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植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第49回 エンゲージメントカンパニーを体現する ~私が64歳で3回目の起業をした原点~
「お二人とも64歳には全く見えません。60代で起業されるというエネルギーと、活き活きしている姿、羨ましいです。自分なんて50代でサラリーマン生活の中で・・・」新会社QBO(https://qbo.co.jp) の営業での場面で交わされた言葉に、同い年の社長と私は思わず笑顔が全開です。「植田さんは3回目の起業ですよね。新会社のお話するのとても楽しそうで、僕もそんな風に仕事したいな。憧れますよ。親と同年代なんて信じられない。担当できて本当に光栄です」これは私の個人資産運用を担当
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第48回 未来思考でポジティブモチベーション ~未来に視点を置いて、今の私を活きる~
今年6月、36歳のワーキングマザーを応援したくて、手元にあった2007年の私の著書「キャリアセレブになる36の秘訣」を渡しました。古ぼけている可能性もあるけれど、当時47歳の私のメッセージなら30代の彼女にも響くかなと思いまいした。1カ月後、彼女から「とても感動しました!元気が出ました!私のバイブルです」と感想を言われ、久し振りに自分でも読み返しました。あっという間に読み終わって「イイじゃない!心に響くじゃない!」と思わず声にして自画自賛してしまいました。そして、さらに嬉しく
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第46回 自分にコミットメントして、ベストを尽くす ~自分自身の成長と充実感と自信のために~
「私はテロップ入れや編集が出来る動画職人になる」今年4月、自分に対してコミットメントし、幾度となくプロジェクトのメンバーに公言してきました。それから3か月間かなりの苦労をし、まだまだ修行中ですが、今は何とか動画職人やれてがやれています。そして、そんな自分の成長に深夜ほくそ笑んだりしています。また、今月末の新会社設立を前に、私は自分自身にとても多くのコミットメントをしています。取締役として、動画職人として、メンバーとして。コミットメントすれば、するほど、自分にプレッシャーも
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第45回 自分のためにライフチャートを書く ~人生のストーリーができれば、愛おしく自信が増してくる~
私のライフチャートを2024年版に更新しました。人財開発業界でキャリアコンサルタントに転身した2000年から、毎年更新してホームページに載せています。最初は人間力(心)を応援するキャリアコンサルタントのとして、プロフィールで私の人生を公開することが必用だと考えてやっていました。でも今は、このチャートに取り組む時間が好きになりました。自分の人生を振り返り、全てを認め、ストーリーとして整理することで、今の自分がどこにいるのかが浮き彫りに見えてきて、これからどこに向かいたいのかも
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第44回 「新生」しながら令和を活きよう! ~「プライド」「意地」「見栄」はゴミ箱へ~
年に何度も足を運ぶ大好きな京都、一番好きな季節が5月。中でも雨上がりの日は、青葉の色はさらに引き立ち、全てが新しく始まる匂いがたちこめる。その時、私はゼロスタート地点にたった初々しい気持ちに満たされます。今年のGWも人のいない京都で新緑を独り占めして歩いてきました。100歳を優に超える木からも青葉が溢れる中、私の心は新緑の青葉のようになって、「新生」していることを実感します。私の心、頭の中がまっさらになり、新しく生まれ変わるセレモニーです。 ★令和時代に必要なのは「新生」
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第43回 充実した人生とは味わい深い人生のこと ~失敗や挫折、悲しみ、どれも苦いけれど味わいの一つ~
やっと満開を迎えた目黒川の🌸、川沿いを歩きすれ違う人の表情は笑顔ばかりです。桜を見ると、私は自分の人生に「イイネ」を言われているような気持になります。先週1週間、かなり充実していました。ワクワクして、夢中になって、本気で熱く語って、喜んで、マジに怒って、失敗して焦って、落ち込んで、復活して、徹夜するほど集中して、また喜んで・・・。振り返れば3月から4月にかけて、ずっと充実しています。いろいろな人に出会い、私の心が絶えず動いていたから。いろいろなシーンが、私の心の中に蘇ります
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第42回 「期待」を手放し「信頼」を宝物にする ~期をただ待つのではなく、信じて頼り動く~
「数少ない女性管理職でかつ部長ですから、会社の期待も大きくて・・・」 「今回の昇格で、上司から君には期待していると言われたのですが・・・」 「前の人がパワハラ系だったので、私に対してメンバー達がすごく期待していて・・・」 コーチングやキャリアカウンセリング、友人との会話でもよく出てくる「期待」という言葉、それを口にしながら彼らの顔は曇っていました。周りの人や、組織からの自分への期待は、そのことが自分のやりたいことでない場合、重荷と感じたり、大きなストレスになったりしています。
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第41回 今すぐに必要な令和アップデート ~脱・昭和臭と、脱・平成ボケで、新生の令和の自分へ~
「なんか、ちょっとメッセージが古い。ぴんとこない。変えなきゃダメ!アップデート!」今月の研修の準備をするために、4か月前の自分の登壇録画を見ながら、自分にダメ出しです。2024年に入り、世の中が急速に変化していると感じます。まさに3倍速での変化、4か月は1年分の変化です。1年前の自分を古いと感じるのは当たり前です。というよりも、それを感じることなく日常が続いているなら、赤信号点滅です。すぐに令和脳にアップデートしましょう。 ★昭和は昔の昔、平成は昔 今から10年前、私が
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第40回 「自己実現から自己超越へ」自分への約束 ~自分の命を何に費やすのか?~
早起きの元旦、雲一つない青空の中、神田明神、湯島天神、午後からは目黒の山手七福神巡り「今年も思いっきりやるぞ~、夢の実現だ~」と心躍る感じでニコニコの笑顔で歩き周っていました。でも、その夕方の能登の地震、そして、翌日の航空機事故、私の心が大きく揺さぶられました。天災、事故、予期せぬ大惨事に被害にあわれた方へのお悔やみもさることながら、『自分が生きていること』への感謝、だからこそ『自分の命を何に費やすのか?』『自分にとって本当に大切なものは何なのか?』『自分の使命は何、何をし
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第39回 心を浄化し「心眼」を開ければ本心が見える ~心の大掃除をしてから新年を迎えよう~
11月末に大掃除を終えて(お掃除屋さんが頑張っただけですが)、心の大掃除のために京都へ1週間の旅に出ました。京都には年に数回足を運びますが、年末の今回はお寺が中心です。仁和寺、真正極楽寺 真如堂、金戒光明寺、光明寺(長岡京)、今熊野観音寺、泉湧寺雲龍院、鞍馬寺、東寺と、まさに紅葉まっさかり、インバウンド観光客を避け穴場のお寺を歩きながら、私は今年の1年の自分自身の心に目を向け、不要な感情(欲望、驕り、怒り、嫌悪、蔑み)を捨てていきます。人間力の大切さと伝える講師として自分の
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第38回 もっと心を動かそう!『感動体験』は心のマッサージと栄養補給 ~幸せ度が高まり、免疫力アップ、老化予防にも~
木々が色づき季節が日々変化する秋、偉大なる自然というアーティストによる作品『紅葉』は、アートの中に自分が取り込まれるような感動体験です。こんな風に感じる人はいませんか?春の桜は私のモチベーションをものすごく高めてくれますが、秋の紅葉は、私の心を大きく揺さぶり『感動』させてくれます。一期一会の大自然のアーティスト作品との出会いは、私の頭(思考)を止めて、心に没入させます。そして、心がマッサージされます。そのシーンは自分の姿と一緒に心に残り、目をつぶると蘇ってきます。私は紅葉を
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第37回 全員が主役!「私の夢」が「私たちの夢」になったとき! ~大人の合宿で見つけた未来~
2年前くらいからだろうか、お風呂の内省タイム(湯船にゆっくり浸かりながら、想像力全開で自分の夢を思い描く時間)で、何度もシャボン玉のように、浮かんできては消える夢。25年間やってきた会社Que、12年間やってきたライフワークの植田道場、物足りないわけではないけれど、でももっと自分の人生の可能性を追求したい衝動が私に「夢」を描かせます。ぼんやり浮かんだその夢は1人での実現は不可能、いろいろな人の顔を思い浮かび、シャボン玉の泡が消える・・・。昨年の夏に、その夢を机上に落とそうと
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第36回 自信がなくなったら、自分を抱きしめるところから始めよう ~いいね! よく頑張った! さすがだね! 素敵だよ!~
「自信がないです。だから自分の未来が想像できない。」 「自信がないです。だから前に進むことができません。」 「自信がないです。だから、どうしていいのかわかりません」 私たちは自信を失うと身動きできずに、黒い雲の下でうずくまった様な状態。モチベーションは下がり、ネガティブなことばかりが頭に浮かんできてしまいます。どうしたら、そこから脱出できるのでしょう。私は、周りの人や受講生から、いつも自信に満ち溢れていて、ポジティブで、楽しそうとよく言われます。実際にモチベーション・リーダ
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第35回 『満足』ではなく『充実』を意識しよう! ~『手応え』があると、人生は濃くなり、輝きを増す!~
7月中旬の沖縄旅行をコロナ拡大で延期、そこからの猛暑で次の旅行の計画を立てる気にもならず『マティス展』に行けたのが唯一の充電イベントだったりする私のこの夏は『満足』・・・からは程遠く感じます。しかし、先週に登壇した研修で「自分の今の心の状態を3分で絵に描く!」というワークで、私自身も絵を描きました。ぐっとクレヨンの握りしめ『ジャングルの密林の中での新天地』を夢中で描きました。筆圧強く、カラフルな自分の絵を見て、私は今とても『充実』した毎日なのだと、あらためて気づきました。皆
植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第回34回 自分の人生は誰のもの?ライフタイムマネージメントを意識していますか? ~忙しさに埋没せずに、Work hard Play hard~
「忙しくて1カ月ほとんど休まずに働いたら、体調に異変が起きてしまいました」「忙しくて2週間以上連続勤務したら、何もする気力もなくなり倒れてしまいました」「忙しくて健康診断を数年さぼっていたら、とんでもない結果が・・・」令和時代にもなり、働き方改革が浸透し、多くの企業がホワイトな状態になってきているのにも関わらず、こういう人も見かけます。私が「なぜ、もっと自分を大切にして、休まないの?」と尋ねると「私がやるしかないから・・」「忙しい方がいいんで」といった返事が戻ります。つまり