なな

なやみ続ける社会人4年目。 残したいと思った日々の出来事や忘れたくない言葉の記録。 死…

なな

なやみ続ける社会人4年目。 残したいと思った日々の出来事や忘れたくない言葉の記録。 死ぬまでにやりたいことは、バク転、フルマラソン完走、バンジージャンプ、スカイダイビング、本出版。

最近の記事

「卒業したら、会いにこないでね。」と担任は言った

1番尊敬している人は誰ですか? と聞かれれば迷わず私は 高校3年生のときの担任 と答える 先生の年齢は30代後半だったけれど、 教師になる前に10年間スポーツ新聞の記者をして それから私たちの担任になった だから 私たちが1番最初の卒業生だった 当時私が通っていたのは 偏差値も50前後しかなく 就職する、専門学校やAO入試で進学する人も多く、 約半分以上が年内には受験を終えているような 決して賢いとはいえない公立高校だった そんな中 英語と国語は学んで損はない、 こ

    • もう危ないねん。お見舞いに来たってくれへん?

      「ばあちゃん、もう危ないねん」 「特別扱いになり、いつでも誰でも面会できるようになったから、お見舞いに来たってくれへん?」 仕事中、母親から連絡がきた。 ついに、この時が来てしまった。 私が大学生1年生の、ちょうど自動車学校を卒業し、 運転ができるようになった頃、 おばあちゃんが認知症と診断された。 そう診断されてから どんどん進行して、 初めは私のまだ拙い運転で一緒に出かけることを 「大丈夫なのか?」 と怖がって話してくれる余裕もあったけれど みるみるうちに

      • 社会人3年目、2社目の退職日、思い出すのは1社目のこと。

        2021年3月、大学を卒業した私は 2022年3月、新卒で入社した会社を辞め 2024年3月、2社目を退職した。 退職すると全社員に公表されてからは、 各支店の方々から個別に連絡が来たり わざわざ電話をかけてくださる人もいた。 最終出勤日には挨拶まわり みなさんからは、 今後は誰に問い合わせればいいかわからない 専務や上長からは、 すぐ戻って来てくれてもいいよ と言って頂いた。 仕事終わりには、 3月末という不動産業界では最繁忙期のこの時期に 2年足らずで退職するこ

        • とりあえず就職するという選択肢。

          大学4年生のとき 休学しようかと本気で考えていた。 就職活動がうまくいかなくて やればやるほど自分がしたいことがわからなくなって 一旦立ち止まってみたかったから。 ギリギリまで悩んだ。 卒業論文提出の2週間前まで悩んで 結局、休学はしないことにした。 とりあえず社会人をやってみるという選択肢を取った。 当時、休学するにあたって 色々な人に相談していた。 そんな中、1番の決め手になったのは 大学のゼミの先生だった。 ゼミの先生は30歳頃まで学生をして そこから研

        「卒業したら、会いにこないでね。」と担任は言った

          優しい職場の先輩たちの種あかし

          つい最近、 前の職場の人と会う機会があった 働いていた当時では聞けなかったことも 聞けるようになって 色々と種明かしをしてくれた 校長は大学のときに学生結婚をして 入社10年目で12歳になる子供がいた 私が1番頼りにしていた2年目の先輩、 働いていたときに隣の席だった5年目の先輩、 その隣のもう1人の5年目の先輩は 3人とも母子家庭だった 仲良くしてもらっていた同じ英語の2年目の先輩は 自分で学費を払いながら学生結婚、 そして27歳で大学を卒業し、 入社したときには

          優しい職場の先輩たちの種あかし

          バイト先の店長の言葉を胸に、今日も生きていく。

          大学4年間、たくさんのアルバイトを経験した ファミレス、塾講師、引っ越し屋さん、大学内で授業のサポート、派遣、、、 たくさん経験した中で1番続いたのが居酒屋のアルバイトだった 大学3年生のはじめから大学4年の2月まで働かせてもらった 引っ越したてでアルバイトを探していた私に、大学の友だちが誘ってくれたことが始まりだった なぜ結婚できないか私にはわからないイケメンで童顔な店長 私が進路に迷ってるときにも親身に相談にのってくれた副店長 頼れる後輩 もうすぐ辞める私たち4

          バイト先の店長の言葉を胸に、今日も生きていく。

          自転車で転んだとき、私は退職を決意した

          休みの日の昼下がり、 自転車で最寄駅まで向かう途中のこと 車道から歩道へ上手く乗り上げることができなくて車道と歩道の境目に車輪をもっていかれ バランスを崩した そのとき私が乗っていたのは マウンテンバイクの電動自転車 最寄駅の駐輪場にとめたとき 係のおじさんに 「これ何kmくらい走れるの?」 と聞かれたくらいたぶん、この辺りでは珍しい自転車だったと思う そんなスピードのあるゴツい自転車だったから 勢いもすごくあった 宙に浮いた いや、宙を飛んだ まるでアンパンマン

          自転車で転んだとき、私は退職を決意した

          恵まれていた環境は失ってからしか気付くことができない

          転職して半年が経った 酷い時は 12時間×6日、1日休み、12時間×6日 ご飯を食べる時間もなかったような労働環境が 7時間半×5日(平日)、2日休み(土日) 毎日お昼休み1時間と、規則正しい生活に変わった とっても働きやすくなった でも、 去年は気にも留めず当たり前だと思ってきたことが 当たり前ではなくなった 尊敬できる人と一緒に働けること みんなが同じ方向を向いて(目標を持って)仕事に取り組んでいること 『ありがとう』で溢れていること やりたいと声をあげれ

          恵まれていた環境は失ってからしか気付くことができない

          新卒1年未満で退職した日のこと

          2021年3月、大学を卒業した私は 2022年3月、新卒で入社した会社を辞めた。 まだ記憶が新しいうちに 退職した日(最終出社日の日)のことを書き残しておこうと思う。 その日は生徒の受験があと1週間後に迫った 何ら変わりのない、金曜日だった。 お世話になった人たちへのせめてもの恩返しをと 私はいつもより1時間半早く出社した。 掃除をしようと決めていた。 トイレ掃除が終わり、自習室の掃除に入ろうとしたとき 中3担任の5年目の先輩が出勤してきた 後を追うようにすぐに、

          新卒1年未満で退職した日のこと

          新卒11ヶ月目、今日が最終出社日

          もう少し働きたい。 辞めたくない。 なぜ辞めなければいけなかったんだろう。 最終出社日を明日控えた昨日の仕事おわり、 つい3ヶ月前までは考えられないと思っていた思いが溢れている。 11月下旬、「1月15日付で辞めたい」と上長に申し出たが、 受験や全体異動の関係で3月15日付退職ということが決まった。 入社して2日目で辞めたいと思い、 ずっとずっと望んできたその日をついに明日、迎える。 嬉しいはず、 そう、嬉しいはずなのに…。 年が明けてから会社の良い面をたくさん感

          新卒11ヶ月目、今日が最終出社日

          新卒8ヶ月目、ちょっと今から仕事やめてくる

          新卒10日目で辞めたいと思い、1ヶ月半目で仮病で会社を休んだ日もありましたが、 気がつけばもう入社して7ヶ月半が経ちました。 あした、上長に退職意向を申し出る予定です。 もう、十分頑張りました。 入社してから今まで、幾度となく、辞めたいと思ってきました。 でもそのたびに、たくさんの人に助けられてきました。 号泣しながら電話しても私の話を真剣に聞いてくれた校長先生。 休みの日にも関わらず、私をドライブに連れて行って話を聞いてくれた先輩。 考え方、生き方、同い年とは思えない

          新卒8ヶ月目、ちょっと今から仕事やめてくる

          なんとなく私と似ている(と思っていた)同期君

          なんとなく、同期君とは似ていると思ってた。 60名ほどいる同期の中で私が唯一知っている同期君。 優しそうで繊細そうな顔立ち、立ち振る舞い。 大人しそう。 本が好き。 お酒を飲まない。 大勢でいるより少人数で遊ぶほうがいい。 LINEを2つ送ると必ず2つ返してくれる。 あぁ、似てるなー。 きっとこういう生真面目で、自分の意見を言いたくても言えなさそうな人たちがこの会社に集まってきていて、日々、言いなりになりながら、働いているんだろうなーって思っていた。 つい先日、初めて同

          なんとなく私と似ている(と思っていた)同期君

          人のために生きるということ。

          社会人4ヶ月目、7月下旬 ついに、仕事中に泣いてしまった。 ミーティング中の出来事だった。 「泣いてはいけない」状況下だと思うことが、余計泣けてきてしまった。 それに気づいてくれた2年目の先輩が声をかけてくれた。 同期を1人も知らない私にとって、この先輩は唯一なんでも話せる相談相手。 数日後のお仕事がおやすみの日、ご飯に連れて行ってくれた。 たくさん話した。仕事のこと、友だちのこと、家族のこと、将来のこと。 そんな中、価値観の話になった。 先輩は、 周りが幸せになって

          人のために生きるということ。

          社会人2ヶ月目、自分がHPSだと気付いた日。

          恥ずかしながら…つい最近HSPということばを知った。 1週間ほど前に、暇つぶしにYouTubeを見ていると関連動画にHSPに関する動画があがってきた。 「HSPってなんだ?」と興味本位で開いて見てみると、それはもう共感の嵐だった。 私は長年、生きづらさを感じていた。生きづらさというか…心のモヤモヤみたいなものを。 この心のモヤモヤが「生きづらいことなんだ」と気付くことができなかった。これが普通で、みんながこういうものだと思ってきたから。 よく寝る、本音を言うとすぐに

          社会人2ヶ月目、自分がHPSだと気付いた日。

          新卒1か月半目、仮病で会社をやすんだ日。

          今日は模擬授業を見てもらう日だから、頑張って考えないといけない。そう頭ではわかっていても、どうしても机の上のテキストを開くことができない。 どうして動けないんだろう。嫌でもやらないと。怒られるよ。それが仕事なんだから。向いていないとわかって入社したのは自分だよ。色々な考えが頭をぐるぐるまわって、ぐちゃぐちゃになって泣けてきた。 これからずっとこうなのだろうか。授業を毎日入ることになったら私はどうなってしまうのだろうか。自分が壊れてしまうのではないか。 もう、会社を辞めよ

          新卒1か月半目、仮病で会社をやすんだ日。

          新卒10日目、もう辞めたいと思ってしまった。

          今年の春に大学を卒業した社会人1年目です。 社会人2日目、休憩時間に親に電話し、「辞めたい」と泣きつきました。 国民年金の詳細と、これまで払っていてくれた携帯代の詳細が送られてきて、辞めたらこれはどうするんだ、と現実を突きつけられました。 社会人5日目の退勤後、転職エージェントに登録し、断られました。 継続性のアピールができないため、今の状況では厳しいそうです。 内定後、勝手に配属先を変えられ、初めからやりたくない仕事をやる、と、それなりに覚悟をして入社しました。

          新卒10日目、もう辞めたいと思ってしまった。