紅麹サプリ、健康被害が発生し問題となる
皆さんは、サプリメントを摂取しているだろうか?
薬との違いは、サプリメントは食品であること、健康な人が使うことが第一であり、比較的リスクが小さい。
サプリメントの利点としては、以下などがある。
一番は、手軽さに魅力を感じるが、それでも、サプリメントは、効果がある、効果がないと賛否両論はある。
もちろん、人には、個人差(年齢、体質、性別)があるため、差異が出てしまうというのもあるし、幅広く栄養素が詰まっている食材とは違い、単体では相互作用が発生しないため、効果が発揮しづらいというのもある。
とは言え、自分には、合っているのか、合っていないのか、試してみないと、分からないないことの方が多い。
ただし、サプリメント選定する上で、まず行ってほしいことは、批判的レビューを見て吟味すること。大体の人は、上辺だけの高評価の口コミだけで「皆が、これは良いと言っているから良いんだ」と認識してしまう。
中には、成分表示が曖昧だったり、不必要な添加物が入っていたり、謳っている内容と全く違ったりと、粗悪品も見られるので注意したい。
最も、重要なのは、医食同源の考え方を中心に、食事から摂り入れること、そして、サプリメントは、あくまで、補助であること、それらのバランスを釣り合わせることだ。
サプリメントを過信して、食生活が乱れては、本末転倒である。
さて、そんなサプリメントをめぐっては、小林製薬の紅麹サプリが問題となっている。
紅麹問題の経緯
小林製薬の紅麹の成分を含むサプリを摂取して腎臓病などの健康被害が発生している問題で、厚生労働省は、聞き取り調査を行い、これまで、入院患者は、116人、死亡者は、5人にのぼることを発表した。
対象となった商品名は「紅麹コレステヘルプ」だ。
明らかになっている1人目は、3年間、35袋、購入し、その後、腎疾患を発症し、亡くなった。購入していた商品の製造番号は、「X304」、「H306」、「E301」である。
2人目は、詳細な状況は把握できておらず、腎臓にダメージがあったという。
厚生労働省は、因果関係は不明であるものの、有害物質が含まれる疑いがあるとして、食品衛生法に基づき、破棄命令などの措置、行政処分を本社がある大阪市に通知した。確認が取れれば、製造、販売禁止となる。
これを受け、小林製薬は、想定していない成分が含まれている可能性があるとして、上記商品に加え、「ナイシヘルプ+コレステロール」、「ナットウキナーゼさらさら粒GOLD」の全3種類を自主回収し、成分と因果関係を分析する方針だ。
さらに、波紋は大きく及び、「塩辛」、「酒」、「味噌」といった、小林製薬の紅麹を使用した商品を取り扱っている各食品メーカー52社も自主回収する運びとなり、多大な影響が出ている。
小林製薬、大阪市ならびに厚生労働省は、対象の商品を使用しないこと、使用している人は中止するよう呼びかけている。
紅麹菌は、カビ毒のシトリニンを生み、2014年にはヨーロッパで問題となった。その後、分析を行ったが検出されかった。しかし、この未知の成分として、新たに「プベルル酸」という物質が検出された。
厚生労働省によると、プベルル酸は、死亡の原因となった可能性の1つとして一定程度あるとし、断定はしていない。
また、なぜ、ロットごとにバラつきが見られるか、その原因も不明である。
ワクチン問題は追及せず
不謹慎に捉えられたら申し訳ないが、比較的優先度、重要度が低い、話題のネタを作り出し、徹底的に責任を追求している政府と四六時中、報道しているメディアに不自然さと悪意を感じる。
それ以前に、もっと、対応すべきことがあるだろう。
ワクチン健康被害はどうなっているのだろうか?
氷山の一角だが、既に2000人以上の人が接種後に亡くなっている。
このサプリを飲んでいるのは、ほんの一部。接種した人は、何億人とおり、死者は400倍も違う。後者の方が事態が深刻だ。
しかしながら、今回の騒動と比べると、ワクチン被害者に対して、政府、メディアは、あまりにも対応が乖離していて冷酷である。
政府については、小林製薬は、対応が迅速だったのに対し、救済認定などを、1年以上、場合によっては2年以上も歳月をかけ、対応が非常に遅すぎる。
また、ワクチンによる後遺症や亡くなっている方がいるという事実があるのにも関わらず、ロット特定や死亡の全解明、ファイザー、モデルナへの責任追及は消極的で、未だに接種を中止せず推奨している。
メディアについては、地方で部分的に放送されていても、全国放送までには至っていない。スピン報道と言わざるを得ない。
金にならないサプリや薬は徹底的に追求し、金になるサプリや薬は徹底的に無視している。議員の裏金脱税事件の時と全く同じなのだ。
ワクチンが主原因か?
このように、明らかに、目を逸らさせ、サプリにだけ焦点を当て固執しているところを見ると、余程、ワクチンに触れられたくないようだ。
また、プベルル酸は、非常に毒性が強いと言われているが、論文を客観的に評価すると、非常に強いとは言い切れず、腎障害を発症させる報告はない。
しかし、ワクチンは腎障害を引き起こすことは判明している。
以上2点から、今回、死亡の原因となった可能性のもう1つとして、ワクチンも候補に挙がってくる。
ワクチンが主原因であるのに、サプリに責任転嫁、すり替えられていることになる。
亡くなった1人目で考えると、3年前からサプリを服用していた。今から3年前はいつだろうか?そう、接種が開始された2021年なのだ。
仮に、元々、サプリに原因があったとしても、主原因ではなく、そこに、ワクチンを接種したことによる相乗効果で、ゆくゆくは、腎疾患になる確率が倍増したと考えられる。
ワクチンが、かなりのトリガーになっている。しかし、接種歴が不明なので断定できないが、ほとんどの人が接種している現状を考慮すると、あり得るのだ。
このように何かサプリや健康食品を摂り入れていれば、「それが原因ですね」とすり替えのパターンが増えていくかもしない。
日本の食生活文化の破壊
紅麹=悪者という誤認識が発生しているが決して、そうではない。肝となるのは、もしかしたら、サプリに有害物質が入っていたかもしれないということだ。
紅麹自体に罪はない。
むしろ、紅麹は、恩恵はすさまじく、赤い色素には「モナスチン」という成分が含まれており、これには、抗癌作用がある。
さらに、自主回収に各メーカーが追われている中、マルコメの味噌にゴキブリが混入するという、追い打ちをかけるような事態が発生している。
「プラス糀(こうじ)生(なま)みそ糀美人(こうじびじん)」という商品で、客からの指摘で発覚したという。
スピン報道に加え、このゴキブリ混入も、意図的なものなのだろうか?
マルコメの工場ラインは、虫の混入防止を徹底している設備となっている。
そもそそも、ゴキブリミルク、コオロギパウダー、昆虫食は推奨するのに、ゴキブリ混入は問題視するというのも釈然としない。
問題となった、マルコメの味噌は、市販で買える無添加の味噌だった。
他にも、麹を使った伝統的発酵食品に、納豆(ナット―キナーゼ)、日本酒、醤油などがあるが、これらは、ワクチンに浄化作用がある唯一の剣として共通している。
しかし、それらのような体に良質なものを摂って、私たちが健康でいられると、政府やビッグファーマ(ファイザー、モデルナ)は、新薬やワクチンで儲けることができないので、あえて、問題を作ることで、排除しようとする動きに見える。
また、一連の不評被害によって、ただ「麹」を使っているというだけで、一定多数の国民が不信感を抱き、食べることを躊躇することが懸念される。
モナコリンが主原因か?
追記で、モナコリンという物質が主原因ではないかという説が浮上している。
東京工科大学の今井教授によると、副作用を及ぼす程の濃縮されたロット番号の製品を服用したからではないかとのことだ。
ただ、プベルル酸が本当に腎障害を起こすのか、他の物質とでは、どのような相互作用が生まれるのかは、無限の通りがあり、実証して特定するのは、困難である。
とにかく、サプリは危険だとしても、紅麹自体は危険ではないことを再確認したい。
企業潰し
過去には、コーラを過剰摂取していた人が、尿路結石になった事例があるが、コカ・コーラ社はお咎めなしだった。それにも関わらず、今回の小林製薬との待遇に、違いが出ているのは、一体、何なのだろうか?
日本企業を潰すことで、外資系に乗っ取らせる意図がありそうだ。
いつも、製薬会社の批判をしている投稿主が、今回は擁護しているような内容で、虫が良すぎるのでは?と思うかもしれないが、論点にしているのは、政府の対応の在り方と「麹」という食品についての部分だ。取り扱っていた会社が偶然、製薬会社であっただけの話である。
むしろ、潰されかかっているところから、小林製薬は、あちら側ではないように思われる。
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