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植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第42回 「期待」を手放し「信頼」を宝物にする ~期をただ待つのではなく、信じて頼り動く~
「数少ない女性管理職でかつ部長ですから、会社の期待も大きくて・・・」 「今回の昇格で、上司から君には期待していると言われたのですが・・・」 「前の人がパワハラ系だったので、私に対してメンバー達がすごく期待していて・・・」 コーチングやキャリアカウンセリング、友人との会話でもよく出てくる「期待」という言葉、それを口にしながら彼らの顔は曇っていました。周りの人や、組織からの自分への期待は、そのことが自分のやりたいことでない場合、重荷と感じたり、大きなストレスになったりしています。
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第41回 今すぐに必要な令和アップデート ~脱・昭和臭と、脱・平成ボケで、新生の令和の自分へ~
「なんか、ちょっとメッセージが古い。ぴんとこない。変えなきゃダメ!アップデート!」今月の研修の準備をするために、4か月前の自分の登壇録画を見ながら、自分にダメ出しです。2024年に入り、世の中が急速に変化していると感じます。まさに3倍速での変化、4か月は1年分の変化です。1年前の自分を古いと感じるのは当たり前です。というよりも、それを感じることなく日常が続いているなら、赤信号点滅です。すぐに令和脳にアップデートしましょう。 ★昭和は昔の昔、平成は昔 今から10年前、私が
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第40回 「自己実現から自己超越へ」自分への約束 ~自分の命を何に費やすのか?~
早起きの元旦、雲一つない青空の中、神田明神、湯島天神、午後からは目黒の山手七福神巡り「今年も思いっきりやるぞ~、夢の実現だ~」と心躍る感じでニコニコの笑顔で歩き周っていました。でも、その夕方の能登の地震、そして、翌日の航空機事故、私の心が大きく揺さぶられました。天災、事故、予期せぬ大惨事に被害にあわれた方へのお悔やみもさることながら、『自分が生きていること』への感謝、だからこそ『自分の命を何に費やすのか?』『自分にとって本当に大切なものは何なのか?』『自分の使命は何、何をし
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第39回 心を浄化し「心眼」を開ければ本心が見える ~心の大掃除をしてから新年を迎えよう~
11月末に大掃除を終えて(お掃除屋さんが頑張っただけですが)、心の大掃除のために京都へ1週間の旅に出ました。京都には年に数回足を運びますが、年末の今回はお寺が中心です。仁和寺、真正極楽寺 真如堂、金戒光明寺、光明寺(長岡京)、今熊野観音寺、泉湧寺雲龍院、鞍馬寺、東寺と、まさに紅葉まっさかり、インバウンド観光客を避け穴場のお寺を歩きながら、私は今年の1年の自分自身の心に目を向け、不要な感情(欲望、驕り、怒り、嫌悪、蔑み)を捨てていきます。人間力の大切さと伝える講師として自分の
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植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第38回 もっと心を動かそう!『感動体験』は心のマッサージと栄養補給 ~幸せ度が高まり、免疫力アップ、老化予防にも~
木々が色づき季節が日々変化する秋、偉大なる自然というアーティストによる作品『紅葉』は、アートの中に自分が取り込まれるような感動体験です。こんな風に感じる人はいませんか?春の桜は私のモチベーションをものすごく高めてくれますが、秋の紅葉は、私の心を大きく揺さぶり『感動』させてくれます。一期一会の大自然のアーティスト作品との出会いは、私の頭(思考)を止めて、心に没入させます。そして、心がマッサージされます。そのシーンは自分の姿と一緒に心に残り、目をつぶると蘇ってきます。私は紅葉を
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第37回 全員が主役!「私の夢」が「私たちの夢」になったとき! ~大人の合宿で見つけた未来~
2年前くらいからだろうか、お風呂の内省タイム(湯船にゆっくり浸かりながら、想像力全開で自分の夢を思い描く時間)で、何度もシャボン玉のように、浮かんできては消える夢。25年間やってきた会社Que、12年間やってきたライフワークの植田道場、物足りないわけではないけれど、でももっと自分の人生の可能性を追求したい衝動が私に「夢」を描かせます。ぼんやり浮かんだその夢は1人での実現は不可能、いろいろな人の顔を思い浮かび、シャボン玉の泡が消える・・・。昨年の夏に、その夢を机上に落とそうと
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第36回 自信がなくなったら、自分を抱きしめるところから始めよう ~いいね! よく頑張った! さすがだね! 素敵だよ!~
「自信がないです。だから自分の未来が想像できない。」 「自信がないです。だから前に進むことができません。」 「自信がないです。だから、どうしていいのかわかりません」 私たちは自信を失うと身動きできずに、黒い雲の下でうずくまった様な状態。モチベーションは下がり、ネガティブなことばかりが頭に浮かんできてしまいます。どうしたら、そこから脱出できるのでしょう。私は、周りの人や受講生から、いつも自信に満ち溢れていて、ポジティブで、楽しそうとよく言われます。実際にモチベーション・リーダ
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第35回 『満足』ではなく『充実』を意識しよう! ~『手応え』があると、人生は濃くなり、輝きを増す!~
7月中旬の沖縄旅行をコロナ拡大で延期、そこからの猛暑で次の旅行の計画を立てる気にもならず『マティス展』に行けたのが唯一の充電イベントだったりする私のこの夏は『満足』・・・からは程遠く感じます。しかし、先週に登壇した研修で「自分の今の心の状態を3分で絵に描く!」というワークで、私自身も絵を描きました。ぐっとクレヨンの握りしめ『ジャングルの密林の中での新天地』を夢中で描きました。筆圧強く、カラフルな自分の絵を見て、私は今とても『充実』した毎日なのだと、あらためて気づきました。皆
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第回34回 自分の人生は誰のもの?ライフタイムマネージメントを意識していますか? ~忙しさに埋没せずに、Work hard Play hard~
「忙しくて1カ月ほとんど休まずに働いたら、体調に異変が起きてしまいました」「忙しくて2週間以上連続勤務したら、何もする気力もなくなり倒れてしまいました」「忙しくて健康診断を数年さぼっていたら、とんでもない結果が・・・」令和時代にもなり、働き方改革が浸透し、多くの企業がホワイトな状態になってきているのにも関わらず、こういう人も見かけます。私が「なぜ、もっと自分を大切にして、休まないの?」と尋ねると「私がやるしかないから・・」「忙しい方がいいんで」といった返事が戻ります。つまり
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第33回 気づき、変わる時、チャンスは今かも! ~激動の令和時代からこそ、『心の成長・進化』を意識しよう~
1年前は鎧をガチガチに着込み、決して隙を見せなかったのに、肩の力が抜けて自然体で話しだす姿・・・。半年以上暗いトンネルの中にいたのに、まるで憑き物が落ちたようは表情で、これからの人生について語る姿・・・。毎回、不満、ストレスとネガティブなことばかり言い続けていたのが、穏やかに今の充実度を話す姿・・・。私は、キャリアカウンセリングやコーチングの場で、人が大きく変わるのを何度も見てきました。まさに、一皮向けて、新しくなったような『心の成長・進化』の瞬間です。私がそれを本人に伝える
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第32回 心が刺激を受けるパワースポットを持とう ~ポジティブなエネルギー充電をすれば、やる気スイッチが入る~
昨年から季節ごとに京都訪れていますが、そのたびに必ず行く鞍馬寺 へ、GWの大安吉日に一人で行きました。足腰強くないとちょっとお参りするのが大変なのですが、本殿前の金剛床の前に立ち、大きな夢を胸にその未来を祈りながら手を広げて、天を仰ぐ。なんと、そこには、太陽をぐるりと丸く囲む虹(ハロ現象)が見え、同時に宇宙からのエネルギーのシャワーを浴びたような感覚を味わいました。私の心は宇宙エネルギーで力強く応援され、夢は必ず実現できるという自信が漲り、目の前に広がる青空に向かってどんど
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第31回 脱・団体旅行、脱・塗り絵で、人生の充実感を高めよう ~気づかぬうちに、他律、依存していませんか?~
どこを観光しようか? 「どこでもいいです。どこ行っても楽しいと思うから、決めてください」 じゃ、何食べようか、どんなレストランに行きたい? 「何でもいいです。美味しそうなこころならどこでもいいので、お任せします」 GWの京都女子旅をオンラインで打ち合わせ中の会話だったのですが、私は思わず、 「自分が何をしたいのか、何を食べたいのか、考えて言ってよ。人まかせは楽だけど、充実感は高まらないよ。それに私はプロのガイドではないし、私がやりたこと、行きたい店にただ二人を連れ
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』 第30回 新天地に行くために必要な「勇気」と「覚悟」 ~未知の世界に飛び込み、ゼロから築く~
春は会社の組織体制や人事制度の変更、人事異動の時期です。新しい部署への異動、職種転換の辞令、部署の統廃合での役割変更、早期退職制度の対象面談、または無風の塩漬け状態・・・。会社はキャリアビジョンを描かけ、自律型人財になれというけれど、結局は歯車、駒のように扱われているのでは・・・という感覚を持った時、私たちは立ち止まります。自分のキャリアを見つめ、この会社での希望の未来が見えないと、「転職」が頭をよぎり、求人サイトを検索し始める・・・。この時期に私は「転職」に関するキャリア
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第29回 未来が見えない時こそ、視点を上げ俯瞰しよう! ~悲劇のヒロインから脱出するために~
「もっと視点を上げてみましょう。高い視点から今悩んでいる問題を見つめてみてください。何か気づくことはありませんか?」私が経営職や管理職の方々のライフコーチングの場でよく伝える投げかけです。この『視点を上げて見る』ということが、実は幸せな人生を送っていくために、仕事でもプライベートでも重要だということに、皆さんは気づいているでしょうか? 私たちは日々、いろいろな問題やトラブルに向き合い悩みます。会社でチームメンバーを持つような立場になれば、仕事での問題は増え、悩みは複雑化して
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第27回 自分インタビューをして、頑張った自分を抱きしめよう! ~自分を愛して、慈しんで、応援するために~
今年もあと何日とカウントダウンが始まる今日この頃、仕事を終えて帰宅しても、大掃除などの家事に追われ、時間がどんどん過ぎがちです。でも12月はとても大切な月、新年を迎える前に、自分のためにちょっと時間をとって大切な『自分インタビュー』をしましょう。 ★今年は私にとってどんなふうに感じた年だった? 今年1年が自分にとってどんな年だったのでしょう。大きな出来事があったのでそうか?スピードはどうでしょう、速く感じたのか、ゆっくりだったのか? そして一番大事なのは、その密度です