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イケてないポートフォリオ紹介 Vol.3

こんにちは!

今回は、採用をしていてイケてないなーって思うポートフォリオの例をいくつか挙げていきたいと思います。

自分のポートフォリオがこの例に合っていないか見比べて見てください。

もし当てはまってしまった場合は、今後の記事でイケてないポートフォリオから抜け出す方法をお伝えしようと思いますので、そこで対策してみてください。

それでは早速いってみましょう!

Vol.3 やりたいことが伝わらない

 これはイケてないポートフォリオ紹介Vol.1の「作品数が少ない」とは対極にあるのかもしれません。

作品数が多いのはとてもよいことです。
クオリティの高い作品の影には大量の作品が隠されています。作った作品の数だけ自分の技術も向上していくからです。

ただ、作った作品のすべてをポートフォリオに入れてしまうのは少し考えたほうがいいでしょう!
作品の内容に一貫性があったり、ちゃんと狙いがあって入れていくのであればよいのですが、作った作品をむやみに入れるのはやめましょう。

例えば、専門学校の授業で出るようないろんな形式の課題が少しずつ入っているようなポートフォリオを想像してみてください。
キャライラスト、背景イラスト、アバターデザイン、擬人化キャラ、UIデザイン、立体作品、インダストリアルデザイン、グラフィックデザイン、インスタレーションの様子、絵コンテ、動画、みたいに様々な表現手法の作品がちょっとずつ入っているようなポートフォリオです。


たしかにいろんなことに興味があって、ものを作るのが好きなのは伝わるかもしれません。
ただ、だれに何を伝えたくて、どんなこだわりがあって、何を表現したくて、何を突き詰めたくて、何をして生きていきたいのかが全く伝わってきません。

それどころか、専門学校の課題を入れているだけで自主制作をしていないのかなと思われてしまうリスクも出てきます。

加えて、いろいろなものに手を出しすぎて一つのものにかける時間が少なくなることで作品の品質はあまり高くしづらい傾向が強いのも残念ポイントですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

作品数は多いに越したことはありませんが、その内容もきちんと計画して構成する事が必要です。
自分の技術や能力を伝えるだけではなく、自分が何をしたいのか、人に何を伝えたいのか、何を表現したいのか、そういった角度からもモノを作るのが好きだということをアピールしていきましょう。

自分のポートフォリオを見返してみて、イケてない例に当てはまらないか確認してみてください。自分の弱点をよく理解して効果的なセルフプロデュースにつなげていきましょう!



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