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てきとうあれこれ気の向くまま

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  • sampling

    hip-hop sampling 集めたものの整理。バトンリレー形式に。飽きるまで。

最近の記事

桜の謎

桜が満開だ。 一般的な植物のイメージ、なんとなく、芽が出て葉が出てその葉で光合成をして養分を作り、その養分で花を咲かせ、種を作り、枯れていく、、、という流れだと思う。 しかし、桜は葉よりも早く花を咲かせる。(そうでない桜もあるけれども) つまり、光合成ができなくて養分が作れないのに、木に蓄えている養分だけであんな木全体を覆うような量の花を咲かせ、しかも咲いている間も養分を作れないからなのか、花が柔らかく木に付いている感じで、ちょっとの風でもすぐ散っていく。 桜に対して、

    • わがまま

      暖かい布団にずっと包まれていたいが、暖かい布団から起き上がるのが遅くなった休日は頭が重い ちょうど良いものはない 押しつぶされそう、何に? 分かんない 現実に?やるせなさに?空気に?風圧に?期待に?それとも期待されなかったことに? 他人の期待ではなくて、他人の私への期待を自分で勝手に見積もって、その勝手な見積もりの期待に見捨てられたくなくて、自分で勝手に課した、自分への期待 多分、今、その人たちは、私のことなんて微塵も考えてないのに、その人たちからの架空の期待に対して、自分

      • 私の母親は変わっている。 と思いながら、でもその根本が何なのかわからず、今まで生きてきた。 自分が大人になって、いろんな人と接して、母親と離れて何年も経って、母という存在を客観的に1人の人間として見れるようになってきて、やっと分かったような気がしている話。本当かどうかは分からないし、いつか母親とこの話をするのか、しないままずっと生きるかも、分からない。 母は、たぶんLGBTQのどれかで、誰にも言わずに生きてきたのだと、今、私は思っている。 そう考えれば長年の母の言動に説明

        • 雑念日記

          公園のベンチで本を読みながら、道ゆく人をぼーっと見ていた。ヘッドホンして、ゆるいトレーナーにデニムを履いて、好きなスニーカー履いて、派手な靴下履いて、おっきいピアスつけて、そうやって自分が1番好きな格好をした時、自分が1番好きな自分でいれるのに、道ゆく大多数の女の人たちの大半と自分の服装の好みがかけ離れていることにちょっと孤独を感じる。 その時聴いていた音楽、ディゲブルプラネッツ、めちゃくちゃ好きなのに、ディゲブルプラネッツがめちゃくちゃ良いっていう感情をあんまり人と共有でき

        桜の謎

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          5本

        記事

          東京藝大卒業・修了作品展

          藝大の卒展に行ってきた。 予想以上の物量とパッションとクオリティで、すごく良かった。藝大生ってすごいな、って改めて思った。ひとりひとりの人間性が垣間見えるのもめちゃくちゃ良かった。 自分の独自性はなんだって求められて、悩んで、なんでこんなことしてるんだろうって葛藤してきたんだろうなっていうのがそのまま感じられる作品も、そういう葛藤を微塵も感じない自信に満ちた作品も、そういう悩みとかなしに自分ワールドを持ってそうな作品も、全部ほんとに良かったな。 特に、建築に関しては、自分

          東京藝大卒業・修了作品展

          食べ物についてのあれこれ(麻辣編)

          以前のグリーンカレー編に引き続き食べ物シリーズ。 麻辣とは、麻:花椒(ホアジャオ、中国版の山椒)と、辣:唐辛子(辣油とかに使う字なのでこっちは馴染みがあるはず)の組み合わせの味付けのこと。山椒の痺れ系の辛さと、唐辛子の燃える系の辛さ両方を持つ味付けで、四川料理でよく使われる。 (と、認識している。プロじゃないので細かいところはわからない。) 今日寒かったので、帰りにコンビニで担々春雨スープ的なカップスープを買って食べた。そしたら、ちゃんと麻辣系の味がして美味しかった。ふと

          食べ物についてのあれこれ(麻辣編)

          sampling 5.

          4のカニエのアルバム「The College Dropout」から、もう1曲! ↓sampling 4 (Don't Worry) If There's a Hell Below We're All Gonna Go - Curtis Mayfield (1970) ↓ Jesus Walks - Kanye West (2004) カニエのかなりマニアックなサンプリングだと思う。というかサンプリングに含めていいか分からない。 何かというと、カーティスの曲の中の「N**

          sampling 5.

          23→24歳

          芸術家気取りの世間知らずな言動には辟易してしまうけど、だからってなんでも折り合いをつけながら安定して着実に生きれるほど大人になれない。どっちにもなれない孤独感。ちょっと考える時間があるくらい余裕ができると感じてしまう孤独感。 自分の名前で世間に自分の設計物を発表して生きていこうとしている人たちの、つまりいわゆる建築家を目指す人たちの、その世間知らずさが嫌いだった。私はそうやって仕事をして生きていきたいけれど、なんでそんなつまんない夢物語ばっか語ってるんだって、そう思ってた。

          23→24歳

          sampling 4.

          3で登場したアレサ・フランクリンから、 最近暴走気味のカニエによるサンプリング。 ↓sampling 3. Spirit in the Dark - Aretha Franklin (1970) School Spirit - Kanye West (2004) 原曲にわりと忠実に丁寧にサンプリングするMos Defとはちょっと毛色が違う感じのカニエのサンプリング。yeと呼ぶべき?でもこれ出した時はカニエだしカニエでいいか。 音階と速さをいじってフレーズでビートを作る

          sampling 4.

          sampling 3.

          1に出てきたMos Defのこの顔ドアップのジャケのアルバムの代表曲といえば!の曲! One Step Ahead - Aretha Franklin (1972) Ms.Fat Booty -Mos Def (1999) Mos Defの割と代表曲と言っても過言ではないこの曲は、ソウルミュージックの女王、アレサフランクリンの曲が原曲になっている。 1でも書いたけど、Mos Def、本当にサンプリングが丁寧で綺麗。めちゃくちゃ上手いと思う。原曲が綺麗に聞こえる。ちゃんと

          sampling 3.

          sampling 2.

          1からロイエアーズ繋がりで。 Everybody Loves the Sunshine - Roy Ayers Ubiquity (1976) Everybody Loves the Sunshine - ramp (1977) Wake Up (Reprise in the Sunshine) - Brand Nubian (1990) My life - Mary J. Blige (1994) Book of life - common (1994) My

          sampling 2.

          sampling 1.

          サンプリング、集めてたら気づいたら100組くらい溜まってたので、放出してきます。飽きるまで。。 We Live in Brooklyn, Baby - Roy Ayers Ubiquity (1972) Borough Check - Digable Planets (1994) Brooklyn - Mos Def (1999) ロイエアーズの名曲、We Live in Brooklyn, Babyのサンプリング2つ。ロイエアーズのこの曲、すごい好き。好きすぎてこの

          sampling 1.

          紀尾井清堂

          内藤廣設計の紀尾井清堂に行ってきた。できて話題になってた当時は忙しくて行ってなくて、やっと今になって余裕ができたので行ってきた。内藤廣は、丁寧で上品な建築、緻密で圧倒的な矩計図、という感じで、建物はすごく好感を持てるけれどあまり衝撃を受けるというイメージはなかったのだけれども、今回は本当に衝撃だった。自分の建築に対する解像度が上がって今までキャッチできてなかったものもキャッチできるようになったのも原因かもしれないけど、久しぶりに建築を見て衝撃を受けた。 構造の話 建物全体

          紀尾井清堂

          All the Streets Are Silent

          映画を久々に見た。後輩のストーリーで見て面白そうって思ってた映画。NYのヒップホップとスケートボードの歴史の映画で、ドキュメンタリー。 今までストリートカルチャーの発生はなんとなくぼんやりしか知らなくて、カルチャーを背景に今現れているものをただ享受していた。今自分が好きと主張して享受しているものたちにはちゃんとそれなりの、しかも自分の想像のキャパを超えた大きな過去があるのだっていう当たり前のことに気づけた。 ストリートカルチャーは、スポーツ、ファッション、音楽、アート、い

          All the Streets Are Silent

          東京カテドラル大聖堂

          私が日本で1番好きな建築はカテドラル大聖堂だ。それはずっと揺るぎなくて、圧倒的1位で、この間久々に行ったらやっぱり1位だった。天気は曇りだったけど、関係なく1位だった。 行った後、なんとなく、ちょうど1年前自分がTumblrでカテドラルへの愛を語っていたのを読み直してみた。 以下コピペ。 ----------------------------------- 東京に来て4年半。それまで生きてきた場所とは全く違う環境でも4年半も住んでれば完全に順応して、もはやここにずっと

          東京カテドラル大聖堂

          digable planets

          タイトルはディゲブルプラネッツと読みます。ヒップホップのグループです。大抵の人には知らないと言われるディゲブルプラネッツ。本当に愛してやまないので愛を語ります。 まずはどんなグループかというと、1987年にアメリカで結成した3人組のヒップホップユニットで、オルタナティブヒップホップの代表格の1組にも挙げられる。オルタナティブヒップホップっていうと定義が曖昧だけどメインストリームじゃないヒップホップ、いわゆるじゃないヒップホップっていう感じで、このジャンルだとATCQとか f

          digable planets