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https://note.com/good_deer169/n/n9153005567a3?nt=_8414763
5番地さんからのありがたいレビュー。
末尾にご記載の通り、この発表時点では私も「なんやかんやリンギスは(事物じゃなくて)人を見てるのかな」と思っていたが、よく読んでみると、彼はむしろ徹底して事物の事物性から全てを説明しているらしい。
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末尾にご記載の通り、この発表時点では私も「なんやかんやリンギスは(事物じゃなくて)人を見てるのかな」と思っていたが、よく読んでみると、彼はむしろ徹底して事物の事物性から全てを説明しているらしい。
アルフォンソ・リンギス—「旅行記」としての哲学
はじめに:なぜ旅行記として哲学をするのか?本発表では、アメリカの哲学者アルフォンソ・リンギス(1933-)の “The Alphonso Lingis Reader”(2018)(以下、『アルフォンソ・リンギス読本』)[1]に所収の論文 “The Unlived life is not worth examining”(1999)(以下、「生きられていない生は吟味するに値しない」)[2]の精読を
企業向け哲学対話について
はじめに:企業内での哲学対話みなさんこんにちは!
今日は、私が企業向けに行っている哲学対話について、その概要・進め方・会社でやる意義について説明します。
哲学対話の源泉はいくつかありますが、日本では2000年頃に大阪大学臨床哲学研究室のメンバーがハワイでのP4C(=Philosophy for Children、子どものための哲学、学校教育での哲学対話)を踏まえて紹介したのが始まりとされてい
踊り手の存在論ー世界の中に存在しつつ世界を始め直すことー
衝撃から始まった。文字通りの意味での衝撃である。
存在が踏み鳴らされている。その事実の衝撃が耳をつんざく。
そこでは、存在の音が音楽の中にありつつ、同時に存在の音が音楽を作り直していた。
踊り手の存在をめぐるこの二重性は、この舞台の装置に関係している。
舞台のライトが当たる部分に踊り手がいる。舞台の袖にギタリストと歌い手がいる。
視覚的に捉えれば、光の当たる場所(前景)に踊り手がいて、バック
『歴史の概念について』(ベンヤミン)原書解読
なんで翻訳するのか
私はまだドイツ語の入門書を一通り読み終えた程度のドイツ語入門者だが、ベンヤミンの『歴史の概念について』の原典購読会に参加している。
正直、一文の意味を取るのに、普通に10分〜15分程度はかかる。4行以上に渡るような長文だと、30分くらいはザラに掛かる。
それでもベンヤミンの論文は比較的短いので、なんとか心折れることなく読むことができている。
それにしても僕たちは、Deep