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それ僕に関係ある?

『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』が少年ジャンプ+での連載を終えて完結しました。

面白かったですねぇ。

私は大好きでした。ずっと夢中になって読むことができました。

中でも主人公のセリフが実に印象的で見せ方も魅せ方も上手くて非常に好みの作品だったので少しだけ紹介しますね。

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『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』
工場で働く24歳の青年が主人公で、5年前に妹を殺されています。しかしその殺害者がまだ10代の少年たちだったということで少年法に守られて無罪放免。それからはずっと辛く影のある人生を送っていたのですが、ある時にしょーたろーという13歳の少年と出会います。その少年しょーたろーは凶悪なシリアルキラーで主人公にとって妹の仇である犯人である元少年たちを次々と殺戮……というクライムサスペンス、というか復讐劇。

まぁ復讐劇という時点で私の好みであることは間違い無いのですが、とにかく構成が好き、そしてカタルシスが漫画として非常に心地よい。

要するに大好きだってことです。

2022年12月には最終単行本7巻が発売予定ですので、良かったらまとめて読んでみてください。

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さて、そんな『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』ですが、いつかテレビドラマにもなりそう(なってほしい)とも思っているんですが、シリアルキラーが13歳という設定と商品名というか漫画のタイトルあたりが変更になってしまいそうでかなり不安なのですが。

そんな心配をしていても仕方が無いので、早速本題に入っていこうと思います。

それ僕に関係ある?

これは『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』の作中でしょーたろーが何度も口にする言葉です。

凶悪な犯人を拘束したあとにいくら(嘘の)弁明で「反省しています、出来心でノセられてやったんです、オレは実は悪くない」などの主張をしたところで、しょーたろーは実に無慈悲に無表情で痛快にこのセリフを言ってのけるのです。

「それ僕に関係ある?」いやー、実に気持ちいい。

もし私が大臣だったらこのセリフに『ノーベル最高セリフ賞』をあげたいくらいですよ。

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しかし!実際には、ですね。こういったセリフを吐きたい時って頻繁にありはしても決して口には出来ない事が多いんですよね。

特にゲーム・漫画・アニメ・映画などのエンタメ業界で仕事をしていると本当に頻繁に(このセリフを言いたくなる)そんなタイミングがやってくるのですが、そういった気持ちをグッと飲み込んで耐え忍ばなきゃいけないことが多いのです。

今回はそういった事例を紹介しつつ、エンタメ業界におけるひとつの考え方をテーマに沿って答えを出していきたいと思います。

それ僕に関係ある?
-エンタメ業界あるある編-

まず最初に身も蓋も無い話をしてしまいますが、エンタメ業界(ゲーム・漫画・アニメ・映画など)で働く人たちの多くは社会不適合者だらけです。(きっぱり)

当然ながら漫画業界というくくりには出版業界全般を含みます。

アニメ&映画業界にはCG・映像業界の従事者も含まれます。

いくぶんまだマシだと言われている(私の所感です)ゲーム業界でも、そこで働く人たちの多くはやはり社会不適合者だと思います。

この場合の社会不適合者とは、一般的には当たり前とされている常識的感覚や行動が人と違って同じように出来ない人たちのことを指しています。

とりあえずザッと羅列して並べて揃えて晒してみますね。

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