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人は環境から学んでいく【訪問:学び舎ゆめの森】

ふたたび大熊町の「学び舎ゆめの森」を見学しました。
人は環境から総合的に学びとって成長していくことを実感しました。

↓前回の訪問

大人の姿

副校長はGM、教頭はマネージャー、教諭はデザイナーとそれぞれ呼ばれています。
意図的に従来の学校職員像と一線を画した教育観をもてるようにしている印象があります。
デザイナーは本当に若い方が多く、ほとんどが20代〜30代。
板書をして教え込むなんていう姿はほとんどなく、子どもが学習活動を進めていっているように見受けられました。

子どもの関わり

こども園、小学校、中学校が全て併設されており、仕切りのない空間で互いの存在を感じながら過ごしています。
授業をしている背景に幼児の声が聞こえます。
この日は授業の合間の休み時間に小学校高学年くらいの児童が、幼児を抱きかかえて関わっている様子がありました。
それが自然な生活の中に存在している。

子どもの声

通っている子どもに話を聞きました。
私たちが「ゆめ」のようだと感じるのは彼らにとっても同じようです。
そして、この新しい校舎になってからカリキュラムが本格的に走り出したことも彼らは感じていました。
また、保育士が幼児と関わる姿を見て、関わり方や言葉がけのやり方に気づいたという声もありました。
このように、少し聞いただけでも彼らは環境の総てから学びとっていっているのだとわかります。


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