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厄介な感情とのお付き合い

「自分のここ、イヤだから変えたいな」と優しい気持ちで認識できるようになったのはつい最近。

50歳でやっと、”怖いこと・嫌な事が起きるから..”へのとらわれベースでの思考から脱却できて、本当にいろんなことが楽になった。
(時間はかかったけど、本当に、諦めなくてよかった)

それ以降の、受け入れ難い思考・感情の受け入れ易さは段違い。
1つにつき数日ほどで、思考パターンをケロっと変えていける。

例えば”厄介な嫉妬感情”を持つ自分に気づいたとき

厄介な..とは、嫉妬しつつ、自己嫌悪・否定してる時。
羨ましいというより、相手を引きずり下ろしたい気持ちを隠しているようなやつ。
感じたくないのに、機会を逃さず、何度も上がってくる感情。

ここ2−3ヶ月、チラホラとそんな感情が上がる機会があったので、先日、これはもうアカン!と気合を入れて、「私もそうなれる!」と言い換えた。

相手を引きずり下ろす必要など、そもそも無い。
ただ、自分がそうなればいいだけ。
厄介が出てきたら、瞬時に言い換えて、自分の未来にフォーカスする。
どうなりたい?何を求めている?と問いつつ、「私もなる!出来る!」と言う。


言い換え方などの具体的対処法はその感情・思考内容によるが、
新しい回路を繰り返してクセにすることは共通
制御可能にしてあげる。
持ち続けて苦しむ必要はない。

例えば”なんでそうなの..とイライラ”したとき

それまでは隠せていた相手への要望・要求が一気に現れたとき。
近しい間柄でよくみられる。
イライラの原因は相手にあり、自分は被害者になっている。
相手の非を訴えつつ、自分を責めている。
(もちろん、自分を責めない人・場合もあるが)

そんな自分に気づいたときは、
一呼吸して「あー、自分のエゴが出ちゃったな」と反省、
本当に伝えたいことは何だろう?と論理的に考えてみる。

強い思いがあるから、エゴが制御できなかっただけ。
トレーニング次第で変わっていけるポテンシャルマター。

未来を阻まなくなった最初と最後のきっかけ


私にとって、最も未来を阻む感情は、不安・恐怖心だった。
5年ほど、特にここ2年は本気で色々と試した。
徐々にヒビが入って、今年5月に一気に弾け飛んだ感じ。
ものごころついてからの長い付き合いだから、すごく時間がかかった。
その分、解放感はとんでもない。

絶対に楽しいことを、恐怖と戦い(笑)ながら行動してみたことが最後のきっかけなのだが、
自分で自分に負けちゃった5年前が最初のきっかけかもしれない。

小さい頃から持っていた未来への漠然とした不安感が、
19歳時の父の急逝により確信に変わり。
それを払拭しようと頑張ってきたことが、ガラガラと崩れ落ちた。

今思えば、人生に変化を起こしたのは、それを崩したかったからだと思う。
だけど予想以上に全てが崩れてしまって、自分で自分に負けちゃったのだと思う。

あの時、とにかく、段違いに、未来が恐ろしかったから。
自己否定や罪悪感なんて、恐ろし過ぎて持てなくて。
とにかくどうにか動けるようにしてあげなきゃ、それしかなかった。
それが、長年の不安・恐怖心の大解放のきっかけだったのかもしれない。

これから


つい先週、新しい取組みが立て続いて少々疲れたのだろうか。
以前のような不安・恐怖・緊張感が、5秒ほど、数回戻ってきた。
5秒で消えても、それは青ざめ、ゾッとする感覚。

あー、まだ全然反応するんだな..と少し残念に思いつつも、
感覚が戻ってくるほどの変化を受け入れている自分が頼もしくもあった。

うん、すごくいい感じだ。
大丈夫だと思うよ。
胸をトントンして、落ち着かせてあげた。

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