものすごく単純で、これについても「え?そんなことで?」と思われる方法かもしれません。
それは、
「ゆっくりめに話す」
ということです。
自分がまさにそうでしたが、「私は滑舌が悪い」と言っている人に限って、話している時にけっこう早口だったりすることが多いです。
おそらく緊張しているからだと思うのですが、
緊張している
↓
早口になる
↓
舌が絡まって「滑舌が悪い」と表現する状況になる
↓
ますます焦って早口になる
というサイクルにはまっていくことになります。
なので、別の言い方をすれば、
「早口にならないように意識して気をつける」
ということですね。
私自身は、一年間に200日(90%がまる一日)の登壇をしているのに、やはりまだまだ緊張しがちで、気をつけていないと、緊張で焦って早口になり、滑舌も良くない状態になってしまいます。
なので、今でもかなり気をつけているポイントです。
一方で、気持ち、ゆっくり話したところで、受講者や聴いてくださっている方々にとって、それがマイナスな印象やネガティブな印象には全くならない、それどころか、それが
「おちついて話している」
「わかりやすいように丁寧に話そうとしてくれている」
「自分たちにペースを合わせて話してくれる」
「話に惹き込まれる」
それらの結果と思いますが、
「安心して信頼して聴ける」
と言ってもらえて、滑舌の悪さ対策を遙かに超えた効果を自分にもたらしてくれていたりします。
「おちついて、ゆっくりめに話す」
「自分の気持ちをおちつけて話す」
簡単すぎると思いますか?
でも、「簡単すぎる」ことこそ、意識して実践し続けて、自分のものにしていくのは難しいと思ってください。
何でもないようですが、非常にたいせつなことであることを実感する毎回の登壇です。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?