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不思議なキノコ

私はキノコが好きです。

行ったことがないスーパーへ行くと、稀に見たことが無いキノコが並んでいる時があり、見つけては買って食べてみます。

もしかしたら住んでいる土地の違いで、まだまだ見たことがないようなキノコが売られているのではないかと思うと、取り寄せて食べてみたいと思うほど。

今回は、そんな食用のキノコのことについてお話ししたいと思います。


気がつけば種類が増えていた

2000年代あたりからだったと思うのですが、それまで見たことがなかったような食用のキノコが店頭に増えたと思いませんか?

マイタケはいつから食べられていたのかはわからないのですが、ブナピーやエリンギは昔は無かったのではないかと思います。

※エリンギ、マイタケ、ブナピー、ブナシメジはホクト株式会社が独自開発した商品であるそうです。
参照⇒ HOKTO

私がここ数年で特に気に入っているキノコ2種類と、特殊な性質を持つキノコについても次の項目からご紹介します。


フサフサのキノコ

見た目がイソギンチャクのようにフサフサとした白いキノコがヤマブシタケです。

このキノコは2年ほど前に出会い、それ以来気に入って1ヵ月に1度は食べているほど。

このキノコを食べた感想としては、
しいたけのような独特の香りはほぼ持たず、食感も特に固くなくほどよい(マイタケくらいの食感)といったところです。

フサフサとしているのでスープに入れると汁がよく絡むイメージ。
素材を楽しむような繊細な味付けのスープによく合うと個人的には思っています。

β‐D‐グルカンを含むので、免疫力を高め病気への抵抗力を強める効能があるのだとか。

参考⇒ ヤマブシタケ


海藻風のキノコ

見た目がきくらげに少し似ているのではないかと思っている、皺に覆われた薄黄色のキノコが
ハナビラタケです。
食感もややきくらげには似ているものの、あれほど硬くはないといったところ。
ヤマブシタケ同様に香りはほぼ無いので、どのような料理にも取り入れやすいと思います。

最近何気なくamazonを見ていたら、ハナビラタケに関する本を数種類見つけました。
抗ガンきのこと書かれた本、ダイエットフードとして取り上げている本もあるので、特に健康志向の方にハナビラタケはおすすめであると思います。

抗ガンきのこ本⇒ ハナビラタケ 21世紀期待の抗ガンきのこ!
ダイエット関連本⇒ 2週間で腸内「ヤセ菌」を増やす最強ダイエットフード10


マイタケは特殊

マイタケは数あるキノコの中でも少々特殊であると私は思っています。特殊なのは調理方法についてです。

例えばですが、
茶碗蒸しにマイタケを入れると卵が固まらないということをご存知でしょうか。
私はそのことを知らず、2度ほど調理に失敗したことがありました。

「どうしてこれほど熱しているのに固まらないのだろう」。と思ってどんどん熱してしまうので、知らずに熱して火傷をしないよう注意が必要です。

なぜこのようなことが起こるのかというと、プロテアーゼというタンパク質分解酵素を持っているから卵が固まらないそうです。
逆にお肉と一緒に炒めるとプロテアーゼが肉のたんぱく質を分解して、やわらかくしてくれるのだとか。

私はお肉がやわらかくなるということは知らなかったので、今回参考にしたページから良い情報を得ました。

このマイタケが持つ特性の不思議さから「不思議なキノコ」と今回のタイトルを決めました。

参考→ 秋の味覚「まいたけ」


iPhoneのロック画面もキノコであることに、たった今気づいたところです。
無意識って本当にこわいですね。




次の記事⇒ 奇妙な華が咲いていた2

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