見出し画像

新卒8ヶ月目、ちょっと今から仕事やめてくる


新卒10日目で辞めたいと思い、1ヶ月半目で仮病で会社を休んだ日もありましたが、
気がつけばもう入社して7ヶ月半が経ちました。


あした、上長に退職意向を申し出る予定です。
もう、十分頑張りました。


入社してから今まで、幾度となく、辞めたいと思ってきました。
でもそのたびに、たくさんの人に助けられてきました。



号泣しながら電話しても私の話を真剣に聞いてくれた校長先生。
休みの日にも関わらず、私をドライブに連れて行って話を聞いてくれた先輩。
考え方、生き方、同い年とは思えないくらいに尊敬している同期。
いつも仕事の相談に乗ってくれ、励ましてくれた友人、家族。
気持ちが沈んだときに投稿したnoteにコメントをくださった顔も名前も知らない人たち。


あぁ、私はこんなにもたくさんの人の支えがあってこそ生きていけるんだな
そう、強く実感した7ヶ月間でした。


なぜ、今なのか。
理由は4つあります。


①人事異動のタイミング

 今働いている会社の異動は3月に行われます。
 そのため私は今の会社で働きながら転職活動をし、2月末で今の会社を退職し、3月または4月から新しい会社で働くことができればと考えていました。


②現職の多忙さ

 しかし、最近、仕事が忙しすぎて、転職のことまで考えられない状況が続いています。次は失敗できないので慎重にやっていきたいが、このままだとまた失敗してしまうかもしれないと弱気に考えてしまうようになりました。
 元々、2つのことを同時並行に進めていくことが苦手な私にそのやり方は合っていない、それなら職歴に空白期間があってもいいから、ひとつずつこなすべきだという考えに至りました。



③経済的な問題

 一度、無職になるということはその間の生活費分の貯蓄がなければ生きていけません。
 あまり面接が得意でない私は、余裕をもって、転職活動に専念できる期間を4ヶ月間に設定しました。
 その間は実家に戻り、なるべく生活費を抑えて暮らすと考えて、計算した結果、1月の中旬頃の退職でした。


④担当授業のきりの良さ

 1月中旬といえば、ちょうど生徒は冬休みが明け、3学期が始まる頃です。
 塾でも、冬季講習が終わり、通常授業に戻ります。冬季講習までに受けもった生徒を、通常授業に戻るタイミングで次の先生に引き継ぐ。これが、生徒からも我々からしても1番被害が少なく、ちょうど良いタイミングなのではないかと考えました。



そんな、辞めることしか頭にないような私にも、
もうちょっと今の会社で頑張りたいな
と、思う心残りも2つあります。



①お世話になった人たちへの恩返し

 先輩方には入社してからポンコツだった私をスキル面でもメンタル面においても、ここまで鍛えていただきました。私は今の職場の人たちが大好きです。その人たちともう一緒に働くことができなくなることが悲しいです。
 そしてまだ、こんなにもお世話になっているのに、なんの恩返しもできていません。なのに、このまま辞めてしまっていいのか、という少しの後悔が残ります。



②好きになってしまった同期君

 私は、尊敬できる同期君のことが好きです。こんなにも気が合うと思った人に久しぶりに出会いました。そして生き方、考え方、価値観、彼を知れば知るほどどんどん好きになっていきました。
 その彼と、一緒に遊びに行ったり、情報共有といって電話したり、LINEをしたりしている日常がなくなってしまうことが正直、寂しいです。



でも、この2つに関しては転職の基準には関係ありません。人間関係の事情を転職を決めるときに持ち出すことはやってはいけないと思うのです。


悲しいな、寂しいなという気持ちをグッと堪えます。




だから

私はあした、上長に退職を申し出ます。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?