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同時に複数の作業をこなす天才といえばあの人

同時に複数の作業をこなすこと、所謂「マルチタスク」について。

マルチタスクの天才とは誰か?
身近にいるような人ではなくて、多くの人が知っているであろう有名な人物を探し出しました。

今回は「マルチタスク」と「シングルタスク」のことについてお話しします。


マルチタスクの天才とは

マルチタスクの天才とは?
それは千と千尋の神隠しに出てくる「釜爺」だと思います。

湯屋のボイラー室に住む、黒いサングラスをかけたあの蜘蛛のような男。あの人物が釜爺です。
(人と呼んでいいのかどうかはわかりません)。

釜爺のことを思い出してみてください。
ごはんを食べる時は箸を2膳使って食べているので、通常の人に比べると食べ終えるのは非常に早いと思います。

あんなにたくさんの引き出しに物を入れていても、あちこちに手が届くほどの長さを備えているのも時短になって羨ましい。どの引き出しに何が入っているのかを把握しているところも凄いです。


きっかけ

先日、友達と電話をしていた時に聞かれたのがきっかけでした。
マルチタスク派?シングルタスク派?

私はシングルタスク派です。
同時にあれこれ作業ができません。

外で仕事をしていた時は、これやってと言われた後に追加で別の仕事をやってと言われたら、忘れないように言われた順番に全てメモを取らなければならないほどでした。

例えば、後から聞いた仕事の方が優先させなければならない時。それを終えたら、ひとつ前の仕事に戻らなければなりませんよね。

思い出す際に時間をかけたら何をやっていたのかは思い出せるかもしれませんが、その考える時間が無駄であり、何より忘れていたら大変です。
頭の悪さをそのまま受け入れることしかできませんでした。

友達はマルチタスク派だと言っていましたが、マルチタスクの人って頭の回転が良いと思います。

そこで、同時に仕事をこなす天才とは誰か?ということについて考えたのでした。


羨ましいがよく考えてみた

正直、釜爺が羨ましいです。
忙しい時に思い浮かべる人物といえば昔から釜爺であったのですが、「マルチタスク」という言葉を聞いて、その理由がようやくわかったような気がします。

更によく考えてみました。
例えば私が釜爺のようなボディを手に入れたら?

釜爺って結構手足の本数があるように見えますが、よく見てみると手のようにして使っているのは4本だけです。

しかし、手が4本になったとしても脳の回転が追い付いていなければ、結局はシングルタスクのままかもしれない。

私が釜爺のようなボディを手に入れても、結局はアタマのせいで4本中2本の手は動いていない可能性があります。
ここで残念ながら、手の本数が増えても頭の回転がいいマルチタスク派の人にはなれないのではないかということに気付きました。

「あんたも気まぐれに手え出して人の仕事を取っちゃならねえ」。「手ぇ出すなら終いまでやれ」。という言葉から見ても、釜爺はやはり天才で私の憧れです。
それに、千尋のことを人間だからと差別することなく対応していた姿から見ても、愛があり優しい人物であるということがわかります。

昔はカオナシが好きでしたが、今は専ら釜爺派だと話したら、なぜそこにハクは出てこないのかと突っ込まれました。

※余談ですが、外で仕事をしていた時私は毎日髪をひとつに結んで働いていました。その髪型のことを「千尋ヘアー」と心の中で呼んでいたほど、千と千尋の神隠しが好きなのです。


最後に疑問があることについて話します。
うちによく出入りしている数々の蜘蛛を観察していると、獲物を捕まえて食べる時など、2本の脚のみしか使っている気配がありません。

釜爺のモデルは“ザトウムシ”というクモガタ類の虫であるそうなのですが、見た目が蜘蛛に似ているだけで、別の分類群だそうです。
実際にザトウムシは、釜爺のように何か物事をする際には4本の脚を使うものなのでしょうか。





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