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明日、どこへ行こう

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自由に好きな時に旅を。 かつて訪れた当時の写真からセレクト。 旅気分を味わえる写真をお届けします。
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犀の角
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【明日、どこへ行こう】ガウディ建築の真骨頂

バルセロナに着いたのは夜であったけど、次の日まで待てないと早々にガウディ建築の代表作、サグラダファミリアへと足を運んだ。仰ぎ見たそれは、教会らしいデザインとはかけ離れた奇抜さであった。空へと高く伸びる塔は宇宙と交信してるかのように夜空に妖しくそびえていた。1882年に着工され、2026年完成予定としていたが、新型コロナウイルスの影響で大幅に工期が遅れて、完成は未定となっているようだ。（スペイン・バルセロナ）
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【明日、どこへ行こう】音と光が寄り添う広場＠ポーランド

男性が吹く巨大な笛は眠たくなるような優しい音色を単調に奏でていた。ゆっくりと広がっていくその音に僕は心地よさを覚えた。なんとなく好きになる場所、肌に合う場所というのが旅をしているとあるが、この広場も自分にとってそんな場所だったのを記憶している。いつも通ると誰かが音楽を奏でていて、風が柔らかかった。そして広場にいる人は思い思いの時間を穏やかに過ごしていた。（ポーランド・ワルシャワ）
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【明日、どこへ行こう】ニューヨークでボクシング

ニューヨークで本場のボクシングを練習してみたいと思った僕は、お金を貯めてニューヨークに行き、ブルックリンにあるジムに入門した。3か月間、ここでトレーニングを積ませてもらった。ボクシングをやっているときは、英語なんて関係ない。僕は、「強くなりたい」その一心だった。プロ選手のハングリー精神や芯の強さ、ひたむきさを間近で見れたことは大きな刺激となった。（アメリカ・ニューヨーク）
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【明日、どこへ行こう】バルセロナの路地裏

間もなく夜を迎える時間帯。メインストリートを歩いていたが、ふと何かに誘われるように横道に入って路地裏を探索してみた。赤ちゃんの泣き声や家族団らんの笑いが響いてきたり、玄関の前でワイン片手に老人が座って本を読んでいたり、日本では馴染みのない夕飯の匂いが漂ってきたりと、路地裏はリアルな生活を垣間見ることができる。（スペイン・バルセロナ）
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【明日、どこへ行こう】ベトナム人バイカーのバランス力

上手に寝るものだ。ベトナムでは、道路がバイクで埋めつくされている光景をよく目にする。そしてバイクの荷台には、人も野菜も豚も木材も椅子もとにかくなんでも後ろにこれでもかと言わんばかりに積み上げていた。よく倒れないなと思っていたが、そうか、このバランス力があるからこそ、あんなバイクの倍以上ある大荷物を荷台にくくりつけても、倒れずに走ることができるんだな。納得。（ベトナム・ホーチミン）
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【明日、どこへ行こう】巨大都市、東京を眼下に望む雲取山

【明日、どこへ行こう】巨大都市、東京を眼下に望む雲取山



日帰りは少しハードであった雲取山登山。振り返り、登ってきた道の長さに驚く。当たり前のことだが進めばいつかは目的の地へと行ける。疲れたら止まって休んで、そして進んで、しんどくなったらまた休めばいい。ちょっと、ほんのちょっとでも進めたらそれだけで十分だ。かれこれ5時間は歩いたか。頂上に着いた時の達成感は大きかった。東京に暮らして20年弱。東京で「一番高い場所」にやっと立つことができた。（東京・雲取

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【明日、どこへ行こう】はるか遠くに感じたモナコ

【明日、どこへ行こう】はるか遠くに感じたモナコ

フランスのニースからモナコへ短時間で行けると知り、世界の大富豪が集まるモナコとはどんな国なのかと一日だけ入国してみた。モナコというだけで、走る車はみんな高級車のように見えたし、レストランに入っていく人々は綺麗に着飾った上品な方達ばかり。それとは真逆にくたびれたジーンズに薄汚れたシャツという軽装の自分。場違い過ぎたと、どんどんいたたまれない気持ちになってきて、早々にモナコを後にした。（モナコ）

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【明日、どこへ行こう】どっちに進むも決めるのは自分自身

「自分の信じる道を進め、数に流されるな」。もしこの写真に添えるならこんなコピーだな。思い返せば旅は毎日が決断の連続。どこに、いつ、何で、金額はいくら使えるか、何をするにしても決断を迫られる。一人は不安だし、これでいいのかと相談する相手もいない。若さゆえだったのか、あの時のように一人で世界各地を回れと言われても、今はできないだろうな。旅するなら一つの場所にのんびりとが今はいい。（ポーランド・ワルシャワ）
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【明日、どこへ行こう】遊び心満点の椅子が並ぶチェコの街角

世界で一番美しいと評されるチェスキークルムロフの街並み。とあるお店の前に個性ある椅子が並んでいた。靴やズボンのやれ具合、着こなし方などどれも表情ある椅子達。左のバイカーの背中にはしっかりと Harley-Davidson の文字が。その仕事ぶりに妥協なし。遊び心満点でお土産に欲しいと思いながらも、さすがに持って帰れないよなと諦めた。（チェコ・チェスキークルムロフ）
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【明日、どこへ行こう】のどかな時間が流れるカンボジアの帰り道

日差しが和らぎ始めた時間帯のプノンペン。お姉ちゃんが布の切れ端のようなものに乗せた妹を引っ張って歩いていた。小さな足取りでゆっくりと。遊び疲れてもう歩けないと駄々をこねる妹を前に、仕方ないなと姉が知恵を絞ってこの方法を思いついたのかもしれない。大変そうに引っ張り続ける姉をよそに、妹の方はどこか眠たそうだ。そんな姉妹仲にほほえましさを感じた帰り道。（カンボジア・プノンペン）
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【明日、どこへ行こう】クロアチアで過ごしたあてどない時間

はて、クロアチアで何をしたっけかと当時の記憶を探る。たしか海沿いの街、ドブロヴニクにぜひとも行きたいと考えていたのだが、お金と時間の両方の理由で行けなくなったのは覚えている。他に行きたい場所を探すこともなく、ハンガリーからバスで到着したザグレブの街中をただ歩き、喫茶店に入って珈琲ばかり飲んでいたと思う。気分が乗らなかったのだろう、写真は暗めで残っている枚数も少ない。(クロアチア・ザグレブ)
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【明日、どこへ行こう】弾ける笑顔がプノンペンの暑さを忘れさせてくれる

カンボジアの子どもの明るさと言ったら底抜けだ。きらきらと輝く瞳で外国人である僕に興味を示してくる。何がそんなに楽しいのか、ものすごく興奮した様子で飛び跳ねてくっついてくることも。こんなに感情に素直に生きられるのは子どもの特権だよなと、子どもと遊ぶ度に大人になってしまった僕はうらやましく思う。カンボジアが大好きな理由は、この屈託のない笑顔に出会えるからだ。（カンボジア・プノンペン）
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【明日、どこへ行こう】ホーチミンの路上販売は一瞬が勝負

何をぶら下げているんだろう。そう思いながら近づいてみて驚いた。その手には何羽もの鳥がまとめられてぶら下がっていた。後ろで観察していると、その鳥を道行く人に販売しているようだ。自転車やバイク乗りが前を通るとき、相手に合わせて位置を調整しながら商品をアピールしていた。相手は買いかどうかを一瞬の時間で判断しなければならない。買う方も売る方も、朝から真剣勝負なのだ。（ベトナム・ホーチミン）
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【明日、どこへ行こう】二人の時間に寄り添うブタペストの街並み

宿のスタッフにおすすめされた、ドナウ川とブタペストの街並みを一望できるスポット「漁夫の砦」に行ってみた。その回廊を歩いていると、回廊のふちに座っている二人の姿が目に映った。特に何かを話すわけでもなく、二人の間には静かな時間が流れていた。ありふれた、でも二人だけの大切な時間。もう少しで日が暮れていく中、二人にとって今日はどんな日だったのだろうか。（ハンガリー・ブタペスト）