心あたたまる音が、あなたの武器になる。
ほわっと心を温めてくれる音。
あなたにはありますか。
例えば。
煮物の鍋の蓋を取った瞬間に
湯気と共に立ち上がる、音。
私の心を温めてくれる音の一つです。
美味しいご飯。
家族の笑顔。
食卓での楽しい会話。
たぶん私にとっては
そういう記憶が感覚と共に
蘇ってくるからなのかもしれません。
音の記憶。
当時の出来事を丸々記憶した
「エピソード記憶」というものがありますが
音楽を通じてその「エピソード記憶」が蘇ると
まるで当時を再体験するかのように
あの時の感情が体感と共に再現されます。
ということは
心温まる記憶と結びついた音楽は
強力なゲームチェンジャーにもなる。
気分が塞ぐ時や
気持ちが上がらない時に聴けば
あの時の感情が蘇り
心が温まってエネルギーが湧いてくる。
冷え切った自分の心に
自分で火をつけることができる。
だから
自分だけの「心温まる音」を
持っておくといいかもしれません。
🔥
今朝のことです。
いきなり気温が一桁となり
なんとなく気分も乗らない、午前6時半。
眠そうに食卓についた次男が、突然言いました。
「そうだ、こういう時は、あの曲だ」
そして、YouTubeで探して、かけたのがこちら。
The Vince Guaraldi Trio『Linus And Lucy』
(David Benoit 版)
息子が小さい頃、なぜか好きで
何度も何度も聴いた曲。
このMVがお気に入りで
セリフもすべて覚えています。
クリスマスに関係する曲ですが
細かいことは気にしない。
どうやらこれが息子にとっての
「心温まる音」のようです。
🔥
1965年の12月に、アメリカの人口の半分がテレビで見たというアニメーションの特番『 A Charlie Brown Christmas(チャーリーブラウンのクリスマス)』。その中で使われたのが、この『Linus And Lucy』です。
「クリスマス前のワクワクを思い出す」
「聴くと自然に笑みがこぼれる」
老若男女問わず、今でもそんな声をよく聞く曲です。
当時のバンドメンバー、Jerry Granelli がドラムを叩いた最近(といっても7年前ですが)の演奏は、こちら。
A Charlie Brown Christmas Theme 'Linus and Lucy'
あなたの「心温まる音」はなんですか。
よかったら、まずは身近な音に
耳を澄ませてみてください。
思いがけないところに
宝物が眠っているかもしれません。
けるぼん
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エッセイも書いてます
強くても、強くなくても
トイレで蝶になった話
「大事な人を自分が死に追いやる」恐怖に、これ以上苦しめられないために
🎸
心、体、クリエイティビティ
与えすぎていませんか、あの人に。
やってあげなくても、いいんだよ。
こぼれた涙が種になる。
そのモノサシで、私を測るな。
逆境を笑える人は美しい。
その一挙一足、何一つ無駄じゃないよ。
サメに食われても、メシを作る
どんな猫でも猫はかわいい。ならば。
あなたは、そのままの気高く美しい存在でいてください。
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