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人はみな、自分は平均より少し優秀だと思っている

最近
なるほどな〜と思った
ことがありまして

タイトルですでに
結論を書いちゃってるんですけど


人ってどんな人も
自分は平均よりも
少し上にいると思っている
優秀だと思っている

という話らしいんですよね。


なるほどな〜
と思った時点で
私も漏れなくそう思ってるなと
思っちゃったんですけど(笑)


わかるわかる〜
確かに〜

で終わらせずに
この心理を把握した上で
人間関係にどう活かせるかな?

と考察していきます。


◯目の前の相手のプライドを傷つけない


多くの人が
自分は平均より少し
優秀である
優秀でいたい

と思っている前提で
他の人とも関わった方が良いわけです。


たとえば新年度から
医師の異動があったりで
4月から主治医が変わった
患者さんも多いかと思います。


また担任の先生が変わったり
している場合もあると思いますが

いずれにせよ
新しく担当になった目の前の相手は
前任の人より
優秀でありたい
と思っている可能性がある
ということです。

もちろん
前の人は前の人
自分は自分

と思っている人も
多いのでしょうが


「前の人より良かった!」
「今回の担当の人は良い人だ」


と思ってもらうことで
承認欲求は満たすことができる。


逆に言うと
利用者の立場であれば
前任の人や
その他の人より
優秀ですね的な
関わり方をしてあげると

相手は心を開きやすくなり
関係性が築ける可能性は
高まるとも言えます。


◯新人にもプライドはある


自分は平均以上である
と思う効果を
レイク・ウォビゴン効果
と呼ぶんですけど

この話を知った時に
まず思ったのが

若手や新人にも
そう思っている
ということを忘れがちだなと思ったんです。


私自身もそうだし
周りを見てもそうだと思います。

新人に対して
若手に対して
どうしても少し尊厳を欠いた
関わりをしがちなんですよね。


私が新人だった頃
私を含めた新人同期が
言われた内容って
パワハラ満載で


「この子、大丈夫?」
「もう2度と教えないから、
 他の人にも聞いたらいけないから」
「今年の新人は変なのばっかり」
「ねぇ、ゆとりん」(ゆとり世代の意)
「褒めるとこ見つけたいけど
 褒めるとこ無いもんね」
「ここは新人がきて良いところじゃないから」
「早く辞めるのも良いと思うよ。」
「もう辞めたの?まぁいつか
 辞めそうだと思ったけど」

など
みんな散々指摘されてきました。

当時を思い出すだけで
具合が悪くなりそう(笑)


もっと酷いことを
言われた人もいれば
そこまで言われてない人も
いるかと思いますが

いずれにせよ
目の前にいる若手や新人にも
プライドや自尊心はあるわけで

先輩や上司という立場になった瞬間に
それを忘れていることが多々ある


どれだけ相手が年下で
経験が浅い人だとしても
先輩風を吹かそうと
相手を下に見たり
バカにするような言動がないように
意識しておきましょう。


◯自分は悪いことをしているという自覚もない


少し拡大解釈なのですが
たとえばイジメや
あおり運転なども

自分はしているという自覚はない
という人が多いようです。

あおり運転の加害者も
83%の人は
自覚がないそうです。


私も仕事上
社会で犯罪を犯して
鑑定入院される方と
お話しすることがありますが

大きな犯罪を犯した人ほど

「俺は悪くない!」
「事件になったのはアイツのせいだ!」


自分は正しい
自分は正当な人間だ

と思っている傾向にあるんですよね。

自分の判断の方が正しい
自分は悪くない

と誰もが思いたいんですよ。

テレビで見かけるあおり運転をする人も
大体みんな
自分の判断の方が正しい
と思っちゃってるんですよね。

他人のことは客観的にみることができますが
自分自身のことは
過大評価したり
正当化したり
したくなるものなんです。



こういう知識があることで
自分自身を客観視することが
しやすくなりますし

判断を間違えがちだから
過信しないで
自分は優れているとか
あまり思わない方が良いよね

というお話でした😌



自分より下だと思っている人が
何かを手に入れると嫉妬が生じる

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