真面目すぎるから自己肯定感が低くなる
割と自己肯定感が低い日本人って
多いと感じるのですが
その理由として
日本人が真面目すぎるから
なんじゃないの?
という話をします。
◯自己評価を低くすることのメリットはない
これは私の体感ですが
我々が学生の頃って
とにかく調子に乗ってる人って
避けられていませんでしたか?
自分はイケてる!
俺はかっこいい!
私可愛いでしょ!
という人って
めちゃくちゃ陰口を
叩かれていたように思います。
たぶん今の時代も変わってなくて
今いじめられやすい子どもって
勉強ができたり
スポーツができる子ども
も増えているそうです。
人って周りとの差で
自分という存在を認識する
生き物なんでしょう。
子どもの時から
周りと比較してしまうから
そういう目立つ子ほど
叩かれる対象になる。
ひいては
自分が叩かれないように
調子に乗らないようにして
自分大好きな人
と思われないようにすることが
美徳とされていた環境で
育っているように思います。
私が幼少期の頃
すぐにカッコつけたがる男の子に
「かっこつけ」
とあだ名を付けられていましたし
自分をかわいい
と言ってしまった女子は
次の日から徐々に
友達の輪から離れていました。
そういう
ちょっとしたことで
調子に乗る力
が奪われていったように思うんですよね。
大人になった今
など
ちょっとしたことで
自己評価を上げていかなきゃいけないよ?
という発信をよく目にすると思うんですよね。
実際に私もその類の意見には賛成で
自己評価を下げることのメリットって
ないんですよ。
ただ小さい頃育った環境が
それを許さなかった環境だったと思いますし
謙遜を美徳とし
常に浮き足立たないことを
求められてきた結果
真面目に生きている人ほど
調子に乗らないように
ナルシストにならないように
そうやって
生きてきたから
大人になった今
自分を好きになれない
大人が増えているように思います。
◯不真面目さが自分を救う
真面目な人ほど
ちょっとした成果をあげたり
人から褒められたりしても
「いやいや、自分は大したことない」
「成果が出たのは、たまたまだ」
「それより次の課題に取り組んで…」
と一切
自分を褒めない。
自分の価値を認めようとしない。
でも考えてみてください。
幸せそうな人のイメージを
頭に浮かべると
ちょっと不真面目なひとだったり
周りの声を無視して
自分大好きそうな人
を思い浮かべませんか?
少なくとも
「自分なんて…」
という人は思い浮かべないでしょう。
そういう真面目な人は
人から好かれることは確かにあるんですが
周りから好かれることでも
自分を肯定しようとしないから
結果として
自己評価が上がらないんですよね。
少しばかり不真面目さを
持ち合わせていれば
周りから好かれていることで
「俺、いいやつかも!」
と調子に乗っていける。
大人になった今
必要なメンタルスキルは
ちょっとした自分の価値を
見落とさず
そこから調子に乗っていく力
なんだと思います。
自己肯定感は
周りが身に付けさせてくれるものではない。
基本、自家発電。
それに
大きな成功や成果など
そうそう挙げられるものではありませんから
日常の中で
自分が調子に乗っていける
小さな出来事を
見落とさないことが大事。
他人の失敗を許してあげた
他人に感謝された
道を教えてあげた
とか
誰でもできることで良いから
人に価値を提供してあげられたら
ちゃんと自分が今
価値を提供したことを
承認していく。
真面目に捉えすぎて
「それくらい誰だってできる」
とか思わない方が良い。
ちゃんと皆さんにも
価値があるでしょう?
それを拾っていけば
自己評価は自ずと
変わってくると思います😌
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