見出し画像

3-4-1見逃しがちな飛行機姿勢と2つの役割

 こんにちは!うつ伏せ姿勢が慣れてくると、目の前の床をバンバンたたいたり、足をバンバン打ち付けていたり、両手を放してみたり、自由な活動遊びがはじまります。(自己紹介はココ)




赤ちゃんがやりたくなる理由がある
短くて2週間くらい長くて1カ月くらいが多いです
中にはズリバイしながら飛行機姿勢も


総論:赤ちゃんが自分の力を試したくなるように夢中になるのが「飛行機姿勢(パラシュート反射)です。夢中になるのには理由があり、夢中になった後にはバランスの習得など、移動へつながる土台作りとなります。

赤ちゃんのバランス習得とは?



 赤ちゃんは「自分ができそうかも」と思えばトライし始めます。その一つが飛行機姿勢。パラシュート反射とも呼ばれます(詳細ココ)。うつ伏せ姿勢が慣れてきた頃にすることがほとんどです。



 この頃、赤ちゃんの感情も複雑になってきて、イヤなものはイヤと、足ピーンとしたり、寝返りしてコロッと逃げられること間ったりもします。体を動かしながら、転ばないようにバランス取得しているのが飛行機姿勢です。



 私のもとへ、「寝返りしたら次はズリバイですか?」と尋ねられることがおおいのですが、その状況に今は至っていないのか、見逃されているのかもしれません。



 大切な赤ちゃんの発達を「遊んでる?」「何してるんだろう」だけではなく、これから始まる、大移動が始まる前触れを楽しんで頂きたいなと思います。


移動前には2つの準備をしています



 さて、ズリバイ(=ほふく前進移動)の前には2つの準備をしています。単にうつ伏せできただけでは移動できないのです。それが分かっているから、1つ目飛行機姿勢とそしてもうひとつがあります。


 では、その2つの準備と役割について書いてみたいと思います。やり方などは書いていませんので、そのおつもりでお願いします。


2024/2/14加筆修正しました

▼関連記事
◎うつぶせ姿勢で達成する変化
◎寝返りで達成する変化
◎赤ちゃんの原始反射


ここから先は

3,361字 / 7画像

¥ 800

この記事が参加している募集

スキしてみて

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?