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中学受験の基本

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中学受験をするならば知っておきたい基本情報まとめです。
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幸せな中学受験ってなんだろう

幸せな中学受験ってなんだろう

最近、中学受験に関わるご家庭で話題になっている書籍。
『勇者たちの中学受験』はもうお読みになりましたでしょうか?

こちらの書籍は実名で塾や学校の名前が出ていることが話題にもなっています。

noteの記事でも、塾の合格者数のカラクリについては書かせていただいています。
これは知らない方がまだいたのか?という、もはや中学受験の常識です。
合格者数だけで、塾を選ぶというやり方は、あまり得策ではないで

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運命の分かれ道は志望校対策

運命の分かれ道は志望校対策

いまさらですが、中学受験のための塾選びは、本当に重要です。

どの塾を選んだかによって、志望校への合格までの道のりは異なってしまします。
場合によっては志望校自体の変更を余儀なくされているケースも多くみられます。

中学受験を決意したとき、まずは志望校を仮でも構わないので決めていただく事をお勧めしています。
中学受験は入学したいと思う学校が初めにありきの方がうまくいくのではないかと思います。
塾に

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弱くても勝つ方法

弱くても勝つ方法

来年以降、入試を迎える方向けの投稿になります。
受験生を抱えた親の世迷言ですので、今年の受験生は読まずにスルーしてくださいね。

勝つか負けるかの勝負の世界なら、やるからには勝ちたいという思いはあります。
負けたくないので、自分の持っているものや足りないものを全て客観的に把握して戦略を立てていきます。

だから、この本を見たときに衝撃だったわけです。
やっぱり、厳しい戦いに勝った経験がある人が考え

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中学受験と幼児期教育の違い

中学受験と幼児期教育の違い

小さなお子さんをお持ちの方に、幼児期の学習と受験勉強の違いについて、少しだけ書いておこうと思います。

幼児期の学習は「楽しんでできるもの」を無理なく行うことが大事かなと思っています。
成長過程に合わせて、学習習慣をつけながら、興味関心を広げていく、そうして本格的な学びに繋げていくものです。
成長に合わないものを与えて、お子さんが勉強に対してネガティブな印象を持ってしまわないように、やらせすぎない

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合格実績水増し告発のニュース

合格実績水増し告発のニュース

中学入試まであと50日を切りました。
この時期にある塾を告発する動きがあったとニュースになりました。
どちらかというとこれは高校受験の話かもしれませんが、中学受験でもアルアルです。

いまさらな感じもするニュースです。
塾関係の仕事をしたことがある人はみんな知ってるよねというようなレベルです。
教育系YouTubeではこの件について見解を述べている塾講師の方も何人かいます。

これ告発した19社が

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小学校5年生で感じたことがコロナ禍で加速

小学校5年生で感じたことがコロナ禍で加速

去年の5月からこのブログをはじめて、家庭学習や中学受験に関して、いろいろなことを考えました。

今までも、知人の話を聞いたり、講演会に行ったり、本を読んだりはかなりしていた方ですが誰かに読んで頂くブログを書くことは少しでも正解に近づけようと、より深く丁寧に思考を巡らすきっかけとなっているかと思います。

今年はコロナ禍もあって、中学受験をするお子さんの学力が上位層と下位層での差が広がってしまったな

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どうせなら本気で受験に取り組みましょう

どうせなら本気で受験に取り組みましょう

中学受験率の高い地域に住んでいますが、「無理をさせない中学受験」をしたいと言う家庭が多いようです。
「無理をさせない中学受験」は、教育虐待が問題視されている昨今では聞こえが良いかもしれません。
私も過剰に無理をさせる受験はしたくありません。
でも、そういった家庭の真意は「入れる所でいいからそんなに親が無理をしたくない中学受験」です。
ほとんどは塾任せにしているように見えます。
受験情報も塾の保護者

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中学受験では塾の保護者会情報が重要

中学受験では塾の保護者会情報が重要

コロナ禍で説明会や保護者会が動画になっている事も多いです。

動画の授業はある一定の時間を超えると理解力が低くなるという話もあります。
全ての情報を漏れなく取るためには、画面を眺めるだけでなく、意識してメモを取る必要もあったのかもしれません。

コロナ禍を生き抜くならばこの辺りのスキルは重要になりますね。

同じ動画を見て、受け取る情報量に差があるように思います。

というのは、オープンテストに作

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中学受験の常識だって数年で変化しています

中学受験の常識だって数年で変化しています

中学受験をめぐる環境は特にこの2、3年で目まぐるしく変化しているように感じます。

こちらは塾ソムリエとして著書も多い西村先生の最新刊ですが、大ヒットした2014年出版の中学受験は親が9割 最新版とは論調が少し変化してきているような気がしました。

当時の中学受験で多数派を占めていた「塾に入ればなんとかなる」という親の意識改革の一助になったのではないかと思います。
そして「中学受験では親のサポート

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中学受験は幼児期の育て方で上手くいく

中学受験は幼児期の育て方で上手くいく

中学受験を本格的に開始する前に、これが身に付いてないと厳しいと感じることが、いろんな方の話をきいたり、実際に目の当たりにすることがあり、確信を持てるようになりました。

勉強をはじめる以前に、お子さんに対しての基本的な躾や生活習慣付けは、絶対にしておいた方がいいと強く思います。

中学受験は正直に言えば楽なものではありません。
だからこそ、
・嫌なことでも我慢する
・楽な方に逃げない
ということが

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お受験と中学受験

お受験と中学受験

私立の幼稚園や小学校の入試はひと段落ついたところでしょうか。
これからお子さんがどんなタイプの小学校に行かせるべきかという進路について考えている方に向けて書いてみます。

お受験で私立をとお考えの方は環境重視で選ばれていると思います。
校風や教育方針が安定しており、学校側にそれらを理解しお子さんが合っているだろうと判断されたご家庭によって構成されます。
お受験で入りにくいとされた小学校の附属の中学

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誰が通っているかによって変わる校舎の実績

誰が通っているかによって変わる校舎の実績

ブログをよく読む機会がありますが、中には「んっ?」という情報が紛れていることがあります。

その人にとっては事実であっても、自分が体験してみると違うなと感じることがあります。
いちばんのあるあるは公立の学校の評判です。
数年前の情報とは違うなと言うのはわかる気がしますが、ひとつ上の学年とも明らかに違うということもありました。
最新の情報なのにと戸惑うこともあります。
これらの違いは同じ学年を構成す

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ラクな受験とキツい受験

ラクな受験とキツい受験

『中学受験の親たちへ』という私がオススメしている本の中で、中学受験の家庭のスタンスを3つにカテゴライズしていました。
🌸アスリート型:大手塾、難関指向、親の徹底管理
🌸スタンダード型:大手〜中規模、少しでも上指向、ボリュームゾーン
🌸マイペース型:個人塾、こだわりなし、受験ファーストではない
という特徴で分けています。

それぞれに、ネオアスリート型、ネオスタンダード型、ネオマイペース型とこ

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年齢によって学びの質を変化させる

年齢によって学びの質を変化させる

学習のやり方って、これから先も中高生になりドンドン変わってくると思いますが、小学6年生までにも成長に伴ってやるべきこと注意すべきことも変化がありました。

今は上手くいっていても続くとは限らないブログで情報発信をする方も多く、今の幼児期から低学年の親御さんって、すごく熱心だなと感じています。
一方で、他の家庭の取り組みを知ることができるができるので、「学習がまだまだ足りないんじゃないか? うちの子

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