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私が旅した国の鉄道(5)世界の昼行国際列車に乗ってみる

ハンドメイド作家のPlava Stabloこと、青木弘之です。

私が今まで旅行した国々の鉄道写真をお披露目するシリーズ第五回は、世界各地で乗車した昼行列車を取り上げようと思います。

※以下は、前回の夜行列車の記事です。

前回の記事で、次回は昼行の高速列車や長距離列車を取り上げると予告いたしました。しかし、思った以上に列車の数が多かったので、今回は、昼行列車の中でも、異なる国の間を走る国際列車を取り上げることにします。

日本を旅行する限り、国際列車に乗る機会は絶対にないのですが、大陸、特にヨーロッパなど旅行すると、当たり前に国際列車が運行されています。前回取り上げた夜行列車も、その多くは国際列車でした。

手持ちの写真の関係で、フランスのパリとイギリスのロンドンを結ぶユーロスターなど、乗車はしているのですが、ここでご紹介できない列車もございます。ご了承くださいませ。

1.フランス→ベルギー

2011年のGWにフランス・ベルギー・オランダと周った際、各都市間は国際高速列車のタリスで移動しました。このころは旅行写真を撮ることにほとんど関心がなかったみたいで、パリ→ブリュッセル間の列車の写真しかありません。

2.オーストリア→スロヴァキア

2012年11月の中欧旅行の際、日帰りでウィーンからスロヴァキアの首都ブラチスラヴァまで乗車しました。1時間ほどで移動できます。

3.オーストリア→ハンガリー

2012年11月の中欧旅行の際に乗車しました。ハンガリーのブダペスト東駅は、何となく暗い雰囲気でした。

4.ポルトガル→スペイン

ポルトガルのポルトから、スペインの港湾都市ビーゴまで、地味ながら国際列車が走っています。2017年2月に乗車しました。ディーゼルカーで、のんびり移動です。

5.セルビア→モンテネグロ

2017年5月に乗車しました。ユーゴスラヴィア時代に建設された鉄道で、山岳路線です。セルビアのベオグラード付近は改修工事中だったため、途中の駅までバス移動してから、モンテネグロの首都ポドゴリツァまで列車に乗りました。日中まるまる移動に費やしました…

6.ルーマニア→ブルガリア

2016年3月に乗車しました。ルーマニアの首都ブカレストから、国境を越えてすぐのブルガリアの街ルセまで移動しました。列車自体は、ブルガリアの首都ソフィアまで行きますが、私はルセからバスに乗り、別の街を経由して、ソフィアに向かいました。

7.デンマーク→スウェーデン

2009年5月のフィンランド・エストニア旅行の際、デンマークのコペンハーゲンで行きの飛行機の乗り継ぎ時間が長かったため、一度デンマークに入国し、スウェーデンのマルメまで電車に乗ってきました。

デンマークの首都コペンハーゲンのあるシェラン島と、スカンジナビア半島の間には、オアスン海峡があって、以前はフェリーで結ばれていましたが、現在は橋が架かっていて、鉄道や車で気軽に移動することができます。

8.ラオス→タイ

世界最短の国際列車?とも言われる、ラオスのタナレーンとタイのノンカイ間を運行している列車です。メコン川を渡る国境の橋は、車と鉄道の走る併用橋で、列車が橋を通過する際は、車両の通行が止められます。

2012年6月に乗車した際は、毎日2往復の運行で、ラオス側の駅タナレーンは、首都ビエンチャンからもかなり離れていて、ほとんど実用性はないと言っても過言ではありませんでした。

9.カナダ→アメリカ

2016年3月に、カナダのバンクーバーからアメリカのポートランドまで乗車しました。本来は直行列車なのですが、列車が遅れたため、途中のシアトルで列車を乗り換える羽目になりました。

あまりに列車が遅れたので、途中でお菓子と飲料水が配られたのですが、ビュッフェ車両で配布している、という英語の車内アナウンスが理解できず、周りのお客さんに教えてもらって、なんとかありつけました…

【おまけ】中国から北朝鮮に行く国際列車

2009年2月に旅行した中国・遼寧省の丹東で、中朝国境を流れる鴨緑江に架かる中朝友誼橋を渡る国際列車を見かけました。

中国から北朝鮮へ向かう列車でしたが、機会があれば乗ってみたいです…

夜になると、北朝鮮側の明かりの暗さが良く分かります。ちなみに、2本の橋が架かっていますが、ともに日本が朝鮮統治時代に建設したものです。手前の橋は、朝鮮戦争中に破壊された古い方の橋で、奥の新しい方が、現在もなお使われている橋になります。

いつもの宣伝ですが、今回ご紹介した国の中で、海外旅豆本に仕立てている国もございますので、もしご興味ございましたら、以下のハンドメイド作品通販サイトをご覧いただけたら幸いです。

次回は、海外でも、国内のみを走る昼行列車を取り上げたいと思います。

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