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私が子供を産んだ時のお話。~次男~

こんにちは。キュイです。
今日、5月6日は次男のお誕生日なのです。
長男のお誕生日のお話も書きましたし、せっかくなので次男のお話もさせてください。
出産の表現が、ちょっと生々しいかもしれないので、苦手な方はごめんなさい。

令和2年5月6日17時35分。
次男爆誕でございます。
まぁ、相変わらずの安産でございました。
さて、彼がお腹に来た頃からお話させて頂きましょう。

計画がもはや計画崩れ


さかのぼること3年。令和元年です。
私たち夫婦はある決意をしておりました。
はい。2人目をお迎えしましょうか、と。
このとき長男は3歳。
そろそろ2人目を、と考えておりました。
この間、特に子供をお迎えしようという気持ちはありませんでした。
というのも、元々2人の間で、子供の年齢差は4歳以上と決めていたからです。
理由は、2歳差だと上の子がまだ幼いから、3歳差だと入学卒業が被るからです。
これはあくまで私たち夫婦の主観ですのであしからず。
令和元年、ちょうどこの年に妊娠すると4歳差になるわけです。
そして、長男は4月生まれなのですが、8月終わり頃に妊娠が分かりました。
なので、単純に9月前後くらいから妊活を始めれば4歳差の子になる、という計算をしまして。
8月の排卵期から妊活をすることに。
といっても特に何かしたわけではありません。
ただ、排卵日だけ確認して、今度は女の子、と思っていたので一応産み分けなどを調べて。
8月から始めたのは、何回もチャレンジするためです。
4月以降生まれになればいいと思っていたので、一番最初のタイミングが8月だったのです。
そしたらですね。
8月終わり頃、違和感を感じまして。
なんか直感で、「あ、いる」と思ったんですね。
生理予定日よりだいぶ早くそんな気がして、検査薬も使いました。
明らかにまだ早いタイミングだったんですが、うっすら線が入ってました。
やっぱりねぇ、と。
正直、夫婦揃って驚きました。
まさか、1回で・・・?
当然このタイミングでは性別は分かりませんから、産み分けの効果があったかどうかは分かりません。
ただ、排卵日の計算は合っていたということですかね。
それで、まさかのスムーズな妊娠に驚きつつ、実家の家族にもサプライズ報告しました。
妊活すると言ってなかったのでね。
この頃は、長男の保育園の帰りに週3回は実家に寄っていたので、その時に、さりげなくエコー写真をはいっと渡してみました(笑)
まぁ、驚きますよね(笑)
何回もチャレンジする予定で、早めに始めた妊活でしたが、結果的に初っ端からお迎えできたので、もっとタイミングが後でも良かったのかなと思ったり。
でも、授かりはタイミングですからね。
今の次男には、このタイミングでしかきっと会えなかったでしょうから。
そして、出産予定日も5月上旬と分かり、長男と半月しか変わらないぞ、とちょっとビックリしたり。
何はともあれ、無事にお迎えでき、とても安心しました。
ちょっぴり懐かしく感じる妊婦生活のスタートです。

長男のときにはなかった悪阻


お腹の子は順調でした。
ただですね。
長男のときにはなかった悪阻がありまして。
といっても入院するほどではなく、なんとか気が紛れれば耐えられるものではありました。
長男は悪阻といっても、強いて言うなら食べ悪阻。それもかなり軽いものでした。
でも、次男は結構キツかったですね。
口になにか入ってないとしんどくて、かといって食べたいわけでもなく。
食べられるものもかなり限られていて、唯一美味しく食べられるのは、まさかの豚骨ラーメンというね(笑)
長男には心配かけまいとなんとか自分を奮い立たせておりました。
キツかったのは、運動会。
正直、座るより立っている方が楽で、だけど口に何かないとキツい。
なので、ずっと三ツ矢サイダーのキャンディをひたすら食べてました。
これがね、シュワシュワして美味しいんですよ。
虫歯になるんじゃないかと恐る恐る食べてましたね。
保育園の先生にも早めに伝えた、というか長男が言っていたので、理解もして頂いて・・・ありがたい。
悪阻は、大体10月頃まで続きました。
そんな中、浜松に家族旅行に行くことになりまして。
家族といっても、私たちだけでなく、実家と一緒になんですね。
私の体調次第で、行くか行かないかとなったんですが、私、人に自分のことで迷惑かけるの嫌いなんです。
なので、大丈夫と言って行くことに。
ところがどっこい。
とんでもなく体調が良かったんですよ・・・!
動物園にも行きましたが、普通に歩けたし。
むしろ歩きすぎて逆に心配されるというね。
ホテルの夕食はバイキングでしたが、悪阻はあったので、正直全然食べれないと思ってました。
でも、とんでもないくらい食べれたんです・・・!
もうビックリ(笑)
これは、次男が気を遣ってくれたのかな?とか思ってみたり。
温泉も、元々目が悪いので、かなり慎重に動いているので特に問題もなく。
悪阻もある中、楽しい旅行になりました。

そんなこんなで。


妊婦生活はとても順調でした。
2月には、NHKのど自慢大会の予選にも出場できましたし^^
ちょっと不満を言うと、次男くん、全然エコー写真でお顔を見せてくれなかったのです・・・。
1回だけ見えたことがあるんですが、毎回ほとんど後ろを向いていまして。
しまいには、妊娠9か月ごろまで、まさかの逆子というね。
上の子は一切心配がなかったんですが、次男くんはギリギリまで逆子で、先生に帝王切開を匂わされまして・・・。
逆子体操とか勧められたんですけど、私、腰が重いので全然やらなぁい。
でも、運よく10か月に入る頃、正常な向きに戻ってくれました。
ありがたいぃ・・・。
帝王切開、名前だけで怖いです。
痛いのがとにかく苦手なので怖くて怖くて。
本当に良かったなと思いました。
ただ、そんな中。

まさかのコロナ禍


ここを飛ばしては次男の出産は語れませんよ。
そう。
新型コロナウイルス。
丁度3月ごろから、不穏な動きがありましたね。
そして、4月。
長男も年少になり、元々保育園にはいたのですが、園児服を着ての入園式を楽しみにしていたのに、中止に。
そして、登園数日後、保育園休園。
しかも、期間も分からず。
そして私は、もう妊娠10か月に入る。
仕事の方は、自営業だし事務なので、出産ギリギリまでやるつもりでしたが、保育園が休園したことにより、長男を連れてたまに事務所に行くくらいになってしまいました。
そして、出かける訳にもいかず、長男は家でテレビを観るばかり。
私も、自宅で仕事をしているし、出産も近いのでお腹も重たい。
このままどうなるのか不安でいっぱいでした。
そして、5月。
丁度ゴールデンウィーク明けくらいが出産予定日だったので、連休と同時に私の実家へ。
長男が予定よりかなり早く生まれたので、こんなに予定日ギリギリなんて大丈夫かと不安になったものです。
そんな中、私はどうしてもこどもの日の「手巻き寿司」が食べたくて(笑)
まだ陣痛くるなよ~と4日頃から祈ってました(笑)
そして、無事に手巻き寿司を食べたその夜中。というか朝方。
大体6日の朝5時前後でしょうか。
お腹がじんじん痛い。
痛いまでいかないけど、じわ~じわ~と痛む。
女性なら分かると思いますが、月経痛の波のような感じですね。
今回のお産では、ちゃんとスマホに陣痛アプリを入れていたので、時間を計っていました。
出産経験者なら分かると思うんですが、病院さんって結構厳しくて。
本当の本当のギリギリまで病院に行かせてくれないのです。
長男のときにそれが分かったので、今回もかなりギリギリまで実家で耐えました。
陣痛アプリを何度も使い、波を測りました。
波って本当に波なんですよ。
病院は、大体痛みが10分間隔になったら電話をしてと言うのです。
なので、測っていたんですが、バラバラなんですよ。陣痛の時間。
10分のときもあれば、15分のときも。はたまた5分すら。
自分の感覚がおかしいのかと思うくらいでした。
これが安定しないと多分ダメだと思っていて、とにかく感覚が一定になるのを待ちまして。
大体15時頃かな。
もうだめだと思い、病院に電話しました。
長男と同じ病院だったので、ちゃんとカルテがあるんですよね。
実は今回も、直前の検診はまだ子宮口開いてなかったんですよ。
なので、電話したとき、「まだ開いてなかったよねぇ?」と始まる訳です。
でも、長男のときの状況を確認し、「あ、でもその状態で病院に来て一気に進んでるね。じゃあ来ようか」とお許しを頂きました。
今回も運よく主人がいたので、病院まで連れて行ってもらいました。
今回は前回と違い、コロナ禍での出産。
以前は病院まで実家の家族も来ていましたが、今回はダメ。
更に、立ち合い出産も出来ず、主人は出産直前までは一緒にいていいけど、お産が始まったら退出でした。
今回は寂しいお産・・・。
でもね、やっぱり2回目ですから。大体わかってるんですね。
病院についたら即分娩室へ。
この時点で結構痛い。
なのに、子宮口開いてない・・・。
また今回も、恐らく生まれるのは夜中か翌日と言われました。
でも、痛みはどんどんひどくなり、私もリラックスしていたのか、めっちゃ痛い痛い叫びました(笑)
そして、確か途中で破水したかな?
そこで主人は退出。
ここからですよ。私は一気にお産が進むタイプのようでして。
助産師さん大慌てです。
あぁ、前回と同じだと。
先生がまだ来ていなかったので、大急ぎで呼びに行かれました。
助産師さんのサポートのもと、私は順番にいきみます。
今回がね。本当に生々しく覚えていて。
長男のときは気づいたら出てたんですけど、次男は結構出てこなくて。
いや、それでもスピード出産ではあったんですが、次男が出てくる感覚がすごく良く分かったんです。
助産師さんが「いいよ~降りてきてるよ~」とか言ってくれてるんですけど、すごい分かるんですよ。
産道を通る次男。
なんというか・・・ヌゴヌゴヌゴって感じ?
いきむ度に、ニョニョっと。いきむのを止めると止まる。
そしていきむとまた、ニョニョニョっと。
本当にね、今この辺にいるとか分かるくらい。
かなり冷静だったんですね、私。
ただ、どうも出口付近で頭がなかなか出ない。
助産師さんも頑張ってくれていて。
でも、こっちはキツイんですよ。
何がって、体制とか云々ではなく、出口でなかなか出てこず止まってる赤ちゃん!!
ものすごく、苦しいんです。
なんか便秘の時みたいな感じ。
本当に出口付近がキツくて。
いや、早く出なよ!!と思うくらい(笑)
でも先生がきてないっ!!!
助産師さんも「ちょっと待ってねぇ。先生くるからねぇ」と言ってます。
そんなこと言われてもっ・・・!
そして次のいきみのタイミングで、助産師さん「あっ!」。
はい。出ちゃいました。次男くん爆誕です。
いや、もう本当にスポンッと!スッキリ!
ただ、助産師さん大慌てですよ。
「あぁ、でちゃったねぇ。ちょっと・・・ちょっと待ってね」
そりゃそうよ。先生来てないから。
そして、なんだかんだで先生登場。
「あ、産まれちゃった?はいはぁい」
いや、おいおい(笑)
恐らく他のお産があったんだと思います。
とりあえず無事に生まれて、産声も微妙に小さいけどちゃんと聞こえました。
なんというスピード出産。
もはや、またこの流れかというね。
ちなみに、誕生したのは17時35分頃。
長男と同じくらいにうまれましたね。
私のお産は、どうやら子宮口が開く開かないは関係なくて、病院についたらGOのようです(笑)
安産にこしたことはありませんからね。
そして今回も相変わらず裂けた会陰の心配。
産まれてカンガルーケア中、「会陰、破れました?」と聞いちゃいましたから(笑)
縫われてるとき、まじで痛い・・・。
そして、全て終わり、主人、ようやく次男とご対面!
あぁ、良かったね。
ちなみに、コロナ禍のせいで、お産もマスク・・・。苦しかったね。

あれ、長男生まれた?


無事に生まれ、綺麗にしてもらった次男を改めて見ると。
・・・あれ?長男?
そう。長男の生まれたときの顔と全く一緒だったんです!!
ビックリしました。本当に。本当に一緒だったんですよ。
正直、今見返してもどっちがどっちか分からないくらい、似てる。
もはやこれは長男だろ。
いや、次男ですが。主人とそんなことを話していましたね。
何はともあれ、本当に安産で良かった。
ただ、やはりコロナ禍。
入院中は一切誰も病院に入れません。
子供も、スマホで写真や動画を撮って送るくらいしかできず。
それに、長男にも会えません。
長男は初めて私と離れて過ごしますので、ちょっと心配でした。
病院だから電話も出来ませんしね。
着替えなどの受け渡しも、ほんの少しの間、受付で私が対応できますが、病院内に来れるのは1人まで。
お水を届けてくれた実家の母が気を遣って、車で長男を連れてきてくれました。
ただ、長男は病院には入れません。
荷物の受け渡しの間は、次男は助産師さんに預かってもらっているので、私は1人。
病室の位置がちょうど駐車場が見える場所だったので、それを母に伝えていたので、母から荷物を受け取った後、すぐ病室に戻って窓を覗きました。
駐車場には、長男の姿が!
声は全然聞こえませんでしたが、一生懸命手を振ってくれました。
なんとも愛しい・・・。
長男が母と帰って行ったあと、ふいに涙が出てしまいました。
そして次男を迎え、また授乳です。
ただ、この病院は、通常より入院日数が少ないので、5日目には家に帰れました。
病院には主人が迎えにきてくれました。
病室に入れるのは1人だけですから、長男はついてこれず。
そして、次男を連れて無事に退院です。

長男と次男、初めまして。


さぁ、ついに長男と次男の初対面です。
感慨深いですね。
長男が本当の意味でお兄ちゃんになる瞬間。
次男を初めて見た長男。目がパァッと開きました。
初めての赤ちゃんです。
主人に支えられながらそっと抱っこ。
恐る恐る、でもとても愛しそうな目でした。
感動してしまいますよねぇ・・・。
次男は運よく起きていました。
初めてのお兄ちゃん。まぁ、恐らく本人は何も感じていないかもしれませんが(笑)
でも、私のスマホには、お兄ちゃんを見つめる次男、次男を見つめる長男の写真がちゃんと残っていますよ。
ここから、兄弟の生活が始まっていきます。
ただ、このコロナ禍。
長男、まだ保育園お休みです。
自粛のせいで元気が有り余ってる長男と、小さい次男を守る私との闘いが始まります・・・。

次男の出産については、こんなところでしょうか。
まさしくコロナ禍の真っただ中で生まれた次男。
今日で2歳になりましたが、まだ夏祭りや打ち上げ花火、旅行に行ったり他県のことなどを全く知らないんです。
知っているのは、車で30分くらいの距離の場所、保育園くらいのものです。
2歳ですから、マスクができないので、あまり買い物にも出かけていません。
最近ようやく少し買い物に行くようになりましたけどね。
次男の知っている世界は、本当に狭い世界だと思います。
可哀そうと思う反面、まだまだこれからたくさんの世界を見る事ができるとも思えます。
2歳を過ぎれば、少しずつ物事が分かるようになります。
この時初めて目にしたものは、赤ちゃんのときに初めて見たときよりも感動が大きいかもしれません。
最近は、私が着替えをしているだけで、お出かけを察知して「行く!行く!」と言うようになりました。
お外、行きたいよね。お出かけしたいよね。
本当に保育園がどれだけありがたいか・・・。
こんな時代、早く終わってほしい。
長男だって、物心ついてからお祭りも何もありません。
子供達が安心して、家族やお友達と思い出を作ることができるのを、心から祈ります。


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