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3-3寝返りで達成する変化

 こんにちは!うつ伏せ姿勢ができて、周囲を見回す力ができてくると、次は寝返りかな?と期待して待っていらっしゃる方も多いと思います。

 すぐに寝返りを達成する子もいれば、なかなか寝返りができない、寝返り何か違う気がするといった、見た目ですぐわかるような変化が多いのでこの時期からお声かかることが多いです。(自己紹介はココ)

総論:寝返りは、あおむけ姿勢からうつ伏せ姿勢へ「ねじれと回転」「重力バランス」「平衡感覚」「行動準備から寝返るまで計画的に行動する」を体系的に学び実行へ移すこと。あおむけ姿勢、うつ伏せ姿勢の行動発達の積み上げ方が基礎となります。

イメージはコロッと寝返る


 イメージする寝返りは、「あおむけ姿勢からうつ伏せ姿勢になる」です。そこは皆共通認識だと思うのですが、では、どんなふうに寝返りしていますか?イメージしてみてください。


 という風にお話しすると、自分が知っている「寝返りイメージ」がこれでいいんだよね?と動作、あっているよねとひとつひとつ確認し始めると思われます。


 子育てされている親御さんにとって、赤ちゃんが自分の力で行動へ移す一大イベントのように楽しみにされていると思います。○か月だから寝返りをするのではなく、寝返りできる準備が整ったら寝返りをするということです。そのように認識を切り替えてください。できない=準備がまだできていないということです。

見聞きする寝返りイメージは2パターン?!


 寝返りの一般的なイメージは

・仰向けからうつ伏せ姿勢になった
・仰向けからうつ伏せ姿勢になったけど、反り返っている

 寝返りができたらなんでもいいや派か、寝返りできたけど何か違う気がする派、2派にわかれるような気がします。


 前派であれば、当記事にはたどり着かないと思うので、そこは置いといて、寝返りできたけど何か違うと感じていらっしゃる方へ詳しくお話していきたいと思います。

寝返りは複雑な動き連続です



 寝返りは、『3-1あおむけ姿勢で達成する変化』の習得し、『3-2うつ伏せ姿勢で達成する変化』の習得途中あるいは習得後に、寝返りが達成するのです



それは何ですか?



 姿勢の安定、重心移動、回転動作、ねじれ動作、そのほかに寝返りのための動作計画など沢山のうごきが必要となってきます。



・・とお話しすると、「へぇ~そんなにたくさんあるんだ」と気づかれる方もいるかもしれません。コロッと寝返っているようで、沢山の動作を成し遂げなきゃできないシロモノなのです。細かくみるともっとあるんですよ。



 赤ちゃんってすごいよね。何にもできなさそうなところからできるを築き上げるんですからね。



 ということで、当方へご相談多い事項になりますので、個別的に書いていきたいと思います。今回は、正規の寝返りと反り返り寝返りの違いについて書いていきたいと思います。




どうやって誘導したらいいのかという「やり方」は書いていません。




どういう寝返りの種類があるのかという方法と反り返りがきになるならばというお話だけを書いています



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