株式会社キュリオ 綾部由紀子

東京で産業保健師・カウンセラーを長年。成長と効率化を探求した結果、病院・健保・外資・個…

株式会社キュリオ 綾部由紀子

東京で産業保健師・カウンセラーを長年。成長と効率化を探求した結果、病院・健保・外資・個人事業・法人設立と経過。自分の扱い方がなんとなく掴めてきたこの頃。https://qrioqrio.com/

最近の記事

(ロッカー+お笑い芸人)xナース=素敵なイロモノ

先日、私はイロモノで生きることを決意した イロモノとは、王道から脱線してるみたいな素敵な人、という意味。 1年ちょっと前のこれ見つけた。 上記記事を書いた約3ヶ月後、米国フロリダに一人で飛び、Monstets Rock Cruiseという、50バンドと3000人以上で5泊6日過ごすクルーズに初参加した。 タイトル写真はその時のもの。 そこから9ヶ月、苦くて恥ずかしいイロモノ人生が幕開けた。 看護師はロッカー&コメディアンの代替案だった ギターは手が痛くて弾けない..芸

    • 「私みたいに立ち止まっていた時間が今までにありましたか?」

      「いつも先陣切って走り続けてる綾部さんは、私みたいに立ち止まっていた時間が今までにありましたか? それとも落ち込んだりしてたときもいつも何かしら活動されてたんでしょうか…」 20歳以上離れた後輩からのLine。 彼女に出会ったのは、やりたいことに気軽にチャレンジできる自分になってからだから、新鮮な質問で嬉しかった。 ”何か悪いことが起きるかもしれない”不安・恐怖心が燃料で、動き続けていた 楽しいことは沢山あったが、心の中では常に緊張し、注意深い子ども時代だった。 19

      • 3, カウンセリングで見てみてること

        見ると決めて、話を見てます 五感と言語から得た情報を統合して見える化しているので、私だけが使える、話をよく理解するためのツール、フレームワークみたいなものです。 なので、スピってないと思います^^ 当然、日常会話では使ってません。お仕事で必要な時に、見るモードに変えてます。 ただ、情報を統合してから形に変える段取りは、自分のゴール設定などの場面でも使ってます。 以下、見え方の大枠です。 1:3D系 雲、柱、剣、ミストシャワーみたいな感じで、大抵は頭部周辺にあります

        • 2, カウンセリングでデータベースとブラックボックスをかけ合わせること

          カウンセリング中の脳内の言語化が出来るようになってきた..と友人に伝えたら、面白いことを教えてくれました。 (私の文章では伝わりにくいと思うが..)なるほどぅ..! データベースのインプットは四六時中 私の場合は、人間に関することなので、出来事も人間関係も、自分の心の機微も、全て蓄積していきているかな、と。 特に仕事に関しては、勉強も経験値も沢山積んできたつもりですが、どちらかといえばアウトプットの方が難しい(経験値低い..T_T)ので、インプットでの苦労感は少ないです。

        (ロッカー+お笑い芸人)xナース=素敵なイロモノ

          1, カウンセリングで意図していること

          基本的に「過去・今を考える状態から、未来の選択を考える状態に変わること」を意図しています。 人間の意識が未来に向いていることは科学的に証明されているので、後悔ではなく、今後の選択を考えていく方が理に適っているので。 ヒトは、未来を意識しているから、今、いろいろ悩んじゃうわけなので。 ちなみに、私の捉える苫米地式コーチングは全くの別格なのですが、こういったアプローチをコーチングセッションに含めることはあります。 基本的な順番は、こうです。1)カウンセリング的なアプローチ

          1, カウンセリングで意図していること

          厄介な感情とのお付き合い

          「自分のここ、イヤだから変えたいな」と優しい気持ちで認識できるようになったのはつい最近。 50歳でやっと、”怖いこと・嫌な事が起きるから..”へのとらわれベースでの思考から脱却できて、本当にいろんなことが楽になった。 (時間はかかったけど、本当に、諦めなくてよかった) それ以降の、受け入れ難い思考・感情の受け入れ易さは段違い。 1つにつき数日ほどで、思考パターンをケロっと変えていける。 例えば”厄介な嫉妬感情”を持つ自分に気づいたとき 厄介な..とは、嫉妬しつつ、自己嫌

          厄介な感情とのお付き合い

          独立後15年で浮上してきた子どもの頃からの夢,その先の目標

          マイクロフト(現:日本マイクロソフト株式会社)を退職し、フリーランスになったのは2008年のこと。 勤続5年目で次の目標を見失った・子ども2歳・時間をもっと有効活用したい・元々の独立心..など複数の理由から決断した。 当時はフリーランスも在宅勤務も流行りではなかったので、非常勤・派遣を組み合わせ、未経験エリアを身につけていった。 4年目:初めての業務委託 初めてのご指名ご依頼。1時間3千円。嬉しかったなぁ.. 極貧時代:頼みはクレカのSUICA・オートチャージ機能 支払

          独立後15年で浮上してきた子どもの頃からの夢,その先の目標

          自信が持てない方へ:問いの一例

          「自己評価が低い」「自信が持てない」方々への日頃の問いをまとめてみた。 (実際の対話では非言語が大半だから、多分何言いたいか伝わらないよな..と思いつつ^^;) 自信がない、とは? ・なぜ、自信がないのか ・何に、自信がないのか ・関連する他者評価(仕事では実際の評価、交友関係では相手の反応) 例えば..で、具体的な話を伺っていく。 すると、「自己評価と他者評価のギャップから目を背けがち」というパターンが見えてくる。 つまり、「良い他者評価を受け入れていない」。 なぜ

          自信が持てない方へ:問いの一例

          答えを探し続けられる教育に感謝

          とある探し物をしていたら、大学時代の、最初と最後の病院実習の感想レポート、卒論が出てきた。 卒業時、吉武香代子学科長が各学生に届けてくれたものだ。 吉武先生(と呼んでいた)は日本の小児看護・教育に多大なる貢献をされた方で、慈恵医大医学部看護学科の初代学科長に就任され、私たち1期生と2期生の卒業まで見届けてくださった。 コロンビア大学及び米国での臨床・教育の実践を取り入れてくださり、座学も実習も理論・実践をチームで討論するスタイルで正解を提示しない教育を提供して下さった。

          答えを探し続けられる教育に感謝

          感動が吹き荒れる目標に、今、吐き気をもよおしている

          10年ほどかかりそうな目標ができた。 できた、というか、やっと、その目標を絶対叶えると思えるまで、20年かかっている。 私にとっては大きな夢で、私にしか分からない感動が吹き荒れる。 途中までは日々の努力・勉強でどうにかなるので、早速、インプットを開始した。 で、今、「吐き気」に襲われている。 新しいことを選択した時、大抵、こうなる。 不安と緊張で吐き気をもよおす。 ピアノ発表会の本番直前みたいな感じが、大波小波でしばし続く。 「いい感じ」だ。 自分が変化しちゃったことが

          感動が吹き荒れる目標に、今、吐き気をもよおしている

          さびしさに背中を押されている

          無意識で諦めていたことに、急に気付かされ、チャレンジする流れがくる。 その時、”さびしさ”があがってくる。 今回も、そうだった。 自分がやるからこそ価値を生み出せる、と思えるようなことがやっと見つかった。 と同時に、とてもさびしくなり、やっぱりひとりなんだな..と思った。 小さい頃から持ち続けてきたモヤモヤの中にある不安・緊張が取り除かれたら、 「さびしさ・ひとり」が浮き彫りになったのかもしれない。 あの頃は、一人で居ると、 遠くに持っていかれるような、自分が消えて誰だか

          さびしさに背中を押されている

          コミュニケーションって、最高だ。青天井の賢さと幸せを感じさせてくれる。

          理解より同意より、受け入れを求めているその気持ちわかるよ 理解や同意を得られると安心するが、 その瞬間、寂しさが、ふわっと浮き上がってくることがある。 分離感や寂しさを含む、曖昧な小さな孤独感。 あなたと私が違う人格だと、明確に認識されるからだろうか。 同意を得られた。 でもそれは、過去のあの瞬間にあの人から欲しかった同意。 だから、孤独、なのかもしれない。 その切なさから逃げ切りたい そんな孤独感に度々遭遇する。 その切なさを大切に思うし、とても愛している。

          コミュニケーションって、最高だ。青天井の賢さと幸せを感じさせてくれる。

          金継ぎを眺めながら離婚を振り返り、丸ごと抱擁していく

          茶の湯から始まったという金継ぎ(kinntsugi)作業は、完成までに約1ヶ月かかるという。 私の心の崩壊と修復には、父の急逝からは31年、離婚からは5年半を費やした。 費やした。 やっと超えられた気がする。 父の急逝と違って、離婚は自らの意思だ。 でも、どうして離婚したの?の問いには、 どんな風に答えても、どこか的を得ていなかった。 最近、あらためて率直に問われる機会が続き、自分の曖昧さと真剣に向き合ってみた。 少なくとも10年は悩んでいたので、エピソードや理由は

          金継ぎを眺めながら離婚を振り返り、丸ごと抱擁していく

          偏食だし、すぐ一喜一憂するけれど、私は超元気です

          職業上なのか、雰囲気なのか、印象と実際が違うことを共有しといた方がいいな..って思う機会が増えたので、記しておきます。(誰得な話) 食生活はメチャメヤです家で食べるもの 小さい頃から、食べる・美味しいことに、それほど喜びを感じるタイプではないので。 給食は美味しいとも不味いとも思わなかったけど、量が多くて苦痛でした。 一人暮らしでは自炊はしてたし、 結婚中・妊娠中・子供が中学入学頃までは、それでもそれなりに作っていたけれど、 興味・喜びがないから、義務っぽかった。 今は

          偏食だし、すぐ一喜一憂するけれど、私は超元気です

          癒しグッズには天然石よりスマホケースらしい

          気分の切り替え、不安や緊張の緩和などに、触り心地が好きで、手のひらに収まるくらいのグッズを持つことをお勧めすることが多い。 これは、皮膚感覚に”心地よい”刺激を与えることで、脳に”リラックス・安心感”をフィードバックし、脳から全身にリラックスの信号がもたらされることを期待しての行動。 五感にはたくさんの効果があるようだ。 まだ言語を持たなかった幼い頃から五感(視・聴・触・味・嗅)を使ってきたし、当時は脳がまだまだ未分化で役割分担が曖昧だったから、共感覚も持ち合わせていた

          癒しグッズには天然石よりスマホケースらしい

          恐怖心の対象の経年変化を振り返って見えたこと

          10歳未満の頃 生まれ育った伊豆半島は地震が多く、大きな地震発生後には数分で津波がくると予想されていた。 おそらく5歳頃から、私は毎日常に”今、津波が来たら..”とシミュレーションしながら行動していた。 一番苦慮してたのは、入浴時の対応。 浴槽に入ったまま流されて助かった人の話を大人から聞いたから、出るべきか出ないべきか、常に決めかねていた。 あまりにも怖すぎて、朝の太陽光の強さと湿度で、地震予知が出来たくらい。 口にすると本当に起こりそうだったし、なにか怒られそうで、誰

          恐怖心の対象の経年変化を振り返って見えたこと