組織DXに、なぜ統合型プラットフォームとOfficeの連動が必要なのか Part4|あのファイルどこだっけ?問題
前回のまとめ:
機能特化型アプリは専門店、統合型プラットフォームはスーパーマーケット
統合型プラットフォームの中でも、Microsoft 365とGoogle Workspaceが特にオススメなのは、Officeアプリとの連携がシームレスだから
今回は、Officeアプリとのシームレスな連携とはどういうことなのか、
(Microsoft 365を例に挙げて)解説します。
では、いってみましょう!
この記事を読んでほしい人
管理職・チームのリーダー
自組織におけるICT/DX推進の担当者
仕事に追われて疲れ果てている人
※本記事では、Microsoft社のアプリケーションに言及するため、マイクロソフトの商標とブランド ガイドラインに準拠して製品名を記述しております。
※マイクロソフトの許諾を得て使用しています。https://www.microsoft.com/
※筆者の体験をもとにした記事であり、MicrosoftおよびGoogleの広告案件ではありません。
1. 「あのファイルどこだっけ?」問題
日々の業務の中で、こんなことありませんか?①
上司|●●のファイルって、どこにあったっけ?
部下|またですか~。▲▲フォルダの中の■■フォルダの中の★★ってファイル名ですよ。(いい加減、保存場所くらい覚えてくれよ…)
なんだか、ありそうですよね、こんなこと。
(ていうか、ある。何なら毎日のように起こる。)
皆さん、このエピソードを読んで、どちらに非があると思いますか?
………………
………………
………………
正解は、どちらも悪くない!…です。
単調なフォルダ構造
ファイルサーバーやOneDriveは単調なフォルダ構造です。
担当者以外は何がどこにあるのか記憶していないことが多く、
「あれどこにあったっけ?」が日常的に起こります。
ごく普通の外観で、それぞれのフォルダの下に、またフォルダがあったり、ファイルが格納されています。
フォルダ名に工夫して、何とか目立たせようと、歴代の担当者は試行錯誤してきたのではないでしょうか……(筆者含む)
※最近のMicrosoft OneDriveの機能として、「フォルダの色が変更できる」というものがあります。
さて、ここで問題です
先ほどのOneDriveのフォルダのどこかに、「アクションプラン」というファイルが格納されています。
それは、どこにあるでしょうか?
※読者の皆様、弊社の新入社員になった気持ちで、推測してみてください!
………………
………………
………………
ですよね~。
2. 悪いのは人ではなく、仕組みです。
「仕組みを憎んで、人を憎まず」
上記のエピソード、どちらも多くの人が経験されていると思います。
なぜか?
それは、私たちが
当該業務の担当者の場合は(上記の)部下に当たり、
担当者でない場合は、(上記の)上司に当たるからです。
つまり、立場が変わればお互い様。
何がお互い様なのか?
それは……
主観でフォルダ構成をするということです。
また出てきましたね。
人は主観から逃れられず、知らず知らずに業務の非効率を招いてしまうという、アレです。
そこで検討すべきなのは、仕組みです。
仕組みを工夫することで、何とかならないのか?
これを叶えるのが、そう…ポータルサイトなのです。
少し長くなりそうなので、続きは次回。
お楽しみに!
※感想や、扱ってほしいテーマなど、コメントいただけると嬉しいです!