転職成功事例〜転職活動を通じて、「仕事で本当にやりたいこと」が見えた件〜

こんにちは。ROYAL AGENTの中の人です。
日々、求職者の方々と向き合っている中で、とても良い形で転職活動をされた方がおり、この方の活動の変遷が他の方の参考にもなると思い、記録に残させていただきます。
(ご本人様より許可を得て、発信しています。)


候補者さまのプロフィール

・20代後半
・経歴としては、マーケティングリサーチ会社 → 大手コンサルファーム → 退職をされ海外の大学院で計量社会科学を学ぶ
・人物タイプとして、物事を客観的に見て傾向を導けるタイプ。海外の文化等、常識が違う環境でも「こうだ!」と決めつけず、相手のことを汲み取りながら中立な立場をとって、ソツなく物事をこなせる方
・原体験から「エンタメ」に強いこだわりを持つ

転職活動初期

エンタメ業界にて、「どういったコンテンツが世の中から求められているかを掴み、それを素材として世に発信するコンテンツの制作企画から携わる」という目標を持ち、活動を始められました。その為当初は「事業会社でデータを用いながら傾向を見て、コンテンツ制作に携われる環境」という軸で転職活動をされていました。

真の自己理解を経て

面談と壁打ちを重ねることで、この方が「苦なく・夢中でやれてしまう業務」を深掘りしていったところ、ご本人が心の底から本当にやりたい事が明らかになってきました。それは「映画やドラマ、本、音楽等で、自分が心動かされるクリエーターの作品をより多くの人に伝える。」ということです。

元々これまで生きてこられた中で、直接会った異文化の方や、自分とは考え方が全く違い理解ができない人に対して、この方自身が相手の考えを変えるといった直接的な介入は行わず「どういった背景があって、なぜそのような考えを持つようになったのか。またどうしたら新しい考えや意見を持つようになるのか(自分が思う理想の方向性に動かすことができるか)」を観察して思いを馳せることを、学生時代からずっと通底して行われていたことに気づかれました。そのことからエンタメへの携わる考え方として「素敵な考え(コンテンツ)があるにも関わらず、何かしらの理由から日の目を浴びていない」という事柄に対して、エンタメ業界全体から見て「どうしたらそんなことがなくなるのか」の実現に向けて幅広い課題解決ができるような力をつけたいという思いに至りました。結果、イチ事業会社でコンテンツ制作に携わる選択ではなく、エンタメ以外の他業界でも全体を俯瞰して見て、業界全体の負の解決を行う機会を得られやすい、大手コンサルファームへの転職を決意されました。

最後に

「(自分は)何をしたいのか?」ということは、過去生きてきた中に必ず眠っています。Google検索で出ている自己分析の方法は表層的になることが多く、参考にしずらいことも多々ございます。この方のように「エンタメに携わりたい」という思いは転職活動の当初からあったものの、その携わり方としては「イチ事業会社の中の人として、自社が持つコンテンツを伸ばしていく」というのではなく、「エンタメ全体を見て起こっている負を解決する」ということに我々と対話して気づけたからこそ、キャリアにおける本当の「自己実現」に向けた第一歩を歩めたのだと自負しております。

我々は深い自己分析の機会を提供し、転職を検討される方々に対して「本当に転職すべきなのか?」「転職をするとしたら、どの山を登ったら良いのか?」を明確にした上で、後悔のないキャリア選択の機会を提供しますので、ご興味がある方はこちらのページよりご連絡ください。