記事一覧
算数だけを武器に難関校に合格するのは無理な戦略
良く算数が中学受験の合否を分けるという話を聞くことがありますが、男子校の筑駒開成においてはおそらくそうではないだろうと進学させた親たちは言います。
不合格だったお子さんの親御さんで「今年の算数は簡単だったので、算数で差をつけることが出来なかった」ということを言っているのを耳にしたことがあります。
難関校の入試が、同じ受験生でもう一度行ったら、半分は入れ替わるだろうとも言われていますが、その後の
塾のコースを上げるよりも実力を上げる方が大切
SAPIXに通い始めると、いやでも耳にするアルファクラスの噂。
他の記事でも書いていますが、アルファ1の意味は通っている校舎の規模によっても変わってきます。
大規模校と中規模校では、いわゆるアルゼロの数もちかってきます。
大規模校よりも中規模小規模校の方がアルワンから落ちない確率は高いという傾向です。
※アルゼロとは一度もアルファワンから落ちたことのない子のこと。
ネットの世界ではコースの基準点
中学受験の結果は持ち偏差値でほぼ落ち着くことになる
中学受験でSAPIXにお通いだったご家庭と話をすると、ほぼ『持ち偏差値』通りの結果になるということをお話ししてくださいます。
難関上位校を目指すならばやはりSAPIXをオススメする理由の一つが、この偏差値による立ち位置把握にあります。
SAPIXでは基本的には上位層のお子さんには他塾の模試を受けることを薦めてはいません。
逆に他塾ではSAPIXの模試を受けるようにと指示されるとのこと。
幸せな中学受験ってなんだろう
最近、中学受験に関わるご家庭で話題になっている書籍。
『勇者たちの中学受験』はもうお読みになりましたでしょうか?
こちらの書籍は実名で塾や学校の名前が出ていることが話題にもなっています。
noteの記事でも、塾の合格者数のカラクリについては書かせていただいています。
これは知らない方がまだいたのか?という、もはや中学受験の常識です。
合格者数だけで、塾を選ぶというやり方は、あまり得策ではないで
中学受験に合格すれば良いのか?
中学受験を目の前にして日々頑張っている方に向かってちょっと言いにくいのですが、中学受験はゴールではありません。
ということを書くと、たまにゴールは大学受験ですよねという方もいますし、就職までが親の責任という方も出てきます。
みなさんのそれぞれの考え方なので、決して否定はしません。
数年来のお気に入りのブログをご紹介します↓
https://ameblo.jp/jyukuko/entry-1275
志望校選びの参考になる模試
最近は塾のカリキュラムからも志望校決定は5年生のうちにというのが定番です。
6年生の秋になれば志望校別の対策カリキュラムが始まります。
最近はよくできていて、第一志望の中学だけでなく、そこに併願の学校も併せて対策してくれることもあります。
志望校カリキュラムのクラスが成績順に分けられているのはこういったことを配慮しているからです。
難関中学を第一志望にしているお子さんのうちで成績上位ならば、併願