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こどもや家庭の話

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#教職大学院

春が来ています

春が来ています

長男の卒園式でひとしきり感慨に浸ったあと、
子どもらのリクエストに応じて、午後は河川敷を自転車で動く。
が、じきに血糖値の上昇に合わせて眠気が訪れる。

気づくと道中にベンチがあり、程よい陽気が差し込んでくる。
仰向けになり、グラブを日除けがわりに顔に被せる。
キャッチボールをするかも、とカゴに入れていたものだ。

子どもたちの声を背景にうつらうつら。
しばらくして子どもに起こされ帰宅する。
妻に

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卒園を控える長男を園に送り迎えしながら考えること。

卒園を控える長男を園に送り迎えしながら考えること。

週末に卒園式を迎える長男のさいごの送迎をした。
車で園に行き、いつも通りに送り出す。
それほどウエットなものがあるわけではなく、さらっと終わる。
園は最後とは言っても彼との生活は続いていくわけだし。

さほど感慨はないが、じわりとこれから出てくるのかもしれない。
あるときにはわからないが、なくなると認知することもある。

思い返す。
長男は離乳食の乳児期から通い始めた。
それから6年間経つというの

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熱気は人によってもたらされると知った【清里いばしょベースCha-ya】

熱気は人によってもたらされると知った【清里いばしょベースCha-ya】

清里いばしょベースCha-yaで第一回の子ども食堂が催されました。

清里いばしょベースCha-yaについて

お邪魔すると、人、人!

子どもや親子連れだけでなく、そのお友達や近所の人など建物いっぱいに人が。

面白いのはスタッフと来場者の垣根があまりないところで、スタッフではないけれど手伝っている人がいたり、来場者も新たに来る人に親切をしている姿があったりと、場が恩送りで満ちていました。

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100日の祝いを終えて思うこと

100日の祝いを終えて思うこと

昨年9月に生まれた末子の100日の祝いを滞りなく終えました。

初宮参りは大人しく母親に抱かれていて冷静でした。

写真スタジオでも冷静に写り続け、優秀でしたが、何通りもの衣装替えなどで疲弊したのか最後は泣いてから寝てしまいました。

じじばばたちと共にお昼を食べに行き、お食い初め膳で今後の健康を祈りました。

一方、帰宅してもうすぐ一年生の長男が自分は色々な字を書けると報告してきます。

聞くと

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市民がつくる活動に子どもが参加すること【たてよこ書店奥アスレチックのペイント】

市民がつくる活動に子どもが参加すること【たてよこ書店奥アスレチックのペイント】

高田は東本町のたてよこ書店。

町家を活かした建物は大変に奥行きがある。

今回、奥の離れをお盆の期間で大改修、アスレチックを造成している。

今日はその佳境、建物内を自由にペイントできるということだったので子どもを連れて行ってきた。

午前中で失礼したが、たくさんの若者に関わってもらったり、さまざまに塗って、登って降りてを繰り返したりして汗だくになって活動していた。

若者の子どもを見る眼差しも

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ローカルが一番いいことに気づいた

ローカルが一番いいことに気づいた

週末は地元のイベントに悉く足を運びます。
今年になって特に多く催されている気がします。
自分が足を運ぶようになっただけかもしれませんが。

今日は、正善寺あじさいまつりと、夢叶フェスを行脚。

ブースを持っている方や
同期採用の教員
キッチンカーで出店している方
かつての同僚
この1年での見学先の方
大学院の同期

色々な知人に出会いました。
同じく妻も様々な知人に出会いました。

そんな中で大学

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学習参観とYoutubeの狭間で

学習参観とYoutubeの狭間で

先日、長女の学習参観があり、足を運んだ。
授業参観でなく「学習」参観となっていたところも印象的な部分だった。
各教室で大変丁寧な指導が行われていた。
学校が落ち着いて教育活動が進められているようすを保護者が感じ取るには十分な時間だったように感じる。

数年前からyoutubeアプリを起動すると、書道家 東宮たくみさんの動画がレコメンドされる。
最近は、間違って覚えがちな漢字の書き順を紹介する短動画

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人は環境から学んでいく【訪問:学び舎ゆめの森】

人は環境から学んでいく【訪問:学び舎ゆめの森】

ふたたび大熊町の「学び舎ゆめの森」を見学しました。
人は環境から総合的に学びとって成長していくことを実感しました。

↓前回の訪問

大人の姿副校長はGM、教頭はマネージャー、教諭はデザイナーとそれぞれ呼ばれています。
意図的に従来の学校職員像と一線を画した教育観をもてるようにしている印象があります。
デザイナーは本当に若い方が多く、ほとんどが20代〜30代。
板書をして教え込むなんていう姿はほと

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ニーズを把握する

ニーズを把握する

娘小2の今年度さいごの参観。
学年スタッフの方々にはこの一年、たのしみに学校に通い続けた娘の姿を見ると感謝と労いの気持ち。

その後学年懇談会。
PTA役員の選出コーナーが設けられる。
希望者超過で抽選が行われる展開。
積極的希望と消極的希望との違いを選出において反映させるのが難しいと感じる。

かたや、動機は定かでなくともこれだけ手を挙げる保護者が多いとなると、活動にも積極性が期待できる気もする

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さいごのお遊戯会

さいごのお遊戯会

長男6歳のこども園での最後のお遊戯会。
今年は彼にとって運動会も、音楽会も、そして日常もさいご。
さいごさいごさいご。

そして親にとってもそれは最後。
下にも子どもがいるが、彼の園での生活はさいご。

1歳に満たない時期から通い始めたのもあり6歳なりに思うところがあるようだ。
ふと「みんなとお別れするのさみしいな」なんて呟くもんだから、
まだ歩けないような時期から一緒に過ごしてきた半ば家族のよう

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静かな時間、老後はこういう時間軸になるのか?

静かな時間、老後はこういう時間軸になるのか?

明日から週末ということもあり上の子どもたちがばばんちに泊まりに行った。

ということでうちには夫婦と末子の3人。

静かに、ゆっくりとした時間が流れる。

普段、親が家事を進めている間に知らず知らず子どもたちが赤子にさまざま関っていたのだと知る。

実は彼らに助けられていたところがあるんだなぁ。
帰って来たら感謝を伝えよう。

音楽会

音楽会

息子たちの園の音楽会に参加した。

年長の息子がみんなとお別れするのが寂しい、考えるとなみだがでそうになっちゃうな、なんて昨日言っていた。

そんなこともあり、ほとんど6年もここで過ごしたんだなという時間の重みを感じた。

幼少の頃の6年なんて果てしなく長かったのだろうな。

このコミュニティがこのあとどうなるかはわからないけれど、彼がこの先出会うコミュニティでもそう思えるような出会いに満ちていた

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個別面談の目的

個別面談の目的

初めて園児の息子たちの個別面談に参加した。

担任の先生方の見取りとエピソードで語る力
ひたすらに保護者にポジティブなフィードバックをする姿勢

中学校でも先般面談を終えた時期であるが、職員側が面談にどのような構えで臨むべきかを対岸から見せてもらった感がある。

親としては
ポジティブなフィードバック
子どもはありのままで素敵であるというメッセージ
をもらえれば、親としての自尊心をくすぐられるし、

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新生児の可愛さを味わい尽くすために

新生児の可愛さを味わい尽くすために

「新生児かわいいでしょう」
と言われますが、本当にかわいいです。

ところが、第4子にしてようやく掛け値なしで言えるようになった感覚。

これまでは「かわいい」があっても、「大変だ」、「大丈夫かな」が先に立っていました。
そして何より仕事という「せねばならぬタスク」が頭をもたげていたのが大きかったのだと思います。

大学院生という立場も手伝っているかもしれませんが、人生の優先順位が明確になったのも

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