カミカワユウナ

ア ジャパニーズ シンガーソングライター      ここは私の心臓、あなたの目

カミカワユウナ

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最近の記事

ルックバック

記憶に付随する感情とは経緯が大切で ただ単に悔しくなったことを覚えていても 理由を忘れてしまっては 当時の感情を生々しくは思い出せない だから私はAM3:30 とても眠い目をこすりながら 寝るまでは今日論を以って感情の記録を残す 私には一つ上の従姉妹がいる 彼女から誘われて今日は映画を見てきた 「ルックバック」 彼女は既に一度観たらしいが 芸術に携わる私にも刺さるものがあるはず、と 前知識0の私を映画館へ連れて行ってくれた 割と序盤から印象的なシーン

    • カテゴライズについて

      最近流行ってる性格診断 カテゴライズされる、ということに いろんな角度からの賛否両論があって面白い 高校時代、アメリカの教育を この堅苦しい日本の学校に取り入れようと 一人先生たちと日々闘っている めちゃくちゃ頭のいいアメリカ人の先生がいた 私はその先生の授業が大好きだった 誰も知らない隠れ部屋みたいなところに連れて行かれ 寝っ転がって食堂のホットスナックを食べながら アメリカの新聞をみんなで読んだりしてたし 日本よりいろんなカテゴライズが存在する ア

      • 幸せについて

        芸術と商業 どのように結びつける? 生み出す人と売り出す人 そしてそれを買う人々 創造に求めるものは果たして消費? お金を稼ぐことに興味がないのに 数字は安直に価値を可視化する 考えすぎる人 こだわりが強く自分が納得いくまで 決断を下せない人 このファッキン理不尽な世界に対して どこまでも真っ直ぐ向き合える人 時に惨めで時に気高い 自分の美学を全うしているのなら 他人にどう思われようが気にする必要はない、 はずなのに潰されちゃうのはきっと心が寂し

        • 20代前半、女

          ずっと私の心は10代、 もはやそれ以下ですらあったのかもしれない と最近になって思う 20代前半、女 この多様性の時代に”女”として生きること 意識させられることはあまり多くはないが そのロールモデルのような存在に 憧れを抱くようになりつつあり 少し心の成長を感じている 20代前半、女 一旦がむしゃら期に幕をおろすターン 好奇心があるかどうか、 そしてそれに突き動かされてどこまでも行ける そんな体力があるかどうか それだけではどうにもならないことが

          呪縛霊

          目的を見失っていた 目標はあるが目的がなんなのか 小さな道しるべはたくさん持っている だがそれらが私を導く先を知らない なぜ音楽を始めたのか、 初めは忘れられないように、 そんな孤独な理由だった 物理的だろうが心理的だろうが 距離の離れてしまったみんなも 私が発信を続けることで私が死なない気がした 忘却、すなわち死であると思っていた 逆に命がなくなることは怖くなかった いなかったことになる方がよっぽど怖かった 今となればもうどうでもいいことなんだけれ

          穴だらけの宇宙

          ここに向き合えば永遠と綴る言葉は出てくるのに なぜか少し怖くて 最近の私のカラッポがバレてしまう気がして ずっと逃げてきていた いろんなことが起きた ”カラッポ”とは単に何もない状態を 指すのではなく 全てが煮詰まり焼け焦げた跡だけが残った そんな”カラッポ”だ 私の毎日の満足度グラフは極端だ 身体中から何かしらの水分が 吹き出てしまうんじゃないか、 というほどの興奮を覚える日もあれば ゴミカスみたいに地面を這いつくばって 玄関の前で息絶える、そん

          穴だらけの宇宙

          リセット癖

          Where are my MOM and DAD? 結局はライブバンドを見て育ったんだと ピースがハマっていった最近のこと 自分の足元以外全部青い、ので WHERE IS MY アイデンティティ? ってな感じでただfoggyな空間を彷徨っていた 長い間ずっと 留学に行っていた時が一番楽しかったことを 思い出したようやく 最近のパンクしきって機能を停止して もうこの状況にすら飽きてきている 私の脳みその中では英語が飛びかっている うるさい黙れ混乱する

          痛みはどうせ忘れる

          知らぬ間に大人になっていた私たちを 取り巻く恋愛事情は日に日に複雑さを増し すききらい、という 二つの単純かつ簡潔な箱には 収まりきらなくなっていて 人間の人間らしい灰汁の部分が 溢れ出て止まらなくなっている気がする 痛くて苦くて目を当てられない 世の中は全部ウルセー ずっと大切にお守りのように持っていた ぽけっとにいれた賞味期限の切れた約束を あと何度灰にされたら 私は自分の愚かさに気づくのだろうか 真面目はいつだって踏み台にされ損をする ここで

          痛みはどうせ忘れる

          忘備録

          そこに1ミリでも期待が存在するのなら それを取り巻く不安は捨ててしまいましょう 今の私には底知れぬパワーがある 暑苦しく厚かましいそして青い もっと飄々と生きていける人になりたかったが 今更言っても仕方がないのでスルーで大丈夫だ 私のことは私が一番考えている 私のことを考えている時間が一番長いのは私だ 自分が気持ちよくなるツールとして 人のことを利用するな 頭の中のうるさい声も含めて全員黙れ 方程式に当てはまらないからと言って 肯定する強さを持ち合わせ

          殿堂入りたちに蓋をして

          私は手放すことが苦手である 賞味期限の切れた約束 ほんの少ししか光のない可能性 思い出しても心の動かない記憶 些細な会話 もう連絡することのないだろう友達 全て自分から手放すことが出来ない 実家の部屋には生きてきた全てが詰まっている 全部を抱え込みすぎて本当に大切なもの きっと捕まえきれてないと思う 手放すことを怖がらないでいたい 初めはすぐ拾い集めに行って 取り戻そうとしてしまうだろうけど きっとどうなってもみんな生きていける そこで生きていくし

          殿堂入りたちに蓋をして

          たぶんすごい分岐点

          今、私は狭間にいる 一年と一年の狭間を通過したばかりだが 確実に今立っているのは狭間である 人生において何かひとつしか 満足できないのだとしたら何を選ぶ? 仕事?恋愛?お金? それとも自由? 私は今この問いを投げかけられたとしても 例え投げかけられなかったとしても 答えることは初めから決まっている 音楽での成功だ 例え今の生活の足取りを重くする物事が 恋愛のことであっても 人間関係のことであっても お金のことであっても 見えない将来のことであった

          たぶんすごい分岐点

          理想のコップ

          気持ちとはとても単純なもので 気まぐれで軽くて脆くて それでいて私という人間の舵を握っていて 時に本当に望んではいない方向へ 体を連れて行ってしまうものだ 私は今日も朝から スタートダッシュで見事に躓き 日の当たらない方へ方へ そして思い描いた理想のコップに 6割くらいしか水が溜まらない1日を過ごした 女は分かっている お酒に溺れてハメを外し 人様にほどほどの迷惑をかけて 好きな人に好きだと言う その感情がたとえ その瞬間だけのものだったとしても

          憧れとは呪いである

          今日はこんなもん また明日  また明日 ふかふかの布団がまるで鉄の塊のように感じ 起き上がって家を出ろ、と叫ぶ声は 手足の先の神経までは到達せず 開始時間から四時間も経過してしまった バイトに向かおうと自転車を出したが どうしても跨ることが出来ず しばらく動かない足元を見つめ 諦めて鍵をかけ 部屋に戻って大声で泣いた 何も頑張れない、と 泣くことしかできなかったから 今日は頑張るのをやめた 最近自分の理想に対してのキャパが 小さすぎることに気が

          憧れとは呪いである

          ジェットコースターは最近すき

          私のいいところ、悪いところ 分かっているようで何も分かっていない 自分では嫌いなところが 誰かを刺して離さない武器になり得たりもする そしてその逆も然り 私は自制心がとても弱い、 皆無と言った方が正しいのかもしれない 駆け引きは嫌いだ 感情のままに真っ直ぐにしか行動出来ない こんなにも分かりやすい人間はいないのでは と自分でも思う、 それ故たくさん損はしてきたけれど (そしてこれからもしていくのだろうけれど) 何も隠しているつもりなんて無いのに こ

          ジェットコースターは最近すき

          悪魔はわたしのことが好きらしい

          悪魔はきっとわたしのことが大好きで 少しの隙を見つけては わたしの気を引こうと 心を奪おうと それはもう愛しくなってしまうほど 熱烈アプローチをしてくれる わたしは毎回その悪魔を 頭から消すことに必死になって でも忘れようとしているうちは 忘れることなんてできなくて 結局悪魔の影を残したまんま 日常生活を送っている あまりにも周りに蔓延しすぎて 鬱?そんなの当たり前じゃない? マインドになってしまってるのが 今のわたしを取り巻く環境の 怖いとこ

          悪魔はわたしのことが好きらしい

          わたしは1番になれない

          わたしは1番になれない わたしはいつもそれ以降だ 世の中のものは全て 1番か1番以降のもので価値付けられる わたしは1番になれない 誰かだけの1番より みんなの2番の方が良くない? 良くない 良くない一択である 良くないだろ ユウナちゃんは1番にはなれないけど たくさんの人の5番目には入るよね らしい ウッセーわたしは1番になりたいんだよ 君のこと5番目に好きだよ そう言われて嬉しいわけないだろ 1番好きでいてくれよ それか1番嫌いでいてくれ

          わたしは1番になれない