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去年の新入社員の後押しで中止予定→開催された新入社員研修

今週はオンラインによる新入社員研修続きでした。
 
7~10時間のまる一日オンライン研修ですが、
 
「オンライン実施は非常に疲れる」
 
という講師の先生方ばかりの中、私はどうも鈍いのか(笑)、毎日連続これでも全くOKなくらいで、ほとんど疲れませんでした。

あえて言うなら、リアルな場の普段の研修では、休憩時間も含めて座ることはなく歩きっ放し、移動時も考えると一日で相当の歩数を歩いているのに対して、一日中座りっ放しに近い状態になるので、腰への負担があることでしょうか。

あと、眼もつかれるかな?
 
 
オンラインのメリット・デメリットはいろいろあると思いますが、却って今の若い皆さんにとっては良い部分も多くあります。
 
 
これは今週のある日、研修後に知らせてもらった話です。
 
この状況下でどこの会社も、
 
「入社式の延期で研修も全て中止。新人は自宅待機」
「4月1日に事業所単位で集まった他は自宅待機」
 
という会社が多く、私が担当した中のある1社も、
 
「新入社員研修は全て中止」
 
で動いていたようです。
 
ところが、去年の新入社員で僕の研修に参加し、人事部に配属された2年目社員の方が、
 
去年の新入社員研修で西川さんに聞いていた話は、
 その後、実際に仕事をするようになって、
  『本当に言われていた通りだった』
 と思うことばかりで役に立つことばかりだった。
 
 だから、他の研修は中止にしても、
 今年の新入社員たちのために、
 
 西川さんのあの新入社員研修だけはなんとか
 なくさないであげてください」

 
と人事部の上司たちに強く懇願してくれて、
 
「そこまで言うなら、研修会社も西川さんはオンラインも
 慣れててOKと言ってるから実施するか」
 
と言って実施することになった研修だったそうです。
 
 
それを、終わってから教えてもらいました。
 
その2年目社員と人事部のご担当者の、
 
「やっぱり実施して本当に良かった。
 私たちを助けてくれて、ありがとうございました」
 
という、私たちへのたいへんありがたい感謝の言葉と共に。
 
 
泣きそうになりました。
実際、あとで一人になった時に、感動と感謝で泣きました。
 
 
オンラインでも、
オンラインで大人数であっても、
 
一人ひとりの今の気持ちや感情に寄り添うことは
できる

と思っています。
 
単にパッケージ的なプログラムの実施や、テキストの説明みたいな研修ではなく、

その場に出て来る悩みやアドバイス、ビジネス上の知識を求める声に全て、その場で、具体的に答えて行く。
 
 
それには、講師側の経験知と、能力と、胆力が必要にはなるけど、

それらを高める不断の努力によって、期待に応えていくことはできる

と信じています。
 

本当に私自身が感謝と学びと気づきの一週間でした。

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