見出し画像

植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第38回 もっと心を動かそう!『感動体験』は心のマッサージと栄養補給    ~幸せ度が高まり、免疫力アップ、老化予防にも~

 木々が色づき季節が日々変化する秋、偉大なる自然というアーティストによる作品『紅葉』は、アートの中に自分が取り込まれるような感動体験です。こんな風に感じる人はいませんか?春の桜は私のモチベーションをものすごく高めてくれますが、秋の紅葉は、私の心を大きく揺さぶり『感動』させてくれます。一期一会の大自然のアーティスト作品との出会いは、私の頭(思考)を止めて、心に没入させます。そして、心がマッサージされます。そのシーンは自分の姿と一緒に心に残り、目をつぶると蘇ってきます。私は紅葉を求めて旅に出ます。そして、また新たなる体験に、私は釘付けです。金沢のライトアップ・・・圧巻でした。足の疲れを忘れ「大感動」です。

 先だって、友人の木管楽器のアンサンブルのコンサートに行きました。学生時代から社会人の今に至るまで、趣味といいつつも本気で続けてきた仲間を束ねるリーダーとして、毎年コンサートを開いてきたという彼女の姿に、目を奪われました。仕事をきっかけにした15年以上の友人ですが、私が全く知らない自信に満ち溢れ、凛々しく輝く彼女の姿がありました。私は深く「感動」しました。彼女のことがもっと知りたくなり、大きな刺激を受けました。

 感動すると、自分の心が刺激され、柔らかくなって、モチベーションが上がり、幸せ感も高まります。皆さんは、日々感動していますか?

★心を大切にするために「感動体験」

 年末に向かって忙しさが加速している人を見かけます。その姿は、どんどん心が擦り減っているようで辛そうです。「もっと自分を大切にしないと、壊れてしまうよ」という言葉にも、「大丈夫です。健康には気を付けて休みは取っています。」という体調に関する返事が戻ってきます。もっと自分の「心」を大切にしたらと伝えたかったのですが、上手く伝わらないようです。「心」を大切にするという意味が分からないのかもしれません。リラックスするのは心の休息です。「感動」は心のマッサージと栄養補給です。
この「感動」することを大事にして欲しいのです。
 まずは、頭のスイッチ(思考)をちょっと切って、「心(感情・気持ち)」に意識を向けることで、感動しやすくなる準備をしましょう。考えずに、感じる・・・・この感覚を、日常的に当たり前にしておきましょう。
日々、美味しいものを食べたり、スポーツを観たりして感動することもあります。それもいいのですが、もっと心が大きく揺さぶられ、自分に中に残るような深い『感動体験』を大事にしましょう。それには「感動」を味わえる場面を待つのではなく、積極的に探していきましょう。旅、仲間との体験、未知なことへの挑戦・・・周りにいろいろあるはずです。

★感動したら、動き出そう!

 なぜ、「感動」が大事なのでしょう。私たちは感動している時に、脳内では「ドーパミン」というホルモンが分泌され、幸福感を高めること、また、精神的なストレス解消や、免疫機能を上げます。ストレスや免疫力の低下は、老化を進め、披露の蓄積にもつながるので、老化予防にもなります。そして、より深い感動体験は、たくさんの効果があると感じます。それは、まさに『心が動いた』ということです。
・やる気が増す、モチベーションが上がる
・アクティブ、積極的になる
・心が敏感になり、共感力が増す
 ・より、感動体験をしたくなる
 ・人生観が変わる
 ・生きている実感がわく
 ・さらにいろいろ・・・・

そして、感動したら、そこで終わってしまうのは、ちょっともったいないです。心が動いたところで終わりではなく、「行動」していきましょう。すると、自分自身に素敵な「変化」が始まります。その変化は「復活」「成長」「進化」・・・いろいろです。感動を沢山して、自分をどんどん変化させたくなりましたよね。さあ、感動を探しに行きましょう。

====
◎夢や目標を実現したい、人生を輝かせたい、成長したいと思っている方◎
2023年12月22日(金)19:00~21:00
ドリカム(Dreams come true!)サロン
今回のテーマ:2023年を振り返り、来年の夢を描こう!
https://www.qhmd.que.co.jp/programs/dream1222/

­­­­====
◎立ち止まり、自分の人間力を磨きたい経営者、管理職、リーダーの方◎
2024年1月24日(水)2月21日(水)全2回
モチベーション・リーダーシップ研修
~メンバーを動機付け、エンゲージメントを体現する人間力リーダーになる~
https://que.co.jp/pdf/noma_olseminar_20230914to20240221.pdf
=====


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?