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自信が持てない方へ:問いの一例


「自己評価が低い」「自信が持てない」方々への日頃の問いをまとめてみた。
(実際の対話では非言語が大半だから、多分何言いたいか伝わらないよな..と思いつつ^^;)

自信がない、とは?


・なぜ、自信がないのか
・何に、自信がないのか
・関連する他者評価(仕事では実際の評価、交友関係では相手の反応)

例えば..で、具体的な話を伺っていく。

すると、「自己評価と他者評価のギャップから目を背けがち」というパターンが見えてくる。
つまり、「良い他者評価を受け入れていない」

なぜ、受け入れない?


・なぜ良い他者評価を受け入れないのか


大抵は、辛いから、信じられない、それはそれ、自分としては足りない、、などが返ってくる。

そこには”緊張”が走っているように見える。
受け入れられないのではなく、受け入れたら最後、緊張が増して崩壊してしまうような恐怖にも似た感覚。

・では、何に緊張しているのか



なんとなくこの過去の体験かな..というものが浮かべば、それを入り口に出来る。
過去の失敗/恐怖体験に限らず、周囲に合わせようと努力していた時期、うまく出来なかった経験など。

その経験はネガティブな記憶だとしても、あなたが努力して乗り越えた経験。
だから、成功体験でもある。
努力して成功したから、努力して成功しようとしている。だから、緊張する。

努力は悪いことではない。
ただ、その努力の仕方は、今のあなたと目の前の事象には、もうフィットしない方法なのかもしれない。

例えば、以前のパートナーとうまく交流が出来なかったことを、今のパートナーに投影し「同じことになるかも..」と不安になること。
例えば、学生時代にいじめられたから、組織の中で「いつかは不意にいじめられる」と常に安心できないこと。
例えば、努力がなんとか実ったから、今回はそれ以上の努力をしないとうまくいかないと思っていること。

これら全て、過去の経験を元に、現在を決めて、うまく行かせようと努力している。
この時点で、疲れてしまう。
不安や恐怖心だけでなく、自分の利益のために動いているようで、自分に幻滅してしまうようだ。。

なぜ、くり返すのか?

・なぜ過去と同じ行動をするのか

それは、人間だから。
過去の記憶をもとに未来を推測するのが、ヒトの脳だ。
特にネガティブな過去の体験ほど、未来も繰り返されると推測するそうだ。

このリスクヘッジは、生きるため、成功のため。
小さな子が道路に飛び出すのは、経験・知識がないから。
私たちは上手にリスクヘッジしてきたサバイバーだ。

・では、あなたのその行動は、何をリスクヘッジしている?
・それは、あなたが本当に避けたいこと?
・避けたら、何を得られるのか?
・それは、あなたが本当に得たいこと?

・あなたが本当に得たいことは、何だったけ?

どうぞ、自信の有無で選択するのではなく、欲しいかどうかで選択してみては?
どうなりたいか、どうありたいか。

・周囲に合わせるタイプ?


もし自分が得たいことがわからなければ(大抵の自信がない方は謙虚なので、それは難しいことが多いらしい)、周囲(人・事)に役立つかどうか、で選択する手もある。
振り返ってみてほしい、もしかしたら、相手・周囲のための方が動きやすいタイプかもしれない。

結論

自信がないのは、過去(という自分の世界)で判断してるから

ネガティブな記憶・体験であっても、今、あなたは生きているから、その体験は成功体験。
だから繰り返している。
ヒトの行動の大半はそうなのだろうから、特段、無理に変える必要はない。

ただ、「違和感」「生きにくさ」を感じたら、繰り返したくないけど繰り返しているサインかもしれない。

緊張して、避けながら生きていくのはうんざりなのかもしれない


あなたの今は、過去のあなたのものではない。
どうぞ、今のあなたで、今に接することに力を注いでください。
反省は不要です。

役に立ちたい!は、自信がなくても持てる

(相手や事の)役に立ちたい..と少しでも思えたら、その気持ちを大切に認識してあげてください。
行動できなくても、気持ちを消す必要はありません。
思い(意識)が先で、行動は後だから。

辛いことも時にはあるけれど

あなたの思いは、あなたが見捨てない限り、誰にも搾取されません。

きっと、過去もそうだったように、惜しみなく気を配り、惜しみなくあなたの優しさを振りまいてみてください。

人も事も、全て一期一会だから、自信なんて感じられない。

でも、自信を持って誰かを励ませる日は、そう遠くはないはず!

最後に。
大学生の頃に出会って以降、気を抜くときに口ずさむ、大好きな曲。
明るい方を見ていこう♪

「Always Look on the Bright Side of Life 」Monty Python


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