記事一覧
LLMエージェントでDemand-Drivenな量子化学計算を実現
はじめにCRSチームでソフトウェアエンジニアをやっている山口です!
こちらの記事は以下の記事の続きです。以下の記事からお読みいただくことをおすすめしますが知らなくても読めます。
前回は、Agentを利用してやりたいことベースで量子化学計算ができる「Demand-Drivenな量子化学計算」の全体像を解説しました。 今回は、どのようにしてやりたいことベースで量子化学計算するのかについて解説して
(概要編)生成AIが拓く新たな可能性:自然言語でDemand-Drivenな量子化学計算
はじめにQunaSysのCRSチームでエンジニアをやっている山口です。
私は学生時代、分子動力学を用いた研究に従事していました。
現在、QunaSysには量子化学計算に精通しているメンバーが多数在籍していますが、私自身は量子化学計算について多少心得てはいるものの、リサーチチームでもないため、本業としては取り組んでいません。
しかし、QunaSysの一員である以上、量子化学計算に対する理解は不可欠
LangChainを使って自然言語でRDBからデータを取得する
はじめにこんにちは。CRSチームの小澤です。
先日LangChainのブログで、LangChainを使って自然言語でRDBに問い合わせるチュートリアルが紹介されていました。
自然言語を使ってRDBからデータを取得できるようになると、SQLに精通していない方でもデータを手軽に扱えるようになって、より多くの人がデータを活用できるようになるかもしれません。
今回はこちらを検証していきます。
元記
退屈な論文調査はAIにやらせよう ― arXivとChemRxivからの論文自動抽出&要約LLM: PaperBot君の紹介
はじめにこんにちは。株式会社QunaSys CRSチームの大西です。
今回は、弊社エンジニアが開発した論文調査&要約LLMであるPaperBot君の紹介と、PaperBot君による論文要約の精度についてまとめていきます。最後までお読み頂ければ幸いです!
PaperBot君の機能1. arXivおよびChemRxivからの論文自動抽出
PaperBot君は、arXivおよびChemRxivから
Table TransformerとGPT-4Vを用いたPDF内の表の解析
こんにちは。QunaSysの小澤です。
先日弊社山口のRAG紹介の記事が公開されました。
RAGは非常に有用なツールですが、PDFの論文などを扱う際には、表データを正しく読み取れない場合があります。
表の構造を適切に処理することは難しく、いくつかの改善策が提案されています。
例えば、RAGを構築するのに使われるライブラリであるLlamaIndexのドキュメントに以下のような情報があります。
今からでもRAG入門 ~ Hello, RAG ~
はじめにどうも、山口です。
みなさん、LLMを使ったアプリを作ったことはありますか?
今回はLLMアプリの登竜門であるRAGへ入門することを目指して書いていき
たいと思います。
話す内容はざっくり以下の通りです。
RAGの仕組み
RAGの実装
「RAGあり」と「RAGなし」の回答を弊社のリサーチャーの方々にどちらが回答として正しそうか判断してもらいました!
RAGのユースケース
RAG
社内Slack Botを改善するためにRagasでRAGを評価する
はじめにはじめましてQunaSys、CRSチームの山口です。
みなさん、業務でRAGを使用していますか?
論文探し効率化のためのSlack BotであるPaperBotくんではRAGを使用しています。
PaperBotくんの要約機能であまりいい回答が返ってこなくて、いくつかのテクニックを使ってRAGの精度を上げようとしました。が、いまいち良くなったのかどうかいまいち評価できませんでした。
この
化学系問題解決ツールChemCrowを試してみる
こんにちは。QunaSys CRSチームでソフトウェアエンジニアをしている小澤です。
QunaSys(キュナシス)は量子コンピュータのアルゴリズムの研究開発から実用レベルのエンジニアリングまで、一貫して取り組んでいる東京のスタートアップです!
素材、化学、製薬など 様々な分野で産業活用できるよう、量子コンピュータのパワーを最大限引き出すための研究開発を進めています。
その中でCRS(Chemi