何のために生きているんだろう？を突き詰めちゃうと死にたくなる話

人は疲れている時や
自分に価値を感じられない時
自信を生み出せない時など

「人は何のために生きているんだろう？」

と自問自答してしまうことがあります。

この話は
人によっては
全く理解されないでしょうけど

また人によっては
めちゃくちゃわかる！

と共感される内容ではないでしょうか。

人は何のために生きるのか。

そんな問いに対する答えなんか無くて
人が生まれて死ぬことに
そこに〝人生〟というタイトルを載せて

何かしら意味や価値があるもの

にしたがるんですけど

もう薄々気づいている人も
いると思いますが
たぶん何の意味もありません。

思いがけないことの
組み合わせた先に
自分が生まれ
そして数年後に死んでいく

というだけの現象で
誰かに決められた
やり遂げなきゃいけない課題も
達成しなきゃいけないノルマもない。

人類が誕生して
おおよそ20万年程らしく
人が25歳で次の子供を産んだと仮定すると

今我々が生きている世代は
約8000世代目
ということになるのだそう。

自分達の先祖が
約8000前後いるということに
なります。

そう思うと
ありがたい気もしますし

生まれさえしなければ
こんな苦痛を感じるはずもなかった

とか

それだけ途方もない時間と
世代を乗り越えて
今の自分が生きているというのに

こんな程度の自分でごめんなさい

と自責の念に駆られる人も
いることでしょう。

特に考えすぎる人というのは
楽しい方向に考えるのでは無く
むしろネガティブな感情があって
その原因を解明したくて

なんとか救いはないか？
と思って思考を続けてしまう。

でも結局考えても考えても
自分が生きている意味や価値なんかを
誰かが導いてくれるわけではありませんし

逆に生きる意味など与えられたら
それはそれで息苦しさを
感じていたでしょう。

あなたの生きる意味は
〝これ〟です

なんて言われたら
たまりませんもんね。

もっと自由に生きさせてよ！

と思うはず。

ですが
現状の我々って
自由に生きているはずなのに
いや
自由に生きているが故に
孤独や疎外感、劣等感を感じたり

生きていることに
意味を見出そうとして
苦しんでしまう。

そして
あぁそうか、やっぱり生きる意味なんてないんだ

と思うと
楽になるかと思いきや

「じゃあもはや生きていても
　しょうがないんじゃないか？」

と結論を急いでしまう人も
居ると思います。

確かにそうかもしれません。

たぶん
意味や価値だけで測ると
人間は生きていなくても良い。

数万年後、数億年後に
人類が滅んでいたとして
それが地球や宇宙の未来にとって

さほどの意味があるわけではない。

それが数億年後だろうが
今だろうが大して変わらないように

人の命についても
同じように考えてしまう人も
いるかもしれません。

ただ
今は今抱えている仕事を
前に進めなきゃいけない

とか

子供を保育園まで迎えに行かなきゃいけない

とか

週末の飲み会の幹事を
やりとげなきゃいけない

とか

そういうミクロな視点で
世の中や生きている意味を
見出した方が良いのだと思います。

人が生きている意味を
広く大きく捉えようとしても

多分見つからないし
その方向で思考を進めると
死にたい気持ちが
現れてしまうだけだから

思いがけないきっかけで
始まった人生ですし

思いがけないことが
これからあるかもしれませんし

今目の前にある
小さな課題をまず
一つずつクリアしていくとか

小さな幸せを
少しずつ拾っていくとか

生きる上での大義などを
考えすぎるのは

あまりお勧めしませんよ？

というお話でした😌